不登校になって勉強をしなくなった
お子さんは「得意」から
アプローチしてくださいね!
というのが前回までのお話でした。
そうなると「苦手なことは、ずっと
放置するんですか?」と次の
ギモンが出てきますよね。
ん〜、そんなことはないんです^^
今日は、
得意をのばせば
苦手も伸びる理由
がテーマです。
算数の計算問題ならできる!
という”得意”があったとしましょう。
(わが家の息子の例でお伝えします)
計算問題を解く
このワンアクションですが
実は、脳をいっぱい使っているんです。
計算問題を、読む、みる。
過去の解き方の記憶を
引っ張り出してくる。
考える。
間違えないように集中する。
出てきた答えをノートに書く。
わからないことがあったら
質問をする。
こんなに脳を使うんです。
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私の息子は
学習面の苦手さでいうと
「書く」ことが特性上
ちょっぴり苦手でした。
だけど、「得意」な計算だから
ちょっと苦手だけど
頑張って書いてみる。
得意なことをやっている時に
実は苦手な脳もつかっているんです。
”つられて”一緒につかっている
そんなイメージです^^
何かやろうとした時
働いている脳は1つではありません。
様々な役割の脳が連携しあって
この”連携”(脳のネットワークを育てる)
ことが発達につながっていくんです。
だから、得意から
脳を使ってあげてください
とお伝えしています。
もしお子さんが
まだ「勉強」の話題を嫌がるなら
こちらを参考にしてください↓
わが家の息子は
文章を読むのが苦手でした。
それもあって
国語よりは算数、
文章題よりは計算、が
ちょっとだけ「できた」のです。
そんな文章苦手な息子でしたが
中学を卒業するときは
文章もしっかり読めるように
なっていました。
なぜか?
得意から伸ばしたから、です。
不登校中、わが家の息子は
ゲームの実況動画を
YouTubeで見るのが好きでした。
そのゲームが映画化されたんです。
なので「映画を見にいく」という
ミッションを与えました。
伝えたのは
「見たら、感想聞かせてね。」
「どんな内容だったか教えてね。」
です。
これ「記憶」「話す」の脳を
好きなことから使っている状態^^
その漫画の単行本も出ていたので
それを買ってプレゼントしました。
漢字が苦手なので
「ストーリーわかってるのかな?」
と思って聞くと
「漢字わからなくても
絵があるから、理解できるよ」
と息子。
視覚からの情報と
文字の情報をくっつけて理解して
漢字を覚えていきました。
さらに
ライトノベルも読んでみる!
と活字に挑戦。
マンガや映画で見た
ストーリーを
思い出しながら(記憶)
この場面は
これを説明してるんだな
と文章を理解しながら
かなり集中して読んでいました。
このころからです。
人との会話も上手に
なっていったのは。
・・・・・・
ということで、
不登校中、ゴリゴリと
勉強をさせたわけでは
ありませんが
不登校明けて
学校に戻っていった時
息子の授業に参加する
姿勢は、ガラッと
変わっていたのです。
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家で、脳を育ててあげなかったら
形だけは「学校に戻る」
ことはしていたかもしれませんが
学校という環境で
力は発揮できるようには
なっていなかったんだろうな〜
と振り返ります。
学校にいっても
「やっぱりわからない」
「やっぱりつまらない」
「やっぱりしんどい」
この状態がある限り
子どもたちはまたSOSを
出してきます。
だから、私は、
不登校期間中に
発達を加速すること
をとっても大切にしています。
今回はここまでです。
執筆者:清水畑 亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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