吃音×発達凸凹キッズが
進んで宿題をするように
なるためにまずすることは、
ママが、
しっかり宿題をさせよう！
という価値観を捨てることです。
宿題をさせないと
学習に遅れがでて
本人が苦労するんじゃないか？
毎日、宿題をする習慣が
つけばなんとかなるんじゃないか？
そう思われている方が
いるとしたらそれは誤解です。
脳が「学習」する時の
メカニズムから考えると、
脳が最も効率よく学習する時は、
・わかった！
・楽しい！
・ワクワクする！
と感じながら学習している
時なのです。
時間よりも質！
が大事です。
たとえ毎日１〜２時間
勉強しようとも、
「つまんな〜い」
とグズグズしながらだったり、
「もうやだ〜！」
と癇癪を起こして泣きながら
していたとしたら、
残念ながら頑張った割に
学習が定着しない、
ということが起こり得ます。
ですので、宿題が楽しくなる仕組み
を作りましょう！
「宿題したらアイス食べよう！」
「宿題したら◯◯買いに行こう！」
「宿題したら公園に遊びに行こう！」
「宿題したらケーキ作ろう！」
と宿題が終わったあとに
楽しいご褒美を用意して、
「宿題をすると楽しいな〜」
とポジティブな記憶を作ります。
学童などで宿題をしてくる場合は、
宿題をチェックしたら
カレンダーなどに
スタンプやシールを貼って
「１週間頑張ったら
週末、海に行って遊ぼう！」
などのご褒美を用意しておきます。
または、その日の晩御飯が
お子さんの大好きなものなら、
「今日も宿題したから、
晩御飯は◯◯の好きな
唐揚げだよ！」
などご褒美感を出します。
ここまで読んで、
・ご褒美ってずっと続けなければ
いけないの？
・ご褒美がないとしなくなるのでは？
と心配される方もいますが、
ご褒美は、
宿題を自分で進んでするように
なるまでの一時的な戦略です。
人間の行動は、定着すると
ご褒美はなくてもするように
なります！
投資だと思ってください！
これから10年以上続く
勉強生活を楽しく過ごすために
子どもの記憶に、
「宿題するとなんだか楽しい」
「勉強するとなんだか嬉しい」
という感情の記憶を
刷り込んでおきたいんです。
ここで重要なのが
ただご褒美をあげるだけではなく、
言葉で褒める＝肯定すること
を必ずセットにしておくことです。
物や活動のご褒美と、
言葉のご褒美をセットで
与えられた脳は、
次第に言葉の方に反応するように
なっていきます。
人間の承認欲求って
すごく高い欲求なんです。
ママに肯定されるということは、
認められている
と感じることに直結します。
宿題を通じて、
承認欲求が満たされていくと
物欲がなくなっていきます。
私の娘は、はじめは
「めるちゃんのお風呂セット」
など高額なご褒美を
ふっかけてきて家計の危機！
という時期もありました^ ^；
ですが、今ではご褒美がなくても
「宿題やっちゃお〜！
今日の宿題も楽勝だよ！」
と言いながら自ら進んで
宿題をしています。
とは言え、
漢字を繰り返し書くドリルでは、
漢字の篇だけ20語いっきに書いて、
旁をあとから20語書く、
など意味不明なことをしています。
それって漢字の学習に
ならないんじゃない？
と思われるかもしれませんが、
本人が嫌がらずに
楽しくできればいいんです！
正しい！
よりも楽しい！
を小学生の時は優先してください。
とにかく勉強嫌いにさせない。
勉強が苦手だと思い込ませない。
宿題するのやだと思い込ませない。
学習の始めはそこが肝心です。
次回は、ご褒美をあげたくても
宿題を1人では終わらせることが
できません＞＜
という子の対策をお伝えします！
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