今日は、運動発達がゆっくりで
毎年、親子で憂鬱だった運動会を、
今年は
笑顔で乗り越えたOさん親子
をご紹介します!
年長さんの息子君は、
生まれた時から
運動発達がゆっくりで、
無事に保育園に入園しましたが、
毎日、転んで傷の絶えない
お子さんでした。
ママもつい
「危ない!」
「走らないで!」
と声をかけてしまうことが多く、
大事に育ててきたせいか
慎重なお子さん
に育ち、
できると思えないものには
取り掛からない傾向が
あるということでした。
そんな愛情深いOさんは、
講座を開始したところ、
すぐに成果を出されました。
とにかく甘えん坊で、
朝のお支度が進まない
息子君でしたが、
ママが肯定の10テクニックで
毎日肯定していると、
行動が速くなり、
出かける時間の前には
お支度が完了するようになり、
ママも息子君も笑顔が増え、
吃音が落ち着いてきました。
ところが、
Oさんのお仕事が忙しくなると、
イライラした表情を
見せてしまったり、
息子君に肯定の声かけをする
余裕がなくなってくる時期が
やってきました。
ご夫婦で吃音が悪化してきたね、
と話し合っていた時、
ご主人様から「顔色みてるね」
と言われたことで、
Oさんは、
「自分の影響力の大きさ」
を痛感して、
また対応を改められたのでした。
そこからまたほとんど
気にならない程度まで
吃音は回復したのですが、
運動会の練習が始まったのです。
・跳び箱
・ブリッジ
・竹馬
と、今時の保育園にしては珍しい
難易度の高い競技の練習を
毎日、することになり、
頑張って練習してもできない息子君は
登園しぶりをするように
なりました。
息子君の気持ちを聞きながら、
Oさんはこんな声かけを
しされたそうです。
『できなくても大丈夫だよ。
頑張って練習をしている姿を
みんな見ているよ。
〇〇(名前)なりに
やり切ることが大事なんだよ。
できることが
すごいんじゃないの、
諦めないで挑戦していることが
すごいんだよ!』
と言い、毎日抱きしめていたそうです。
そんなO君は変わっていきました!
「竹馬買って!」と
ママに頼んで自宅でも練習し、
幼稚園の中で竹馬に乗れない子は
O君だけになっても、
本番2日前まで頑張って練習し、
乗れるようになったのです!!!!
(感動〜〜〜〜T^T)
息子君は乗れた日の夜に、
『乗れるようになって
よかった~。
最後の1人やったんよね~』
とさらりと言ったそうです。
Oさんは、その状況を先生から
伺っていたので、息子君は
きっと不安な気持ちだったろうと
振り返っています。
けれども、そこを追求せずに、
O君のできていること、
していることを毎日、
丁寧に肯定して、
彼の自信の底ざさえを
してくれました。
人は頑張り続けるのが
難しいんです。
特に子どもの脳の発達レベルで言えば
かなり難しい。
けれども、
”自分ならできる!”
”きっと頑張ればできるようになる!”
と根拠ない自信があるかないかで
頑張り続けられるように
なるんです。
その自信はどこからくるか?
と言ったら、
毎日ママからかけられる
ポジティブな言葉からです。
Oさん、ありがとうございます。
ここでのポイントは、
Oさんが
できないことには注目せず、
できるところに注目することを
貫き通してくれたことです。
みなさん、想像してみてください。
我が子だけ1人、演目ができていない、
きっと今とても不安だろう、
ママになぜ相談しないのか、
話を聞いてあげよう、
と思ってしまいませんか?
普通のママなら、
「竹馬乗れないんだって?」
って聞いてしまうところを
Oさんは息子くんが話してくるまで
待つことにしたのです。
なぜなら、できていないことに
注目することで
彼がネガティブな記憶を
溜め込まないようにするためです。
それよりもポジティブな記憶を
どんどん積み重ねていって、
彼のやる気や意欲を持続させるように
接してくださいました!
Oさん、お見事です!
子どもの可能性を誰よりも信じる母を
まさに実行してくださいました!
できることが増え、
吃音も落ち着いてきていい流れが
できています。
引き続き発コミュ対応で
彼の自己効力感や自己学習力を
高めていってください!
こんな子どものやる気と意欲を育て、
吃音をよくする発コミュのメソッドを
お伝えする講座の募集を
そろそろスタートします。
どもらなくさせることはできます。
それを持続させるためには、
ポジティブな脳の記憶を
いかに積み重ねていくか。
その声かけを学び
実践してお子さんの脳の土台を
育てることで叶います!
本気でお子さんの未来を変えたい!
と思われる方はご準備くださいね^ ^