我が子がどもり始めた時、
誰もが願ったことは、
「自然と治ってほしい」
だったと思います。
娘は、1年間ほど
ずっと音の繰り返しと
引き伸ばしで、
言葉が詰まる難発が
出なかったので、
自然に治ることを
願って、信じて
様子を見ていました。
が、、、、、
第二子妊娠で、
重度のつわりと、
切迫流産のリスクで
私が母親としての役割を
果たせなくなったことで、
一気に症状が進行して、
一語一句どもる子になって
しまいました。
症状が軽いうち、
あるいは、
発症したての時は、
「自然によくなるかも
しれないから」
と淡い期待を持って待ちます。
それで、本当に
よくなる子もいるから
それ事態が悪いわけでは
ないのですが、
実際にはこんな親子が
私のところには
相談にこられます。
専門家の
「様子をみましょう」を
信じて何もしてこなかった
ことを後悔したSさんの
ストーリーです。
ーーーー
息子は、
3歳をすぎた頃に
吃音を発症しました。
3歳児検診で
「まだ小さいから
様子をみましょう」
と言われ5歳まで
様子をみました。
小学校入学前に
なんとかしたいと思って
発達センターに相談し、
言語聴覚士の先生に
みてもらいましたが、
そこでは、まったく
どもらなかったので、
2回目の「様子を見ましょう」
を言われました。
そこで、小学校に入学し、
ようやく吃音の
サポートが受けらると
ことばの教室に入りましたが、
初日に言われたことが、
「吃音は良くなる
ものじゃないから、
上手に付き合う方法を
ここで学んでいくよ」
ということでした。
親子でビックリしてしまい、
息子はもう行きたくない、
と1回行ったきりで
通えなくなってしまいました。
どもりながらも
明るかった息子が、
入学してから別人のように
元気がなくなり、
なんてことをしてしまったんだ、
と悔やんでも悔やみきれない
状態でした。
私がもっとしっかり
していれば、
様子なんてみないで
もっと調べていたら、
そんな思いで
ようやく吃音について
向き合い始めた時に
おざわ先生の
インスタグラムに
出会いました。
吃音は向き合わなくていい、
脳を発達させるんだよ!
という先生の言葉に、
向き合い始めたばかりの
当時の私は、
「え?どういうこと?」
と混乱しましたが、
この人にかけよう!
と希望の光も感じました。
個別相談の時、
私達、親子はここまで
吃音に向き合って
こなかったことを話すと、
それを先生は
「いいですね。
そのままいきましょう。」
と笑顔で言ってくださり
またビックリしました。
そこから講座を受講して、
吃音をよくするには、
脳を発達させること、
息子の強みを育て、
自信を育てて、
言葉を発達させること、
吃音なんて考えなくていい!
という先生の教えの通り
実践して、
息子の吃音は、
気がついたら
出なくなっていました。
本当に不思議なもので、
向きあおうとしない
私たちのやり方が正解
だったんだ!
とようやく自分を
肯定することができるように
なりました。
確かにその通りで
私は吃音の子を育ててるんじゃない。
息子という個人を育ててるんです。
息子の強みだけみてればいい。
息子のいいところだけ伸ばせばいい。
そうすれば、吃音も彼の
ウィークポイントも
自然と良くなっていく、
という子育てが
本当に叶うようになりました。
(中略)
ーーーーー
Sさん、ありがとうございます。
お子さんが吃音を
発症したらなるべく早く
対応を開始しましょう!
と私は言いますが、
吃音と向き合いましょう、
と言ったことは一度も
ありません。
むしろ、
講座が始まったら、
吃音なんて気にしなくていい!
これやってたら
必ずよくなるから
放っておいていいですよ!
と言っています。
ママが吃音への注目を
別のところに向けて、
脳を発達させてあげると、
気がついたら
自然によくなっています。
ここで言う
「自然によくなる」は、
自然といいながらも
ちょっと違うんです!
脳を発達させるんです!
いわば、
戦略的自然!
子どもの脳を
どもらないように
気にしながら話す脳に
育てますか?
それとも
考える力、
言葉で表現する力を育てて
どもろうがどもらまいが
自分の感情や考えを
表現できる脳を育てますか?
お母さんが、
どちらかをまずは選ぶんです。
人は思った通りに
行動するようになるので、
お母さんが先に決断することで、
お母さんの脳の使い方が変わり、
言葉が変わり、
対応が変わり、
子ども達の脳が変わって
未来が変わっていきます。
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