こちらの記事では
不登校になった息子を
とりまくさまざまな問題に
本気で挑むと決意した
きっかけの出来事をご紹介します。
わが家の息子は、学校で怒られて
ばかりいる子ではありましたが
学校に行くのを嫌がる…ことは
小学生まではありませんでした。
(あんなに怒られていたのに
嫌じゃなかったのが
不思議なくらいです)
中学に上がって
学校では”いい子”とはかけ離れた
生徒ではありましたが
部活や、友達との時間を
楽しんでいるように
私の目には映っていました。
なので、私も
「1つでも好きなことがあって
学校に行けるならよしとしよう」
そう思っていたのです。
それが、ある日、
部活にも行かない…
好きだった陸上の練習も休む…
突然、不登校モードが
スタートしたのです。
「うちの子が
まさか不登校!?」
そんな気持ちだったことを
覚えています。
一見、元気そうに見えても、
学校が合わない子は
その影に特性が潜んでいます。
集中する力が弱く
学校生活で、お友達の
何倍ものパワーをつかって
授業に参加している子もいれば、
みんなと同じペースで
同じ行動ができずに
ストレスを抱えている子もいるし、
私たち大人が思う以上に
学校で辛さを抱えているのです。
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夏休み前「頭が痛いー」から
はじまった、息子の登校しぶり。
薬を飲ませたり、
「保健室行ってもいいよ」と
言ったりしながら
だましだまし登校させる毎日。
だけどある日息子は涙目で
私に訴えてきたのです。
「先生に『保健室に行っちゃ
ダメだって言われた」と。
聞いてみたら、息子曰く、
「保健室に行っても熱はない。
保健室のルールで
1時間休んでよくならない人は
おうちの人のお迎え、
よくなった人は教室に戻る。
君は熱がないから
教室に戻らないとダメだよ」
と言われたとのこと。
そんなやりとりを毎日繰り返して
いるうちに、
保健室に行っても
「どうせ熱ないでしょ?」
「サボりでしょ?」
と言われるようになって
保健室へ行かせてもらうことすら
許可してもらえなくなったと。
発達グレーっ子への理解は
まだまだ教育現場では
十分とは言い難いのです。
学校の先生は教育現場の
プロだから、
先生がそう言うなら
従わざるを得ない…
と思ってしまうママも多く
私たち母親もまた
何が正解かわからず迷ってしまう。
私は、学校に掛け合って、
保健室登校や、別室登校について、
交渉を進めてみましたが
その間にも息子の体調は
どんどん悪くなっていってしまった。
発達の特性があって
イタズラも怒られることも
いっぱいしていた息子だけど、
いつも笑顔で
ニコニコ過ごしていた
息子の姿はいつの間にかなくなり、
魂が抜けたように、毎日ただ
ベッドの上で寝るだけの
生活になってしまったのです。
私は、息子のその姿を見て
無理やり学校に行かせることを
選択した自分を責めました。
そこからです。
きちんと息子の不登校と
向き合おうと思ったのは。
決して「うちの子は
まだそこまでではないから
大丈夫」なんて油断しないでください。
発達の特性を
隠し持っている子たちは
いつも張り詰めた状態で
毎日戦っているということ。
私は息子を休ませる
と決めたときに
勉強の遅れも、出席日数も、
この先の進路も、たくさん
心配はあったけれど、
心と体さえ元気ならば
何度でも、いつからでも、
リトライすることはできる。
逆に、心と体を病んでしまったら
そこから回復するのには
とてつもない時間がかかる…
本当に大切なものは
何なのか?
そこから私は、
学校を休ませる
決断をしました。
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学校の先生の対応が
いまいちだったということも
ありますが
何よりも、息子が、
しんどそうだった。
「よし、今日からは、
学校いかなくてよし!
先生が何か言ってきたら
母さんが戦ってやるから!」
と息子に伝えました。
その時の、息子のホッとした顔は
今でも鮮明に覚えています。
「ああ、この子は、こんなに
辛い思いをしていたんだな」って。
休む決断って勇気いるけれど。
わが子を守れるのは母だけだと
腹をくくったのでした。
そうなると、次にママを襲う不安は
「休ませて、何をさせたらいいの?」
だと思うんです。
わが家の息子は
初期のころはずっと寝ていただけ。
私がやったのは、寝ている息子の
近くで、いつもご機嫌に笑ったり、
怒られない程度に歌ったりすること。
決して、悲しんだり落ち込んだり
する姿は見せなかった。
そんな様子を見せたら
息子は「僕が学校に行かないせいで
ママが悲しそうだ」と自分を責める
はずなのです。
そんなネガティブな感情を作るのは
脳の活動にとってマイナスでしか
ないんです。
だから、明るく、鼻歌歌いながら、
ずっと息子の近くにいた。
ご飯を食べられる日も
そうではない日も
「ごはんできたよー」
「おやつ何にするー?」
「面白いテレビやってるよー」
と声をかけ続けました。
これにもれっきとした理由があって
声かけが減ると
脳への刺激も減るから、
元気になりにくくなるんです。
そんなエネルギー回復の期間を経て
息子は、少しずつ、体を起こして
過ごせる時間ができてきました。
そうなったら
「今日何しよっか?」と
一緒に遊んだり、ご飯つくったり。
子どもに負担がかからない
楽しいことで
家の中でできることを
増やしていく。
まずお家の中で
元気に過ごせていますか?
これが1つのポイントになります。
子どもの意識が外に向かうのは
その後です。
毎日500円握らせて
TSUTAYAに好きなDVDを借りに
いかせて(今はオンデマンドで
なんでも見れちゃう時代ですが)
一緒に、観て、話して。
歩くことも、
DVDを観ることも、
それを記憶することも、
語ることも、脳を使うから
たくさんたくさんさせてあげました^^
「脳の活動量よ、あがれー!!」
そればかりを考えていました。
そんな時期を経て
息子は、ある行事をきっかけに
学校に戻っていきました。
もちろん学校に戻すことが
全てではなくて
学校に戻れる子は
戻してあげるし、
戻れなくても
その子らしく過ごせる活動を
用意してあげられればOK!
大切なのはどの環境を選択しても
子どもが力を発揮できる状態まで
発達を引き上げてあげること。
息子は、ただ学校に
戻っていっただけではなく
学校で「デキる男子」に
進化をしていきました。
不登校で休んでいたにも
かかわらず