どうにかしたい!兄弟喧嘩が絶えない吃音×発達凸凹キッズ

脳を育てる

 

子育てのご相談で


とても多いのが、


兄弟喧嘩


に関するお悩みです。



今日から数日、

「兄弟喧嘩シリーズ」を

お送りします^ ^

吃音のある子には

ストレスをかけず、

のびのび穏やかに過ごさせて

あげたいですよね。

そんな環境が整えば、

吃音はス〜っと穏やかに

なっていくから^ ^



ですが、現実は、

毎日、兄弟喧嘩が絶えず、

家のどこかで誰かが

ピリピリ・イライラしていて、

理想の環境作りから

遠のいてしまっている

なんてことがあるかもしれません。


そんな時、

 

ママたちが葛藤するのが、

喧嘩の仲裁をすると


「どっちの肩を持つの?」


でまた争いが起こってしまう


負のスパイラルです。



そもそも兄弟喧嘩って

なぜ起こるのでしょうか?



・ゲームの取り合い?


・場所の取り合い?


・どっちが1番か順番の取り合い?



実はこれらは単なるきっかけなんです。

 

根っこにあるのは、

 

親の愛の奪い合い!


 

心理学の世界では有名な

カイン・コンプレックス

をご存知の方もいらっしゃると

思います。


ここで簡単に復習しておきますね。

 

これは旧約聖書に出てくる

カインとアベルのお話から

きています。


二人はアダムとイブの子どもで、

人類最初の家族ですが、

兄のカインが弟のアベルに嫉妬し、

殺してしまうというお話です。


初めて聖書を読んだ時、

「聖書って何が言いたいの?」

と怖くなったことを覚えています。



アダムとイブは二人を平等に

愛したつもりですが、

何かした時に一人を褒めると、

褒められなかった方が嫉妬し

・自分をもっと見てほしい!

・自分をもっと褒めてほしい!

・自分を1番に愛してほしい!


という心理的葛藤が生まれる、

というお話です。




つまりは、兄弟は生まれながらにして

ライバルだということです。

 

他人だったらそれほど

憎むまでの感情は抱かないことでも

兄弟の間では強い嫉妬や怒りを

抱きやすいということです。



ホールケーキを切った時に

大きい方を誰が食べるか?

という争いは、

食べ物の争いではなく、

親の愛の奪い合いだと

言われています。

 

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・吃音のある子にばかり

 ママが気を遣っている、

 

・病気や身体障害のある家族ばかり

 ママがかまっている、


・僕は宿題やったのに、

 弟が絵を描いたらママが褒めた、



などのようなことがあると、

自分は二の次にされている

と感じて淋しさが募り、

嫉妬に変わります。



その結果、ちょっとのことで

喧嘩が勃発するようになります。

どんなに恵まれている子でも、

 

私が1番ママから愛されている!

 

と感じたいんです。

 

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そこを感じられないと

兄弟喧嘩は減りません。


平等に愛さなくていいんです!

一人一人特別に愛しましょう!


それってどうしたらいいの?

については、

 

また明日、お話しますね^ ^




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