褒めても褒めを受け取らない吃音×発達凸凹キッズとの向き合い方

脳を育てる

 

 

一生懸命お子さんのよいところを

見つけて褒めているのに、

 

 

「〇〇君の方がすごいもん…」

 

「全然ダメだよ。できてないよ!」

 

「やめて!褒めないで!
 そんなことないもん!

 

と褒め言葉を素直に

受け入れない子いませんか?

 

私の長女は、はじめ褒めると

強く否定し、怒り出す子でした。

 

その原因を知ってショックを

受けたのは私でした。

 

褒め言葉を素直に

受け入れられない子は、

褒められ慣れていない子

だと知ったからです。

 

「え〜〜!いつも

褒めてるつもりなのに〜!」

 

そう。

「つもり」だったんです。

 

いつも最後までできたところでしか

褒めていなかったので、

 

もはや娘には褒められている

感覚がなくなっていたのでした。

 

最後までできないと

褒めてもらえない。

 

完璧にできないと

褒めてもらえない。

 

みんなと同じレベルじゃ

褒めてもらうに値しない。

 

みんなよりもよくできないと

褒めてもらうことはできない。

 

そんな価値観

出来上がっていたのでした。

 

歯を磨きを始めたところを

褒めても、

 

宿題をやり始めただけで

褒めても、

 

全然受け入れることが

できませんでした。

 

むしろ、ママどうしちゃったの?

という感じでした。

 

そんなこと褒めないでよ。

拒否して、

 

当たり前のことを

当たり前のようにすることの

すばらしさを受け入れることが

できませんでした。

 

そんな価値観ですから

妹にも厳しかったんです。

 

年齢差がある妹ですが、

そんなことはお構いなしでした。

 

お姉さんぶって

妹ができていないことを

指摘してよく妹を

怒らせて喧嘩をしていました。

 

私が妹を褒めても、

 

「そんなの〇〇ちゃんだって

 できるもん」

 

対抗意識丸出しでした。

 

 

そんな娘でしたが、

私がめげずに当たり前のことでも

できていること、していることを

笑顔で認め、肯定し続けたら、

 

4〜5日目ぐらいから様子が

変わってきました。

 

歯磨きを始めると、

 

「ママ、歯磨き始めたよ」

 

とニコニコ笑顔でやってくる

ようになったのです。

 

「本当だ!言われる前に

 歯磨き始めたね!」

 

と言われる前から

行動することが増え、

 

 

褒める前から「褒めて!」の

アピール

 

「ママ、もう〇〇してるよ。」

 

と申告してくるようになりました。

 

すると妹への接し方も

変わってきました。

 

「自分でご飯食べてるね!」

 

「あらあら、それは難しいね。

  ねぇねぇがやってあげるからね。」

 

と、妹がちょっとでも

自分でしていることがあったら

私よりも先に褒めてあげて、

 

妹の下手なところは

フォローしてくれるようになり、

いつの前にか喧嘩が減って

いきました。

 

 

当たり前のことを

当たり前にしていることって

すごい!

 

と、自分のことを

認められるようになったら、

 

他人のことも認められる

ようになりました。

 

もし、今褒め言葉を

素直に受け入れられない子が

いたら、

 

めげずにニコニコ笑顔で

褒め続けてあげてくださいね。



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