「新しいクラス、新しい学校がしんどい!」完璧主義の凸凹さんの不安をリセットするママのマジックフレーズ

5、6月は進級進学後、学校への不安が募り行き渋りが増える時期です。もしわが子が登校しぶりをはじめたら、お子さんに何て伝えますか?この記事では、お子さんの不安を和らげて、もう一度頑張る力を授けるマジックフレーズをお教えします!

1.5、6月は学校への行き渋りが増える時期!お母さんはどんな対応をしていますか?

5、6月は進級進学後の登校しぶりが増える時期です。

「進学したけどやっぱり学校が怖い!」
せっかく受かった学校なのにお子さんがゴネはじめたら…?

みなさんならこんなとき、お子さんに、なんと言いますか?

発コミュに出会う前の私だったら

「いまさら、何言ってるの?」
「自分で決めたんでしょ?」

なんて言っていたかもしれません。

完璧主義な一面のあるお子さんは、自分の中での『理想の姿』になれていないかもしれないという不安から急に学校がしんどくなってしまうことがあります。

「優等生にならねば」
「周りの期待に応えなければ」

と考えすぎてしまうのです。

子どもが不安な時のコンディションがわかれば、対応はガラッとかわります!

今日はこんな時に効果的な『アドバイスいらず!子どもの回復力の高め方』についてお伝えします!

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2.高校に合格後、学校に行くのが不安になったパステルジャンプschool生徒さんの息子さん

パステルジャンプのすずきさんのお子さんは、現在高校1年生。学校にいくと、不安になり、疲れて、荒れてしまうお子さんでした。

だから、すずきさんのお家では中学校はオンラインのフリースクールに通う選択をしました。

息子さんのすごいところはオンラインだからといってサボらないところ。多彩なカリキュラムの中から自分の興味のあることを選んで「この先生と話すのは面白い」と言いながら、お家にいても学びをとめなかったことです。

発コミュの声かけを上手に使って、お子さんが自主的に取り組めるようサポートされていたんです!

そして迎えた中3の年。某アルファベットの文字の学校の通学コースを受験しました。

書くことが苦手にも関わらず作文の練習をしたり、人との会話に不安で緊張するけれどグループ面接の練習もし、みごと受験を乗り切りました。そして、無事に合格切符を手に入れることができました!(合格おめでとうございます!)

ところが、合格してから少し経ち「やっぱり進学するの怖くなってきた!」と言い出しました。

そこで、すずきさんが、ある声かけをしたところ、息子さんは「今のままの自分でも大丈夫!」と思うことができるようになり、不安を和らげていったのです。

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3.アドバイスいらず!ありのままの子どもを認めてあげよう!

すずきさんがやったのは『アドバイスをしない』ことでした。その代わりに伝えたのは『等身大の自分を好きになるマジックフレーズ』です!

すずきさんがお子さんと交わした会話の一部を、ダイジェストでご紹介しますね!

「人間だから、いろんな気持ちがでてくるのは当たり前だよ!」
「 自分のことを”俺はプライドが高すぎる”っていいながら、悪戦苦闘しているあなたもお母さんはかっこいいと思うよ」
自分と向き合うのってだれでもできることじゃないよ」

というフレーズです。

学校に行くことが不安になってもいいんだ
自分に自信がなくて悩んでもいいんだ
「理想の自分」じゃなくてもそれでもいいんだ

そう思えるようになって、お子さんの様子がぐんぐん変わっていきました。

それまでは、学校の先生と話をする時は

「勉強してます!」
「こんなプログラミングやってます」

「かっこいい」自分の話ばかりをしていたのですが、今では

「今、◯◯っていうゲームが好きで」
「このマンガが面白いです」

と、等身大の自分を見せることができるようになっていったんです。

そして、しっかり気持ちを切り替えて高校に入学し、元気に登校しているそうです!

5、6月は、進級進学の新しい環境への緊張に疲れも重なり、学校の行きしぶりが増える時期。子どもたちは「理想」と「現実」との狭間で不安が増し、大きく揺れ動きます。

でも、お子さんの自信のなさそうな発言、ネガティブな発言があっても、決して慌てなくて大丈夫。

共感のフレーズと合わせて等身大の自分を好きになるマジックフレーズ』をぜひ使ってみてくださいね!

執筆者:清水畑 亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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