1.「学校がしんどい」子が抱える「白黒思考」とは?
今回のテーマは
白黒思考の子の3つの思考の偏りをなくせば
「学校しんどい」が落ち着く
です。
白黒思考とは
ものごとを極端に判断してしまう思考のクセです。
例えば
「先生に注意された」
↓
「もう学校行かない」とか
「テストでちょっと間違えた」
↓
「もう人生終わった」
こんな極端な思考パターンのこと。
この極端な思考が行動のブレーキの根源といっても過言ではありません。
今回は白黒思考の子が抱える3つの思考の偏りの理解を深めましょう。
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2.「白黒思考」の子を悩ませる3つの思考の偏り
1.偏った「受け取り方」
初めてのこと=怖いこと
などのように不安や恐怖を必要以上にキャッチしてしまい見通しが立たないことは回避しようとします。
2.偏った「記憶」
過去の失敗したことやつらかったことなどの経験の記憶から「次も失敗するにちがいない」
と推測して、ブレーキをかけます。
3.偏った「判断&指令」
受け取り、記憶、から脳は総合判断して何をするか、何をしないか、指令を出します。
この判断の力が未熟で極端なので「何もしない方が安全」と行動にブレーキをかけます。
危険を察知して、それを回避しようとするのは脳の本能的な働きなのでそれ自体が悪いわけではないんです。
ただ、それが、極端すぎると行動がどんどん制限されてしまう、ということ。
もし、学校が合わない子の行動力(学校行ってもいいよー)
を引き出すならば…
思考のクセを和らげる会話をスタートしてほしいんです!
この思考の癖はHSC(過敏感の子ども)さんやASD(自閉症スペクトラム)グレーさんに多くみられるお悩みです。
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3.おウチでできる思考のクセを和らげる関わり方とは?
◆安心を作る声かけ
「そっかー、学校しんどいんだねー」
これ、お預かりしておきますの言葉と呼んでいるのですが
ポイントは、否定も肯定もしていないこと。
ただ、受け止めているんです。
むげに否定されない、むげに正論を言われない、これが、子どもの安心感をつくります。
不安を過敏に察知する脳の偏りがあるので最初にやってあげるのは
この「安心づくり」で過敏に反応しすぎる状態を落ち着かせてあげることなんです!
◆等身大の自信が育つ肯定の声かけ
肯定、褒める、というと
「何かできた時」
「大人が思う行動をしてくれた時」
にかける声かけという印象があるかもしれませんがそれでは等身大の自信は育ちません。
おすすめなのはお子さんが大切にしていることに興味関心を示してあげること。
ゲームをやっていたら
「今日の調子はどう?」
「へー、難しそうなことやってるんだね」
「それお母さんにもできるかな」
と声をかけてあげること。
子どもにとっては自分の好きなモノ、自分の心の拠り所になっていることを、
「認めてもらえた」
↓
「自分のことを認めてもらえた」
と感じるきっかけになります。
こんなふうに、お子さんが穏やかに過ごせるようになると脳の過敏な反応は落ち着いてきます。
過敏な反応がでるときはお子さんが「荒れている時」なんです。
だから、安心と自信を育てて
「思考のクセ」「思考の偏り」を和らげてあげるところからスタートしてみましょう!


執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
学校がしんどい子でもおウチでの関わりで行動力を上げることができます!
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