1.受験生なのに勉強しない子に、どうしたらいいか悩んでいませんか?
受験生なのに勉強しない我が子を見て、このままじゃ将来が心配。
「これやってみない?」と、勉強に誘っても「無理」というばかり。
何をしても、勉強のやる気スイッチが見つからない。
好きなことしかしない我が子に、どうサポートしていいか悩んでいませんか?
私もそうでした。
我が家には現在高校3年生、受験生の息子がいます。将来を心配して、受験のために勉強が必要なことを伝えても、ゲームばかりして勉強しない様子は変わりませんでした。
そして、「もう高校生だから無理‼」と、勉強のサポ-トをすることに限界を感じていました。
勉強が苦手になった子に、いくら勉強させようとしても上手くいかない。

でも、「じゃあ、どうしたらいいの?」と悩むばかりでした。
そんなとき、学習に必要な土台の力は、勉強以外のことから育てることができると知りました。
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2.勉強しない子のサポートが上手くいかないワケ
勉強が苦手になった子どもたちは、勉強だけでなく日常生活の中でも
やろうとしたのに「上手くいかない」
頑張っているのに、「怒られた」
など、ネガティブな経験をして、やる気スイッチをなくしていることがあります。
やる気がない訳ではなく、学習に必要な土台が育っていないから勉強しないのです。
勉強するには、脳の司令塔(実行機能といいます)の働きが必要です。

その司令塔は、
・ やる気スイッチを入れる
・ やることを計画する
・ やる時間や必要な時間を考える(段取り)
・ 情報を整理する
・ やっていることを切り替えて、次の考動をする
・ 記憶して、必要な情報を取り出す
・ 集中して取り組む
などの力があります。
その司令塔は、安心した環境でないと上手く働きません。
不安や心配を取り除いて「やってみよう」と思える環境づくりが重要になってきます。
勉強嫌いな子にとって、この環境づくりは、勉強をさせないほうが上手に作ることができるんです!日常生活の中でどうやって学習に必要な力を育てたのか、お伝えしますね!
3.学習に必要な力は、勉強以外の好きなことから育てよう
不安を取り除いて、やってみよう!と思えるように、まずは「ダメ出し」を封印。
できていないことも、注意せずにスルーしました。
勉強という言葉も封印!
我が家では通信制高校に通っているため、日常生活の中で、平日のお昼ごはんを自分で作ってもらうことにしました。
料理には
・お腹が空いたから、ご飯作ろう!という、やる気スイッチ
・何をつくるか考える、計画力
・キッチンや冷蔵庫から材料を探す、情報を整理する力
・YouTubeを見ながら、やり方を見て覚える、ワーキングメモリ
・必要な材料や道具をそろえる、段取り力
・火加減に気をつける、集中力
があります!
日々、お母さんがしている料理が、こんなに脳の司令塔の力を鍛えているなんて、目から鱗でした。
これまで気が向いたときに、好きなメニューを作っていた息子。
好きな料理をすることで、やらされ感なく脳の司令塔の力を育てることができました。
「自分で作って、できた~」「美味しい~」という満足感が、息子の成功体験になりました。味覚や嗅覚で、料理の美味しさや匂いを感じ、五感を満たすこともできました。
「美味しくできたね」
「作れるメニューが増えたね」
と、料理の会話も増えて、最初は「うん」「まあね」という返事だけだった息子も、
「焦げちゃったんだよね」
などと、上手くいかなかったことを話すようになりました。
そして、「焦げないようにするには、どうしたらいい?」と一緒に考える。
考えてやってみたら、今度は上手くできた!という経験を通して、
これまでは、上手くいかないときは、すぐに辞めていた息子も、「じゃあ、どうする?」と考えるようになりました。
料理のレパートリーが広がり、自分の好きな唐揚げも作るようになった息子。
一人で揚げ物をすることへの心配もありますが、焼く・炒めるよりも、もっと火加減や揚げ具合を気にする唐揚げで、集中力も切り替える力も育っています。
全く勉強しようとしなかった高校3年生の受験生の息子ですが、受験日が近くなって、自分で決めた方法と時間で、少しずつ勉強に取り組むようになりました。
そして、先日、無事に行きたい進路の合格の切符を手に入れました!
勉強のことで悩んでいるお母さん。
勉強させることにこだわるのではなく、
学習に必要な土台の力を育てることにフォーカスしてみましょう。
ぜひ、フォーカスする先を変えて、子どもの好きなことから勉強に必要な力を伸ばしてあげてくださいね!
勉強以外から、「できる力」を増やす方法もありますので、こちらのおススメも読んでみてください!


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執筆者:佐藤かおリ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)
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