外出先で走り出す吃音×発達凸凹キッズの悩みを撃退!

脳を育てる

 

外出先でお子さんが

走り出してしまって、

 

「危ないでしょ!
 走っちゃダメ!」

 

と言ってしまう場面

ありませんか?

 

 

人ってあまのじゃくなので、

「〜〜しちゃダメ!」

と言われれば言われるほど

やりたくなってきませんか?

 

子どもたちもそうです。

ちょっと広い場所に出ると

ついワクワクして走りたく

なってしまう子がいます。

 

我が家の娘たちは二人とも

外出先で手をつないで

私のそばを歩いてくれる子

ではありませんでした。

 

手を振り払って

サ〜っと走り出して

しまう子でした。

 

買い物に行っても

常に目が離せず、

商品をゆっくり眺めたり、

吟味したりする余裕はなし!

 

目的のものを手にしたら

すぐお会計して帰るしかない

という状態でした。

 

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ここ数日、

このようなお子さんに関して

 

「子どもが駐車場で

走り出します。

こういう時はなんと言えば

いいですか?」

 

のような

ご相談が重なったので、

改めてここでどうしたらいいのか

ご紹介しますね。

 

走り出してから

なんとかしようとすると

ちょっと難しいんです。

 

子どもの前頭葉というところが

「わ〜い!広〜い!

 走りた〜い!走ろ〜!」

と指令を出しているものを

落ち着かせるのって意外と大変!

 

 

前頭葉がそんな指示を出す前に

抑制機能を働かせちゃう!

というのが得策です。

 

 

自転車や車から降りる前に

 

「駐車場は車が走って

危ないところだから

走るのではなく・・・???」

 

と子どもに考えさせて

「歩く〜!」

と言わせます。

 

これは前頭葉が

「歩け!」

自分自身に指示を出したことに

なるので、

「走ってはいけません」

という抑制機能が働きやすく

なるからです。

 

 

「歩くんだよ〜」と予告したら

歩いてくれるのか?

 

いえいえ、

このタイプの子はそう簡単には

いきません。

 

発達凸凹がある子の場合、

広いところに出ただけで、

走りたくなる衝動が湧いてきたり

 

目に入ったものに

引き寄せられやすいので、

5秒前に「歩く!」と言った

自分のことをいとも簡単に

忘れます。

 

ですので、車から降りて

2〜3歩歩いたところで、

 

「ママのそば歩いてるね。

ありがとう。

これだとママ安心だよ。」

 

歩いていることを肯定します。

 

すると、子どもも

走るのではなく、

ママのそばを歩いた方が

ママが喜んでくれる!

 

 

と体感できるので、

その後も走り出そうという衝動が

抑えられやすくなってきます。

 

なぜなら

走りたい!という衝動よりも

笑顔のママと一緒にいたい!

という衝動が起きるから。

 

また10歩ほど歩いたところで、

 

「お隣歩けてるね。いいね。」

 

と笑顔で肯定します。

うっかり忘れてしまう子の

記憶を保つお手伝いをして

あげましょう。

 

 

また少し歩いたら

 

「一緒に歩くと楽しいね」

 

などチョコチョコ

 

離れずそばを歩いていること

 

を肯定し続けます。

 

次第に、お子さんの脳に

「お外の時にはこれぐらいの

距離でママと一緒に歩くのがいい」

と体感的に記憶されていきます。

 

そうなればごちゃごちゃ言わなくても

隣を歩く子になってくれます!

お悩みの方は、お子さんを信じて

ぜひ、やってみてくださいね。



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