吃音歴の長さは関係ない!自分はどう生きたいか!強い想いを育てることが大事

お客様の声

 

以前からメールで

やりとりをしている

中学生の女の子から

嬉しい近況報告が届いたので

シェアさせてください!
(本人、掲載許可あり)

 

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こんばんは!お久しぶりです。

 

(吃音を)

忘れることを意識してたら、

友達と話す時には本当に

少しだけですが

スラスラ言えるように

なった気がします!

 

「あ、今言えた」

っていう瞬間が増えました。

 

でもやっぱり、

授業中に先生に当てられたり

したら緊張して

答えれない時もあるけど、

 

言えるようになってきているのは

事実だと思うので

時間がかかっても頑張りたいです!!

 

また、自分に自信がない人が

吃音になりやすいというのも

聞いたことがあるので、
(それは根拠がない)

 

授業中の発表や、

専門委員会なども

積極的に取り組んで

自分に自信を付けようと

中学一年生の頃から

心がけているのですが、

 

やっぱりみんなの前で

話すということに

なかなか慣れません…。

(吃音がなくても苦手な子の方が
 多いですよね)

 

今思えば、私は小3の頃まで

みんなの前で話すことが

大好きで自分でも明るい性格の子

だったと思うのですが、

 

小4になってからクラスが

自分に合わなくて

仲良い友達も居なくて

クラスに一人でポツンと

いるようになってしまいました。

 

その頃から吃音が出るようになったり、

発表するのがすごく苦手になりました。
(寂しさや不安は吃音を
助長することがあるからね)

 

なので周りの環境が関係してたり、

精神的にくることが多いのかな

って疑問に思ってます。
(うんうん、それはあると思う)

 

ですが、今のクラスに吃音症かな?

という子が数人居ます。

 

今までは、同じ吃音を持つ子が

あまり居なくて共感してくれる子が

居なかったので孤独感を

感じていましたが、

 

私と同じような子が居るんだ!

と思うことで、

少し勇気を貰ってます。

 

 

上手く喋れないことを

バカにしてきたり、

笑ってくるような子も居なくて

 喋れるまで待ってくれている子が

沢山いるので本当に感謝してます。

 

おざわ先生が沢山アドバイスや、

相談を聞いてくれるので

本当に心強いです。

ありがとうございます!

 

長文失礼しました。

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中学生で吃音に悩んでいる

ということでやりとりを

している子です。

 

独学で吃音について調べ、

かなり誤解も多く

はじめは「思い込み」を

とくことから会話が

スタートしました。

 

吃音の自覚があり、

常に「どもらないように!」と

意識して話す習慣があった子です。

 

 

どもって恥ずかしい、

という経験をどれだけ

忘れることが

できるかが鍵になります。

 

 

他人の目から見て

恥ずかしい経験はしているように

見えていなくても、

 

「どもることは恥ずかしい」

 

という価値観が芽生えたその日から

 

 

どもるたびに

本人は何度も「恥ずかしい」

という経験をします。

 

 

それを忘れるということは

とても難しいことなのですが、

 

どもらない時を

振り返ってもらい、

 

確かに「スラスラ話さなきゃ」

と意識していない時には

どもりにくいということを

理解するところから

少しずつどうしたらよいか紐解いて

もらいました。

 

その結果、

「吃音を忘れる!」に挑戦して

くれた彼女は

少しずつ変化を起こしています!

 

吃音のことを話すのは

恥ずかしい。

だから誰にも相談できない。

 

親はこんなに悩んでいることを

気づいていないと思う、

と語る10代の子たち。

 

誰かが彼らの悩みを聞いてあげて、

誤解を解いてあげて、

正しい方向に導いてあげられれば、

彼らはもっと生きやすくなる!

 

 

 

彼女には、

1番吃音を忘れている時って

どんな時だと思う?

という謎かけをして、

 

吃音のことはちょっと

横においといて、

好きなことや楽しいことを

思いっきりしてみてね!

と伝えています。

 

なぜなら

何かに夢中になっている時は

吃音のことなど気にして

いられないからです。

 

そんな時間が増えると

自然とどもりにくくなること、

彼女がもっとその成功体験を刻んで、

自分のやりたいことや夢に

まっすぐに進めるように

応援しています。

 

みなさんのお子さんにも、

どもることなんかより

自分のいいところ、得意なところ、

好きなことに注目して、

自分らしく生きて欲しいと思います。

 

 

そのために私たち大人が

どんな言葉をかけてあげるか。

そこが重要だと思います。



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