吃音×発達凸凹キッズにくどくど説明したくなるママ必見!教えずに教える上手な質問力!

脳を育てる

みなさんは、

「話が長い!」

と言われたことはありますか?

子どもの脳は、

1つのことを言われてそれを理解し、

行動に移すまでに時間を必要とします。

脳の処理する速度は大人と子どもで

かなり差があるのですが、

それに気づかずにくどくどと

長く説明してしまうママがいます。

処理する時間も異なるし、

1度に処理できる情報量も異なります

脳が処理できる容量というものも、

人によって異なるのですが、

子どもはその容量がまだまだ少なく、

たくさんのことを言われると

ぜ〜んぶ抜けてしまう

ということもあります。

例えば、

こんなふうにお子さんに

言ってしまうことないですか?

「ランドセルはいつもここに置いて

って言ってるのに、

なんで置かないの?

玄関にあると、次入ってきた人の

邪魔になるし、

だれかお客さんが来た時に

みっともないでしょ!

そこに置くには、

置いてほしい理由があるの。

理由があるんだからやってよ。

あなたにとっては

どうでもいい理由かもしれないけど、

一緒に暮らす人の身になったら

どうでもよくないってことが

あるわけ。

お互い気持ちよく生活したいと

思ったら約束は守ろう!

約束ってそういうために

あるものだから。わかる?・・・」

くどいですね〜^ ^;

ランドセルを所定の位置に

片付けてほしいだけの話だった

はずなのに、

一緒に暮らす人の気持ちが入って

さらに約束の話題にまで

飛んでしまっています。

子どもの脳からすると

コロコロ話題が変わって処理が

追いつかず、容量オーバー

何も残らない、という悲しい結果に

なります。

「ランドセルを
ランドセル置き場に置こう」

という指示が通らない場合は、

毎日聞きすぎて、脳で処理されずに

聞き流されてしまっているという

こともあります。

だったら、

脳の違うところを使わせます。

中央実行系と言われる前頭葉

を使うように、

自分で考えさせる

ことをします。

「ランドセル今どこにある?」

「ランドセル置き場変えてみる?」

「おばあちゃんがランドセルに
つまづいたらどうしよう?」

質問を投げかけ、

本人に考えさせます。

今まで、重いランドセルは、

ただちにおろしたいだけの

興味のない存在だったものについて

考える機会を与えるということです。

少しずつランドセルについて

考える思考回路が育ってくると、

「あそこに置こうか」

と自分で自分に指示を出すように

なっていきます。

ママがくどくど長く説明するよりも

本人に考えさせる質問をして、

自分で自分に指示を出す回路を

つくった方が、

将来の生きる力になります。

ぜひ!教えずに教える!

チャレンジしてみてください^ ^

 

 

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