兄妹げんかが続く毎日、「この環境で吃音は大丈夫?」と不安になるママはいませんか?実は、兄妹げんかと吃音の悪化には共通点があります。ストレスを減らし、安心できる関わりをすると、吃音も兄妹げんかもすーっとおさまりました。その方法をお伝えします。
兄妹げんかを見過ごすと悪化する幼児さんの吃音
兄妹げんかは、見ているママもつらいですが、実は子ども本人にとっても大きなストレスです。
「取られた」
「譲れない」
「分かってもらえない」
強い感情がぶつかり合うけんかは、幼児さんの脳にとって大きなストレスになります。

また、ストレスが吃音の悪化原因であることが知られています。
吃音をよくするには、ストレスを取り除いた、安心できる家庭環境が必要です。
兄妹げんかはよくある話ですが、見過ごさずにママが対応することで激減させることができます。
この記事では、兄妹げんかと息子の吃音を同時にすーっとおさめたママの関わりについてご紹介いたします。
兄妹げんかの仲裁でママ限界
私には5歳の息子と3歳の娘がいます。
兄は「自分のものは自分で使いたい!」
妹は「お兄ちゃんのもので遊びたい!」
どちらも悪くないのに、毎日のように衝突していました。
そんな様子をみて、私は
「仲良く遊んでほしいだけなのに…」
「仲裁に時間を取られ、家事が全然進まない…」
と、イライラが溜まっていました。

止めに入っては言い分を聞き、説得し、泣き声をなだめる、 気づけば私自身もストレスがたまっていました。
兄妹げんかが習慣になってしまった脳の仕組み
兄妹げんかのときの私の関わりは、必ず私が駆け寄り、話を聞き、なだめることでした。
つまり子どもたちにとって 「けんかするとママが来てくれる」 状態になっていたのです。
つまり、
けんか → ママが来る → 話を聞いてもらえる
という報酬になってしまっていました。
怒られていても、報酬になってしまい「またけんかしよう」と脳に間違った学習をさせていました。

その結果、
けんか
↓
ママのイライラ
↓
イライラ伝染
↓
子どものイライラ
↓
けんか・・・
という悪循環になり、吃音も悪化しやすい状態だったのです。
兄弟げんかと吃音が落ち着く関わり3ステップ
そこで私が取り入れたのが、 脳科学・心理学・教育学を基にした「発達科学コミュニケーション」の関わりです。
やったのは次の3ステップです。
仲良く遊んでいるときに実況中継
「貸してあげたんだね」
「一緒に遊んでいるね」
けんかをしていない“当たり前の時間”を言葉にしてを脳にインプットします。
認められた成功体験を積み重ねると、仲良く遊ぶ方法が脳に定着していきます。
遊び始めに5分だけママも一緒に遊ぶ
兄妹それぞれの好きな遊びに、最初の5分だけママも一緒に参加します。
「ちゃんと見てもらえた」という安心が、承認欲求を満たします。
承認欲求が満たされると、感情のコントロールが安定し、 喧嘩になりそうな場面でも一呼吸おけるようになります。
小さなお手伝いを頼む
・脱いだ服を洗濯かごへ入れる
・食器を運ぶ
「役に立てた」という経験は、貢献欲求が育ち、 相手を思いやる気持ちにつながります。
すると、兄妹への優しさも自然と育っていきます。
この関わりで、兄妹げんかはすーっと減っていき、私のイライラもなくなりました。
そして何より、息子の吃音が少しずつ落ち着いてきたのです。

もし兄妹げんかをしているなら、吃音をよくするチャンスかもしれません。
ママの関わりでけんかも吃音もおさまります。
ぜひ、参考にしてくださいね。
執筆者:華本あみ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

