発達障害グレーゾーンの子が集中力を発揮できる授業環境とは?進路選択で意識して調べてほしいポイント!

発達障害グレーゾーンの子どもたちは多かれ少なかれ集中力の課題を抱えています。進路選択を考えるときには子どもの発達具合を考慮し、授業の環境を意識して調べることが必要です。力を発揮しやすい環境を見つけてあげて、進路選びを成功させてあげましょう!

1.発達障害グレーゾーンの子が集中力を発揮できる進路を探そう

皆さんは、学校が苦手な発達障害グレーゾーンの子の進路を選ぶ時、授業の環境って、意識して調べていますか?

・おもしろい授業と評判だから決めた
・マンツーマンで丁寧に教えてくれるところだから決めた

オンライン授業がたくさんあって参加しやすいから決めた決め手は色々あると思います。

しかし!せっかく進学先を決めたのにうまくいかなかったという声もよくお聞きします。

実は、学校の評判よりも、大事なのが、今のお子さんの発達具合なんです。

授業の環境と子どもの集中力の関係性もチェックしよう!

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これが、今回皆さんに、一番伝えたいことなのです。

集中力をおウチでどうやってチェックするの?と知りたい方は記事を読み進めてくださいね。

おウチで集中力を伸ばし、進路選びも成功させる方法をお伝えしていきますよ。

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2.発達特性の様々な課題が集中力の妨げになっている

実は!発達障害グレーゾーンの子の集中力の伸ばし方を誤っている大人が多い

ということを、私は、脳科学を学んでから気づきました。

「中学生なんだから2時間は勉強しなさい」

「苦手なことにもしっかり取り組みなさい」

こんなやり方は集中力に課題を抱える発達障害グレーゾーンの子にとっては実は脳が育ちにくいアプローチなんです。

発達障害グレーゾーンの子は多かれ少なかれ集中力の課題を抱えています。

集中力というとADHDのタイプのお子さんの不注意傾向を思い浮かべる方も多いかもしれませんがそれだけではありません。

ASDグレーさんやHSCさんは感覚過敏の特性をもちあわせている子が多いです。

この感覚過敏も、子どもたちの集中を妨げる1つの要因になります。

たくさん刺激が入りすぎると必要な情報をキャッチすることができなくなるからです。

他にも、過集中という(特定のことに没頭しすぎて他の情報が入らない)特性も影響していることもあります。

いずれのケースも、本当なら

「集中しやすい時間の長さ」
「集中しやすい環境」
「集中しやすい指示出し」

その方が、力を発揮しやすいんです。

3.「みんなと同じ」にしたくても息子の行動は変わらなかった

私の息子は、ADHDASDLD発達障害グレーゾーンで集中力に課題がありました。

学校生活では一斉指示を聞き漏らすこと多数。

自習時間に飽きて友達にちょっかいを出して怒られたり。

塾の先生には「息子さんの集中力は10分ですね」と言われたこともあります。

興味のないことは驚くくらいスルーする、など。

発達科学コミュニケーション(以下発コミュ)に出会う前の私はそんな息子を「みんなと同じ」にすることに必死でした。

ですが、それで、息子の授業態度がかわったかというとそんなことはありませんでした。

そして脳科学を学びそれまでと180°違う対応の勉強時間に変えました。

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4.子どもにとって力を発揮しやすい環境を見極めよう

我が家でやった集中力をのばす新常識をお教えしますね。

まず!スタートとして

「うちの子の強の集中時間どれくらい続く?」

をしっかり把握しましょう。

次は、その時間だけでいいから「集中できる内容」の勉強をさせてあげます。

ここで大切なのは「わかること」に取り組ませてあげることです。

脳に「集中できている状態」を体験させてあげるには「わかること」の方がいいんです。

なので我が家では、中学12年の時に

「1日10分でいいから」
「小5の算数の計算問題だけ」

挑戦してみよう!をやりました。

中2なのに1日10親としても覚悟が必要でした。

ですが、そのステップを経ずに集中力はそだたないと脳科学的にわかっているので勇気をもって実践。

最初は1日10分の集中力だった子が中3の受験シーズンには4−5時間勉強に取り組めるようになっていました。

仮に、「勉強」の話題になると途端にスイッチがオフになる子なら勉強以外のことで集中させてあげてもいいです。

映画が好き、手芸が好き、プログラミングなら没頭できる、料理をする、なんでもいいので「集中した」という記憶を脳に積ませてあげましょう。

進路選び、環境選びをするときはこんな発達障害グレーゾーンの特性を知りながら

・短い時間の授業があるか
・少人数の授業はあるか
・指示が通りやすい環境か?
(過敏な子は刺激は少ない方がいい)
・好きな教科があるかどうか
(好きなことには集中しやすい)

などなど、しっかりチェックしましょう。

わが子が「力を発揮しやすい環境」を見極める目なんでも相談し合える親子関係づくりはどちらも欠かせない大切な進学準備になりますよ。

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執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

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