吃音×発達凸凹キッズに絶対身につけておいてほしい力

吃音

 

吃音体質の子たちに

どうしても身につけてほしい力

あります。

 

それは何か?というと

自分が苦手と思うことを

卑屈にならずに受け入れる力です。

 

つまり、世間で言う

自己肯定感

ですね。

 

自己肯定感って

自分はイケてる!

ってポジティブに捉えること

ではなく、

 

自分の苦手な面も

過去の失敗も受け入れて

まるっと自分を肯定する力のことです。

 

そもそもどもることって

何も悪いことではありません。

 

それでも聴いている人が

「あれれ?どうしたのかな?」

と気にしてしまうと、

 

それが態度や表情に出るので、

どもる本人が、

 

「自分は話すのが苦手なんだ」

と思うようになります。

 

聴いている人も悪くない、

どもる本人も悪くない。

 

ただただ、なんとなく

気になるのが吃音というもの

だからです。

 

 

メガネができた時、

メガネをつけている人を

もの珍しくみていた時代が

あったはずです。

 

 

補聴器が開発されて

補聴器をつけている人を

珍しくみた時代があったはずです。

 

 

視力が悪い人も

聴力が悪い人も

それを受け入れ、

代償する道具を手に入れた。

 

吃音は代償する道具がないので、

まずは本人が受け入れられるように

なることが大事になります。

 

だから、私は世の中の人が

みんな吃音というものが

どういうものか知って、

 

 

どもっている人がいても

 

「あの人吃音なんだ」

とサラリと受け入れてくれる世界


創りたいと思っています。

 

 

どもる本人が気楽にどもれる

ようになるように、、、

 

 

ですが・・・・

 

 

話はそう簡単じゃないですよね。

 

人って自分と人の違いに

気づいた時に

「私って?」

と自分に疑問をもつものです。

 

それが強くなるのが

ちょうど思春期頃ですね。

 

・隣の子よりも太っている、

・髪の毛に癖がある、

・足の形が悪い

・目が小さい/大きい、

・背が大きい/小さい、

 

などなど違いに気づいて

マイナスに捉えてしまうことが

あります。

 

 

誰も吃音について指摘していなくても、

本人がどもるのやだな、

と感じた時、

 

「きっとみんなも

 変に思っている」

 

と思い込んでしまう場合が

あります。

 

実際に大人の吃音者の方に、

1日何回自分を責めたか

数えてもらうと、

 

1日に100回を超える数、

どもった自分を責めたり、

どもりそうになった自分を

責めている記録があります。

 

他人は一度も責めていないのに。

だから、

 

 

今、我が子が小さくて

吃音をそれほど気にして

いないからいい、

というのではなく、

 

この子が吃音や

自分の苦手なところに気づいた時に

 

ネガティブに捉えるのではなく、

そんな自分も受け入れられるように

どんな言葉をかけておくか

考えてほしいんです。

 

 

毎日、否定的な言葉を

かけられている子は、

 

「怒られないように」

「ダメ出しされないように」

 

という他人軸で自分の行動を

決めるようになります。

 

 

毎日、肯定的な言葉を

かけられている子は、

 

「私ってこんなことができるんだ!

これをしたらもっとよくなりそう!」

 

自分の理想の未来像に向かって

行動できるようになります。

 

 

片付けができない、

宿題をすぐしない、

お風呂に入りたがらない、

歯磨きをしたがらない、

 

 

そんなお子さんにどんな言葉を

かけるかでお子さんたちの

自己肯定感は変わっていきます。

 

ぜひ、普段使っている言葉から

考え直してみてくださいね^ ^

 

それをどうしたらいいか

わからないという方は

講座で具体的な言葉かけを

お伝えしています。

 

 

ご相談くださいね^ ^



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