お母さんが喋るだけで発達障害の子どもの脳の発達を加速させる方法!

発達障害のお子さんの脳が元気に動き出すコミュニケーション知りたくないですか?親子の会話の持つパワーはママが想像している以上に、発達に影響を与えます。発達科学コミュニケーションが親子の会話にこだわった本当の理由をお伝えします。

1.親子のコミュニケーションで発達障害の子どもの脳の発達が加速するのはなぜ?

親子のコミュニケーションが脳を育てる理由を知っていますか?シンプルなコミュニケーションで子どもの発達が加速します。それはなぜかわかりますか?

発達科学コミュニケーションは、コミュニケーション=親子の会話にこだわっています!

「発達科学コミュニケーション」って何だろうって思いましたか?

発達科学コミュニケーションとは、お母さんが一言喋るだけで子どもの脳の発達を加速させるコミュニケーション術です。

子どもの脳を発達させるために必要なのは『脳科学に基づいた正しいコミュニケーション』です。

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なぜコミュニケーションなのかを知っていただくために、まず脳の仕組みを簡単にお話ししますね。

2.カギになるのは「聞く」チカラ

脳はインプットの役割とアウトプットの役割が上手につながると成長しやすいです。

インプットとは?

見たり、聞いたり、触ったり、動いたり(活動が刺激となる)しながら脳に情報を届けます!

アウトプットとは?

インプットされた情報をもとに考えたり、覚えたり、伝えたり、判断したりする役割です。

インプットされる情報が少なければ「考える材料がない」「伝える材料がない」という状態に陥りやすいです。

だから、見る・聞く・触る・動くなどのインプット(つまり体験)をたくさん積ませてあげたいのです!

その中でも、実はカギになるのが「聞く」チカラ

「聞く」ことを司る脳は実は他の役割の脳ととっても仲良し

「聞く」が育つと、連動して「覚える」「伝える」「考える」などの脳も成長しやすいので、聞く=親子の会話を大切にしたいのです!

お母さんの声が脳に届く状態を作ってあげるということは、聞く→内容を理解する→行動する・話すという脳のルートが鍛えられて、脳全体を偏りなくバランスよく使えるようになっていくということなのです。

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モノゴトをやりとげるためには「意志」「計画を立てる」「継続や切り替え」「振り返り改善するチカラ」こんな要素がからみあっているのですが、それを1つずつ育てようと思ったら、難しすぎる!面倒すぎる!使いこなすのが大変!になってしまいますよね?

難しかったらママがお家で我が子の発達サポートをするなんて大変すぎます!

あれもやって、これもやって、とただでさえ大変な凸凹子育てもっと大変になってしまうなんて本末転倒。

だけど、脳の仕組みがわかってしまえばやることはとってもシンプルになります。

だから、発コミュは脳科学にもとづくサポート方法を、親子のコミュニケーションという形に変えてママたちにお届けしているのです。

根拠のあるものをシンプルにやって成長を引き出す。ママもラクにできる。子どもたちも負担なくできる。そんな方法にしたかったのです。

次にどのようにすればいいのかお話ししたいと思います。

3.聞く力が育つ2つのポイント

お子さんはママの声かけにスムーズに反応できますか?聞く力は育っていますか?

ここが上手くいっていないのであれば、この2つのポイントを今日から改善しましょう。

①怒っている量>肯定している量 この図式になっているなら要注意!

怒られてばかりいる脳はネガティブに反応しがちで声が届きにくいです。つまり脳が育ちにくいのですね。

いつも怒られていたり、注意されてばかりいると、発達障害の子どもの自己肯定感は下がりっぱなしです。

素直に大人の指示に耳を傾けるどころではありません。

だから、お母さんの指示を「受け取りやすい」脳の環境をつくるために普段の肯定の量を増やしておきましょう

まずは、お子さんの出来ていることに注目して、そのまま口に出すことから始めてみてください。

例えば、

「自分で起きれたね」
「お風呂入ったんだね」
「歯磨きしてるんだね」
「着替えできたね」

など、お母さんからしたら当たり前!と思うことを、どんどん口に出して伝えましょう。これだけで肯定になります。

②苦手なことばかりやらせるコミュニケーションからは卒業!

お子さんが、苦手なこと嫌いなことばかり「やりなさい」と指示や命令をしても、苦手なことからは行動が起きにくいです。

インプットとアウトプットを上手につなぐから発達しやすくなるので、アウトプットが詰まらないように、スムーズにしてあげることが大切です!

だから子どもが「やってもいいぜ!」と思えることからスモールステップ行動を増やしてあげる声かけができると、脳が育ちやすいですよ!

例えば、宿題をやらない子に、

「算数の問題、1問やってみない?」
「この漢字書けたらおやつ食べよう」

などその子のペースにあったスモールステップの声かけを探してみてください。

親子の会話の持つパワーは、お母さんが想像している以上に、発達に影響を与えます!

ぜひ、お子さんの脳が元気に動き出すコミュニケーションをスタートしてみてくださいね。

執筆者:清水畑 亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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