【特集】人前で不安の強い不登校Kidsが勇気を出して学校へ行けるようになった!ママのサポート5選
HSC(敏感なタイプ)ママ・家族の悩み

「どっちでもいい」が口癖の子どもの本音は?空気を読みすぎる子が“自分で決められる”ようになる関わり方

「どっちでもいい」が口癖の子どもには理由があります。繊細・敏感な子ほど空気を読みすぎて、自分の気持ちを後回しにしてしまうのです。子どもが本音を話し、「こっちがいい!」と自分で決められるようになるママの関わり方をお伝えします!

1.「どっちでもいい」と答えてしまう子ども…本音がわからず困っていませんか?

「何食べたい?」
「どこ行きたい?」
「どうしたい?」

そう聞いても、
「どっちでもいい」「なんでもいい」
と答えることが増えていませんか?

私が自分の息子や生徒さんのお子さんのコンディション
を把握するときに
必ず確認する言葉があります。

それが「どっちでもいい」が口癖になっていないかどうか、です。

この言葉が増えているお子さんは、自信が育ちにくく
そのままの状態がつづくと発達もスローになりやすいからです。

特に学校生活では進級進学のシーズンやゴールデンウィーク明けなど、
新しい教室、新しい先生、新しいクラスメート…

子どもを取り巻く環境は、緊張感でいっぱいになります。

「どっちてもいい」が増えているとき、
実は“自分の気持ちより周りを優先するクセ”が強くなっているサインかもしれません。

「学校が怖い、先生が怖い」
「みんなに見られて嫌だ…」は
わがままではありませんでした。

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2.「どっちでもいい」は本音じゃない?自分で決められない本当の理由

繊細・敏感キッズは
どうして「どっちでもいい」と言うと思いますか?

繊細・敏感キッズはいつもこんな考え方をしているんです。

・周りの人はどう思っているんだろう?
・何と答えれば喜んでもらえるかな?
・こんなことを言ったら相手に嫌がられないかな??

いつも自分の意見ではなく、

正解はなにか…
相手はどう思うか…を
優先してしまいがちです。

繊細・敏感キッズは、
「嫌だ」「怖い」「不安」といった
“不快な刺激”を強く受け取りやすい特性があります。

相手の表情や声色、空気の変化に敏感だからこそ、
「嫌われたくない」
「間違えたくない」
という気持ちが先に働いてしまいます。

だから、相手がイヤそうなリアクションをしていたらそれにすぐ反応してしまい、
自分の意見よりも人の意見を優先してしまうのです。

✔集団で疲れやすい
✔空気を読みすぎてヘトヘトになる
✔自分の意見を言えなくなる

その背景には、こうした脳の働きがあります。

つまり、「どっちでもいい」は、
自分の気持ちがないのではなく、

“自分の気持ちを後回しにするクセ”が積み重なっている状態なのです。

3.ママを優先して「どっちでもいい」と答えてしまう子どもの本音

先日、発達科学コミュニケーションNicotto project講座生のみしまさんからうかがったエピソードがあります。

お子さんはHSC(Highly Sensitive Childひといちばい敏感な子)くん。

みしまさんが授業参観を見に行った感想を「楽しそうだったね」と伝えたところ、
お子さんから返ってきたのは、

「ママが喜ぶからそうしていただけだよ」という言葉だったそうです。

その言葉を聞いたとき、
「楽しそうに見えていたのは、私がそう見たかっただけだったんだ」
とハッとした、と話してくれました。

自分が楽しいかどうかではなくママが喜んでくれるかどうか…

このように繊細・敏感キッズは知らず知らずのうちに
“自分の気持ち”より“周りがどう感じるか”
を優先してしまうことがあります。

だから「どっちでもいい」は
本当に“どっちでもいい”わけではなく、

「自分の気持ちを出して嫌われたくない」
「相手を困らせたくない」
という気持ちの表れなのかもしれません。

ママも気づかずに、「大丈夫そう」
と勘違いしてしまうのもムリはありません。

このまま自分の気持ちに蓋をして、周りの気持ちを優先し続けていると

「自分がどうしたいのかわからない」
状態になってしまうこともあります。

次に今からでもできる、
子どもが自分の気持ちを安心して表現できるようになる関わり方をお伝えします。

子どもが変わったのは
“安心して関われるようになった”からでした


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4.「どっちでもいい」から「こっちがいい!」に変わるママの関わり方

ではこんふうに空気を読みすぎてしまい、自分の気持ちを表現できなくなっている子
にはどう関わってあげたらいいでしょうか?

子どもには子どもらしく、
「自分はこうしたい!」「これが好き!」
を安心して言えるようになってほしいですよね。

そのためのファーストステップとして、

①ママが楽しそうにする
②小さな決断をたくさんさせてあげる

この2つからスタートしてみてください。

◆1.ママが楽しそうにする

特に大切にしたいのは言葉よりもママから伝わる非言語のメッセージです。

・怖い顔をしている
・いつも眉間にシワが寄っている
・ため息をついている
・イライラしている

空気を敏感に読む子はこうした「不快」のサインをすぐにキャッチしています。

だからこそ、一番身近なママが楽しそうに過ごしていることで
「今は安心していいんだ」
「嫌な空気じゃないんだ」
と感じやすくなります。

安心できる時間が増えることで、子どもは少しずつ自分の意見を言いやすくなります。

繊細な子のママにはぜったいと言ってもいいほど早めに整えてあげたいことの1つです。

◆2.小さな決断をたくさんさせてあげる

「なんでもいい…」と言う子には、
「どうしたい?」と聞くよりも選択肢を用意して選ばせてあげることがおすすめです。

自分で決めることに慣れていない子にとって、
最初から大きな決断をすることはストレスになります。

だからこそ、お子さんに合わせて簡単なことから始めてみてください。

例えば、
「今日の晩ご飯ハンバーグと豚の生姜焼きどっちがいい?」とか、
歯ブラシを買いに行って、色を選ばせてあげるなど。

そんな、ささいなことからでOKです。

大切なのは、お子さんに「こっちがいいと言っても大丈夫なんだ」
という安心感自信を持たせてあげること。

そのとき、どっちを選んだとしても「OK!それにしよう!」
無条件に受け止めてあげましょう。

ここで、大人の「こっちを選んでほしいな」が少しでも伝わってしまうと
繊細・敏感キッズは自分の意見を引っ込めてしまいます。

大切なのは“正しい答え”を選ばせることではありません。

「自分で選んで受け入れてもらえた」という経験を積み重ねることです。

まずはおうちの中で、お子さんが空気を読みすぎず
安心して過ごせる、楽しい雰囲気づくりから始めてみてくださいね!

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執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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