英語は、一旦休んだ方がいいのかな。
習い事も、減らした方がいいのかな。
新しいことは、
吃音が落ち着くまで待った方がいいのかな。
わが子に吃音が出て
調べ始めると、
「早期教育を一旦休む」
「外国語教育を一旦休む」
「習い事はできれば減らす」
「子どもへの負荷を下げる」
そんな情報を目にします。
すると、それまで
子どものために良かれと思って
始めたことを、
今度は子どものために
やめた方がいいのかな、と
迷い始めるんですよね。
続けて吃音が増えたら、
私のせいかもしれない。
やめて、この子の好きや得意を
伸ばす機会を失わせても、
私のせいかもしれない。
どちらを選んでも、
子どもの未来を
間違えてしまう気がする。
この迷いは、
ママが優柔不断だから
ではありません。
吃音もよくしたい。
この子の「やってみたい」も
守りたい。
どちらも子どものためだから、
選べなくなるんです。

この葛藤、私にもありました。
私は娘に0歳から
英語のDVDを見せ、
英語で話しかけて、
バイリンガルに育てようとしていました。
ところが、娘に吃音が出た時、
私はそれを全部やめました。
言語聴覚士として
「まずは母国語を
育てた方がいい」
と学んでいたからです。
知識があった私にも、
英語を続けながら
吃音をよくする道は
見えていませんでした。
吃音をよくするなら、
何かを減らすしかない。
そう思っていたんです。
だから今、
私がお伝えしているのは
真逆です。
吃音をよくするために、
親子のやりたいことを
何一つ諦めなくていい。

これは、嫌がる子に
習い事や勉強を無理に
続けさせる話ではありません。
「吃音が増えるかもしれない」
という怖さだけに、
親子の未来を
決めさせなくていい、
ということです。
「やめるか、無理に続けるか」
の二択ではなく、
親子のコミュニケーションで
脳に安心と余力をつくり、
わが子の好き・得意という
伸びやすい入口から、
経験の仕方を組み替えていく。
何をやめるかではなく、
この子の脳を
どこから育てるかを見つける。
その道があります。
実際に、
日本語でも英語でも
毎日吃音が出ていた
5歳の女の子がいました。
ママは、吃音改善も英語も
諦めないと決め、
オンライン英会話を続けながら、
家庭での声かけと
経験の仕方を変えました。
すると、
毎日続いていた癇癪が減り、
吃音が出ない日も
少しずつ増えていきました。
日本への帰国と
小学校入学を経た今も、
英語と本人が選んだ習い事を
続けながら、
吃音の大きなぶり返しなく
成長を楽しむ親子になっています。
英語を続けたから
吃音がよくなった、
という話ではありません。
ママが、
「何をやめるか」ではなく、
「この子の脳を、どこから育てるか」
を見つけたことで、
吃音改善と、
子どもの得意を伸ばす経験を
どちらも手放さずに進めたのです。
どちらか一つを
選ぶ必要はありません。
「何をやめたらいい?」と
迷う子育てを終わらせ、
親子のやりたいことを叶えながら
吃音をよくする道を知りたいママを、
お待ちしています。

