不登校の子が「行きたいのに行けない」理由とは?4つのチェックでわかる“わが子のつまずきサイン”

不登校の子どもの「行きたいけど行けない」理由がわからず、どう関わればいいのか悩むことはありませんか?実はその背景には、子どもの“つまずきサイン”が隠れているかもしれません。この記事では、子どものSOSに気づける4つのチェックを紹介します。

1.不登校の子が「行きたいのに行けない」その理由は? 

「どうしてうちの子はいつまでも動き出せないの?」
「学校に行けたり行けなかったり…どうして続かないの?」

気合いや努力の問題じゃないって、頭ではわかっているのに…

その理由が見えないから、不安になるし、焦ってしまう、
そんなお気持ちだと思います。

ですが、実は、お子さんが不登校になる前や
登校しぶりが始まった頃の様子に

「学校生活のつまずき」の理由
のヒントがあるかもしれません。

2. 4つのチェックでわかる!わが子の“つまずきポイント”

今回は「わが子の伸ばし方がわかる!SOS発見の4つのチェック」
をご紹介しますので、一緒に取り組みながら読み進めてみてください。

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SOS発見の4つのチェック
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それぞれのグループでYESに当てはまる数を数えてくださいね。

グループ1:
<集団行動のつまずき発見チェック>
□みんなとを同じペースでやるのが苦手
□特定の授業や行事に苦手意識がある
□時間をみて動くのが苦手
□持ち物や登校の準備がスムーズにできない
□先生やママの話を聞き逃しがち

グループ2:
<コミュニケーションのつまずき発見チェック>
□友達とのやりとりでトラブルになりがち
□人の輪には入るけれど噛み合わない
□自分の意見が言えない・気を使いすぎる
□意思疎通がうまくいかないと諦める(or怒る)
□自分の気持ちや意見がうまく伝わらずストレスになりやすい

グループ3:
<学習のつまずき発見チェック>
□宿題や勉強に取り組まなくなった
□勉強の話題を出すと怒ったり泣いたりする
□授業で聞いたことを話さない・思い出せない
□理解につまずきがあるようだor理解できるのにやらない
□テストや通知表への不安が極端(過度に気にする/完全無関心)

グループ4:
<過敏さ疲れやすさの課題発見チェック>
□朝起きられない
□学校に行こうとすると体調不良を訴える
□人混みや慣れない場所が苦手
□以前より過敏さが強くなっている
□食事の量が減る笑顔が減るなど、子どもの元気のない様子が目立つ

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お疲れ様でした、ここまでです!
次の章でチェックした結果をみていきましょう!

3.サインが見えたらどうする?おうちでできるサポートの第一歩

1つのグループで2個以上チェックが入ったなら
お子さんにとっては、そのグループの課題が

つらさの原因動き出せない原因
になっている可能性が大です。

もしかしたら、複数のグループの課題を
抱えているお子さんもいらっしゃるかもしれません。

今、お子さんが、ギリギリの状態で
学校に通っているとしても

こんなSOSサインがあれば
いち早く回復&発達のサポートに乗り出して欲しいですし、

不登校が続いているお子さんも
やみくもに“がんばれ!”ではなく

そのつまずきを解消して
力を発揮するための土台をつくってあげて欲しいと思います。

不登校のお子さんの「しんどさの形」を知るだけで
ママの「不安」は「どうサポートしよう」という
次の一歩に変わっていきます!

では、実際に発達科学コミュニケーションを学び
お子さんの回復と成長を叶えている仲間は
なぜNicottoプロジェクトというコミュニティに飛び込んだのか?

ママの本音をインタビューしましたのでご紹介します。
こちらの記事を参考にしてみてくださいね。

▼不登校ママ達が語る!あちこちに相談してたくさんの壁にぶつかったママ達の本音とは?

執筆者:清水畑 亜希子
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

▼なかなか動き出せない子どもにどう関わればいいのか悩んでいる不登校ママへ。なぜ上手くいかないかの理由がわかります!

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