外ではいい子で
先生方の評判もいい^ ^
けれども、
家だと甘えん坊でわがままな
お子さんいませんか?
気が乗らないと
できることでもやりたがらず、
ママ任せになってしまう。
言ってもやらない。
出したものは出しっぱなし。
外と家とのギャップが大きくて
親として理解に困る!
というタイプのお子さんは
繊細さんタイプのお子さん
かもしれません。
このタイプのお子さんを
育てているママさんは、
周囲の人から悩みや苦労を
理解してもらいにくく、
ママが1人で孤独に悩んでいる
ことが多いので、
実は要注意なママなのです。
今日は、
そんな要注意ママの
逆転ストーリーを
お伝えします。
Fさんは小学3年生の
女の子ママです。
娘さんは幼児期から
吃音が出たり、出なかったりと
波があったのですが、
なるべく負荷をかけないようにと
Fさんが対応してくれていたので、
小学2年生の頃にはすっかり
落ち着いたそうです。
それが小学3年生に上がった頃から
再び吃音がぶり返してきました。
「変な喋り方になっちゃって
気になる」
と本人から打ち明けられ、
そこから学校へ行く頻度も
ガクッと減り、
お家で過ごす時間が長くなりました。
ママとしては、
なんとか学校に行ってほしい
という想いもあり、
放課後、
学校に行くサポートをしたり、
家で好きなことをさせて
リラックスさせてあげるなど、
できる限りのことをされていました。
それでも、
今回は吃音がよくなる気配がなく、
親子でずっと一緒に過ごすことへの
負担も大きくなり、
講座を受講する決意をされました。
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学校行きたくないと
泣き喚いていたころ
「行かせるべき」に捉われて、
説得や無理矢理連行しようと
格闘していました。
今は、
「行きたくないなら
行かなくても大丈夫」
と伝えられるようになりました。
何がどうなら行けるのか
ヒアリングして支援し、
行かないなら何をして過ごすのか、
など、脳の発達や生産性があることを
させることができるように
なりました。
既存の常識や子育て論に捉われず、
娘にとってはどうなのか、
私はどうしたいのか、
で選択、決断、検証が
出来るようになりました。
学校や義両親などの意見に
振り回されず、
「こう考えてこうしてます」
と伝えられるようになりました。
(娘が)枠にはまらない
不安からではなく、
娘がどんな未来でも生命力豊かに、
人生を謳歌してほしい
という希望で関われるように
なったことが嬉しいです。
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Fさん、ありがとうございます。
Fさんは自分の中にあった
たくさんの常識を変える挑戦を
してくださいました。
学校に行きたくない、
勉強したくない、
本人の意見を一旦受け入れてもらう
ことからスタートし、
できていること、
していることを小まめに肯定する、
ということをしていただきました。
はじめはかなり大変でした。
娘さんは生き生きし
始めましたが、
家の中でやりたい放題!
お料理をたくさん
してくれるのですが、
食材がどんどんなくなる!
キッチンは汚しっぱなしで
毎日後片付けが大変!
そこもグッと堪えて、
良い行動を肯定してもらいました。
否定的な注目を取り去って、
肯定的な注目を増やしていくと、
徐々に良い行動が増えて、
よくない行動が減ってくるからです。
Fさんの頑張りのおかげで、
吃音はまったくでなくなりました。
お料理もやりっぱなしではなく、
少しずつ自分でお片付けが
できるようになって
きているそうです。
小学校3年生ぐらいになると、
流暢に話す脳のネットワークは
だいぶ育ってきます。
ストレスなど負荷がかかると
吃音体質のお子さんは
吃音の症状が出てきますが、
そのストレスを
取り除いていてあげると、
吃音そのものは
落ち着いていきます。
まずはその時間を増やして、
流暢に話す脳のネットワークを
育ててあげることです!
Fさんは見事にその第一関門を
突破してくれました!!
頑張りましたね!
そして、ありがとうございます!
3年生というのは、
9歳の壁というように
子ども達にとって負荷が
かかる年齢です。
ここでのつまづきを
失敗体験に終わらせるのではなく、
成功体験にすり替えられるのは、
ママの声かけなんです。
吃音がぶり返して、
人と会うのがしんどい時は、
学校の先生の意見や世間体に
合わせることを優先するのではなく、
まずは子どもの心(脳)を
守ることを優先しましょう^ ^
一度、リセットします。
しっかり休憩させて、
想いをアウトプットさせると、
子どもたちは次に動き出したい!
という衝動が出てきます。
その状態で、まずは、
本人の好きなことから
脳を発達させていきます。
脳が発達して、
自分に自信がついてくると
また頑張れるようになっていきます。
Fさん、ここは焦りは禁物の時期です。
安心できるお家でたっぷり充電して、
自信を溜めればまた動き出しますから!
子どものチカラを誰よりも信じて
発コミュの声かけを続けて
いきましょう!