反抗期の娘が母親にだけ当たるのはなぜ?思春期女子の心理と上手に付き合いイライラしなくなるコツ!

小学校高学年や中学生の女の子が母親にだけ反抗する…そんな悩みを抱えていませんか?実はこれは「母親だからこそ安心して感情(気持ち)を出せる」サインでもあります!この記事では、反抗期の娘の心理と、イライラを悪化させない上手な接し方のポイントをお伝えします。

1.思春期女子の反抗期に疲れていませんか?

小学校中学年〜中高生の女の子の反抗期に悩んでいませんか?

思春期に入り、心も体も大変なのはわかるけど…

毎日母親への暴言や悪態の数々が気になって仕方ない。
気になるどころか、お母さんまでイライラ!

お互いにイライラして、売り言葉に買い言葉で口喧嘩が絶えない毎日。

「もういいかげんにして!」
「どうして母親の私にばかり当たってくるの⁉」

と逃げ出したくても逃げられない母と娘の関係に疲れてしまいますよね…

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思春期の女の子の反抗期は、時期が過ぎればなくなりまた仲良し親子に戻れるとよく聞きますが、できることなら早く通過してしまいたいですよね。

今回は、たった1つの心がけで娘の反抗期の態度が優しくなったお母さんの考え方をお伝えします!


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2.親子喧嘩が勃発した我が家の体験談

我が家の娘は、小学3年生頃から反抗期っぽい発言が増え始めました。

毎日のように母親の私の言動にいちいち文句を言ってくるのです…

・ごはんのメニューへの文句
・私の容姿を小馬鹿にする言葉
・私が言った言葉の揚げ足とり

などなど。

「その服いけてない!ダッサー!」
「このご飯食べたくなーい!」
「なんでこんなこともできないの?」
「時間ないのになんでやっておいてくれなかったのー!」
「頭おかしいんじゃないの?」

と、否定的な言葉のオンパレード。

これまで生きてきて、こんなに暴言を吐かれたことなんてない…という程でした。

その頃から親子のコミュニケーション(発達科学コミュニケーション:以下発コミュ)を学んでいたので、そんな暴言を言われても喧嘩にならないように反抗してくる娘に取り合わないようにしていました。

子どもの良くない行動に目を向けない。これをスルーと言います。良くない行動に応答してしまうと、子どもの良くない行動はなくならないと、脳科学で学びました。

ですが、娘の暴言をスルーすると、

「あー、無視するんだー?」
「子どもの言うこと聞いてくれないんだー。」
「ひどい親だわー。」

と言ってくるではありませんか。

そんな言葉にまんまと引っかかり、

「ちょっとその言葉遣いはよろしくないんじゃないの?」
「それはお母さんのせいにすることじゃないんじゃないんじゃない?」

等と、ついつい反応してしまうとどんどん娘の反抗はヒートアップ!私もだんだんイライラしてしまい、ついに親子喧嘩勃発!

“ああ言えばこう言う”やりとりがひたすら続き疲労困憊…

そんなことが起こる日が増えていきました。

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3.なぜ娘は母親にだけ反抗するの?その心理を解説

思春期に突入し始めた女の子は、今までお父さんお母さんに守られていた環境から卒業する準備を始めていきます。

自分と友達の違い、自分と親の違いに気づいて、自分の考えを確立し自立していくのです。

そうすると、自分が良いと思っていることと、お母さんが良いと思っていることが異なる場面が出現してきます。

しかも、女の子とお母さんは同性同士。興味の対象が共通するところが多いです。

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小さな頃は「お母さんかわいいね!」と言ってくれた女の子達は、成長し、今度はお母さんを越えようとしていくのです。だから「自分の方が優れてる」と自信がついてくるとお母さんの欠点が気になり始めます。

それが反抗的な言葉となって現れているのです。

繊細な性格であったり、学校でストレスを貯めやすい子であったりすると、日々のストレスも重なり余計に荒れてくることもあります。

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けれど、お母さんも女性として娘よりも長く生きていて、母として、女としてのプライドもあります。

子どもに否定的な言葉を言われると、

「なに⁉」と、ムカッときたり、
「生意気な!」と、イラッときたりするのは当然です。

でも、お互い戦闘モードに入ってしまっては反抗期は加速するばかり。

ここは、お母さんが一旦冷静になれる対策をすることをおすすめします!

結論:思春期の娘は、最も信頼できる相手=母親にだけ本音をぶつけやすいのです。


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4.ママのイライラをおさえて子どもが穏やかになる対応!

娘との関係に疲れ果てたお母さんに注意してほしいことをお伝えします!

◆絡んできても応答しない(スルーする)

子どもがイライラして嫌なことを言ってきたら、気づかないふりをして「スルー」しましょう。

子どもの言動に言い返すなど、反応してしまうと、子どもの脳は「お母さんが反応してきた、もっと絡んでやろう!」と勘違いしてしまうのです。

◆『落ち着いて話したいからクールダウンしようね!』

年齢が小さい子なら、気付かないフリができるものの、思春期の子どもだと「わざと気づかないフリをしてるでしょ!」とバレてしまい、うまくスルーできないということもあると思います。

そんなときは、こんな方法を試してみてください。

それは、あらかじめスルーすることをお知らせしておくことです。

『怒りの感情って少しほおっておくとおさまるんだって!』
『〇〇ちゃんとは落ち着いて話したいから怒ってるときはお互いクールダウンしよう』
『イライラして喧嘩になるのは良くないからお母さんは30分別の部屋に行くね』
『いや〜ストレスたまるとイライラすることもあるよね〜落ち着いたら教えてねー』

と『スルーします宣言』をしてお母さんはゆっくりお茶でも飲む、無理ならトイレに籠る、等してみましょう。

最初は、「なんで無視するの!?」となるかもしれませんが、何度も繰り返すことで子どもも落ち着く時間が必要なんだとわかっていきます。

クールダウンできたときは、

「落ち着いて話せて嬉しいな!」
「イライラ落ち着いたね!」

と認めてあげる声掛けをしてくださいね!

思春期で学校にストレスを感じやすい女の子たちが素直にお母さんとコミュニケーションをとってくれるようになるためには、お母さんも穏やかになること!

私の反応が変わると、娘の態度も少しずつ優しくなりました。そして、それまでとは逆に、母を気遣う言動が増えていったのです。

「疲れたんじゃない?ご飯は私作るよ!」
「ご飯、おいしい!」
「いつもありがとう」

こんな言葉を言ってくれるようになりました!今、中学1年生ですが、すっかり暴言はなくなっています。我が家の体験が参考になれば嬉しいです!

結論:母親が穏やかでいることが、娘の安定した心を育てます。

5.まとめ:母親が変われば、娘の反抗期は必ずやわらぐ

娘が母親にだけ反抗するのは、「本音を出せる相手が母親だから」。

ママが感情的にならず子どもが落ち着く対応をどっしりとした気持ちでできると、娘の反抗期は短く、仲良し親子に戻れます!

脳のしくみを知って子育ての関わり方を実践すると、反抗期は「成長の証」として受け止められるようになります! 焦らず、信頼関係を育てていきましょうね。

執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)

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