吃音×発達凸凹キッズのどもりを様子をみていてよくならなかった場合何をするか

脳を育てる

吃音について専門家に
相談した時、

「様子をみましょう。
小学校に上がる頃までに
よくならなかったら
また相談に来て。」

と言われた方はいませんか?

地域によって差が
ありますが、

その小学生になる前に
相談にいった場合の
大まかな流れは
この3つのパターンです。

【パターン1】
言語聴覚士を紹介され、
言語訓練が始まる。

内容は様々。
ゆっくり話す練習をする先生や、
練習などは一切なく、

一緒に遊びながら
言葉の発達、
吃音の症状の変化を
一緒にみていき、

お母さんに現状の理解や
基本の対応
(ゆっくり話す、
最後まで話を聞くなど)
を教えてくれる。

【パターン2】
小学校にある
通級教室の一つ
「ことばの教室」を
紹介される。

それまでは引き続き
「様子を見ましょう」
となる。

【パターン3】
言語聴覚士が
個人で行なっている
クリニックなどに紹介される。

そこで何をするか、
役所もあまり把握していない
ことが多いです。

このように、
小学校就学前に相談に
行っても、

正直、心もとない
状況は変わりません。

そして、そこで必ず
聞かされるのが、

「吃音は治るという
ものではないので、
吃音をどう向き合っていくか
そこを一緒に
やっていきましょう」

というものです。

つまり、
日本では吃音を
よくするために
積極的に治療する
介入がほとんどないに
等しいのが現状です。

専門家を紹介されても
月1〜2回、
たった40~50分しか
みてもらえなくて
変化がみられない。

ことばの教室の教室は、
クラスの授業を抜け出して
仕事も休んで送迎しているのに、
効果を感じられない。

「様子をみましょう」
っていったいなんだったんだ?
と思いますよね。

私は、この
「様子をみましょう」
が個人的に嫌いです。

悩みや問題をただ
先延ばしにされているようで、
モヤモヤした気持ちになり、
子どもへの対応にも
影響が出るからです。

子どもたちの脳は
常に発達し続けています。

五感で感じたこと、
両親や先生から
かけえられた言葉で
脳にネットワークが
つくられていっています。

ネガティブな脳の
ネットワークが
作られた子は
ネガティブ思考になるし、

ポジティブな脳の
ネットワークが
作られた子は
ポジティブ思考に
なっていくし、

「どもる」という体験を
ただ様子をみて放っておくって

いつ、なん時、その子が、
「この話し方やだな」
と感じてしまったら、

それ以後、
自分の話し方がずっと気になる
脳のネットワークを育て続け、

吃音から離れられなく
なっていってしまうんです。

だから、私は、
吃音が自然に
よくなるかどうか
賭けに出るのではなく、

確実によくなるように、
吃音に負けない
強い脳に育てる対応を
1日も早くスタートすることを
お勧めします。

もし、すでに大きくなって
吃音への意識がある子
だとしたら、

1日も早く、
脳の使い方を変える関わり
スタートすることを
お勧めします。

吃音や発達の特性は
持って生まれた特性なので
変えることはできませんが、

脳の使い方は
どんなネットワークを
育てるかで変えられるんです。

なぜなら、
脳には「学習する」という
成長のメカニズム
あるからです。

脳は、
酸素と栄養と
コミュニケーションで
毎日ネットワークを
作り続けています。

死ぬまでずっとです。

それをうまく活用
しませんか?

特に、
子どもの頃の脳の
成長率は生涯の中で
1番目覚ましい変化を
みせます。

この時期を活用して、
我が子の吃音を
よくするだけじゃなく、

やりたいことを実現できる
強い子に育てたい!
という方は、

一緒に学んで脳育て
していきましょう!

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