タイトルの通り、
嫌なら宿題なんて
しなくてもいい!
というお話を今日はしていきます。
結論から先にいうと、
人間の脳は一人一人違うので
その子に合った学習スタイルがある!
ということです。
学校の先生たちは、
ひらがなや漢字、
計算の速さは反復練習が1番!
とおっしゃられるかもしれません。
記憶のメカニズムから言っても
確かにそれは一理あります。
ですが、記憶!
ってとっても深いので
それだけではないんです。
例えば、漢字!
大人になって脳を損傷した方の
研究から、
言葉を司る左脳の中で
文字を司る領域があるのですが、
そこを損傷しても、
日本人は文字を読める人が多い
ということが研究からわかっています。
このことから日本人の文字の
脳処理についてたくさんの研究が
なされたのですが、
そこでわかったことは、
漢字は言語野と言われる左脳
だけではなく、
右脳でも後頭葉でも頭頂葉でも
脳のいろんなところで処理されていること、
そしてそれには個人差があること、
がわかったのです。
これは日本語の漢字の特性ゆえ
だと考えられています。
漢字には、
形が特徴的なもの、
音が特徴的なもの、
意味が特徴的なもの
と、その漢字によって特徴が異なり、
人によってどの特徴から
覚えていくかがまちまち
だということです。
その結果、脳のいろんなところで
記憶されることになり、
日本人は言語野を損傷しても
文字の理解が保たれることがある、
とされています。
つまり!
漢字は必ずしも
書いて反復練習して
覚えるだけではない!
ということです。
その人の脳のタイプによって
合った学習方法が必ずあります。
わかりやすいのが
我が家の娘です!
娘は同じ漢字を
何度も繰り返し書くことが
苦痛でしかありませんでした。
その上、「はらい」や「はね」も
きれいに書かないと書き直しを
させられるということが
どうにも耐えられなかったのです。
毎日、癇癪を起こしながら
宿題をする娘に、
「宿題は先生との約束!」
「書くだけなんだから
我慢してやりなさい!」
と昭和スタイルのしつけを
してしまったので、
すっかり宿題嫌いにさせて
しまいました。
知的好奇心の旺盛な娘が
すっかり学習意欲をなくした様子に、
はたと気づいたんです。
自分のした大きな過ちに。
脳を壊してまでやらなきゃ
いけないことってない!
そこで、先生に相談しました。
「宿題をさせることで
娘の好奇心や学習意欲が
なくなっています。
我が家は宿題はもうさせません!
彼女がまた勉強って楽しい!
となるまで、お許しください。」
と相談というよりも一方的に
宣言させていただきました。
それが小学校3年生の頃。
ちょうど発コミュを始めた頃です。
それから宿題の話題は一切出さず、
家では好きなことを好きなだけ
させました。
ですが、読める漢字は増えて
いきました。
彼女は科学や法律、歴史、方言
に興味があったので、
好きなテーマの動画を
制限なしで観ることができました。
図書館で借りてくる本も
マニアックな本ばかりでしたが、
好きな本は何度も読んでいました。
小学生では習わない漢字が
読めるのに、
小学生で習う漢字が読めない、
なんてギャップはありましたが、
「漢字の貯金」が一定数たまると、
脳の中で漢字の特徴といものを
理解し始めます。
そうなると書いたこともない漢字も
書けるようになっていきます。
彼女の場合の漢字の記憶の
メカニズムは、
トップダウン方式というわけです。
******
好きなテーマから文字に触れる
(好奇心に任せる)
↓
興味のある言葉を覚える
(意味から覚える)
↓
その言葉の漢字を知る
(読む)
↓
書けるようになる
(書く)
*******
そう!書くのは最後です。
学習の仕方って一つではありません!
さらに何年生の時に
何を覚えなければいけない!
ということもありません。
もしご自分のお子さんが
学校の勉強が合わないみたい、
と思ったら固定概念を捨てて、
お子さんにはどんな学習スタイルが
合うんだろう?
と観察してください。
答えはたいてい子どもの
「好きなもの」の中に隠れています。
どんなことが好きなのか、
じゃ、その好きなことから
派生させてどんなことなら
学習につなげられるか?
才能あふれるお子さんの脳を
発達させるママになりましょう!
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