不登校が続くと、
「運動不足、大丈夫かな?」
と心配になるママも多いと思います。
家の中でゴロゴロ。
好きなものばかり食べる。
なんだか最近、ぽっちゃりしてきた…?
健康面も生活面も、
気になりますよね。
とはいえ、
「あなた、痩せた方がいいわよ」
なんて言えば、
親子関係が悪化することは
経験上わかっているはず。
こんな時に使えるのが、
私がよく使っていた
「みんな興味ある作戦」
です。
Nicotto講座の小田さんの
実践をご紹介します。
きっかけは、
小田さんの息子さんが
「制服が入らなかった…」と
気にしていたことでした。
でもここで、
「だから言ったでしょ」
「やっぱり痩せた方がいいよ」
という必要はありません。
小田さんは、
家族みんなが見られる場所に
雑誌を置いて、
・タンパク質って大事なんだー
・筋トレって効くらしいよ
・糖質ってどうなんだろうね?
こんな会話をしながら、
「へー、そうなんだ」
「面白いね」
と、雑談を増やしていきました。
ポイントは、
お子さんだけを
“対象”にしないこと。
みんなで話しているだけ、
という空気をつくること。
そうすると、
「自分だけがダメ」
「自分が変わらなきゃ」
というプレッシャーが減ります。
責められているのではなく、
情報を一緒に見ている感覚になる。
ここが大事です。
このエピソードには、
もう一つのポイントがあります。
不登校が続くと
「太った」という事実そのものを
受け止められなくなる子もいます。
太ったから人に会いたくない。
太ったから外に出たくない。
太ったから自分はダメなんだ。
そうやって、
行動にブレーキがかかってしまう。
ですが、
小田さんのお子さんは違いました。
ショックは受けつつも、
「じゃあどうしようかな」と
次の選択を考えられた。
調べる。
話す。
やってみる。
ここが分かれ目です。
「太った自分はダメ」ではなく、
「太った。でも、どうする?」
と考えられるかどうか。
自分の今の状態を
受け止められているかどうか
つまり自信が育っているかのサインです。
不登校からの回復では、
いきなり行動させる前に
自信が育っているかを見ます。
自信が回復しないまま
「運動しようよ」
「外出しようよ」
と押しても、
ブレーキは強くなるだけ。
順番を見誤らないでくださいね。
今の自分を受け止められる子は、
自分で次の一歩を選びます。
そこからが、本当の再始動です。


