「勉強しなくていいの?」ADHDタイプの勉強できない子が楽しい中学生ライフ送るために決めてほしいこと

中学生になるお子さんに入学準備(勉強)をさせようと、お母さんが頑張りすぎてはいませんか?発達障害・ADHDタイプの勉強できないお子さんに合わせた学習方法を考えることの大切さ、思春期の親子関係を良好にする今の時期の過ごし方をお伝えします。

1.気になる!中学生になる直前の今時期の過ごし方

もうすぐ中学生になるお子さんをお持ちのお母さん、進学を控えて過ごし方が気になる時期ですね。

ゲームやテレビばかり見ている…
なかなか勉強しない…
もうすぐ中学生になるのに…
というようなことになっていませんか?

「いい加減、ゲームはやめなさい!」「早く勉強しなさい!」など、アレコレ指示を出すことが増えている、というお母さん、要注意です!

たくさん指示を出した結果お子さんはよく動きましたか?ぜんぜん動かなくてお母さんが一人でイライラしていませんか?

もしお子さんに変化がなくてお母さんのイライラや疲れがかなり積もって来たな…と思ったら

やらないことを決める

そんなことを意識してみてください。

今回は、中学生になる前の発達障害・注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向のあるお子さんをお持ちのお母さんに、入学までの過ごし方のポイントについてお伝えします!

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2.今のやり方、ADHDタイプの子どもに合った学習方法になっていますか?

今、大学1年生の我が家のADHDタイプの息子が、中学進学を目前に控えた時期に私が何をさせていたかをお話します。

春休みは、塾の春期講習に行かせて「先取り学習」をさせていました。

進級・進学後の新しい勉強内容を早めに覚えちゃおう…というヤツです。学習の苦手があるから、人より早く人より多くやらせなくちゃ!という思いで必死でした。

ところが先取り学習は息子には合いませんでした。このやり方は合う子と合わない子がいます

勉強が得意、自分が知りたいことはどんどん極めたい、そんなタイプのお子さんには先取りも良いでしょう。

しかし!

たくさんの情報を記憶したり、整理するのが苦手ADHD傾向のあるお子さんには特に合いません。

小学校の授業もちょっと自信がないぞ…という状態のところに、理解できない先取りのお勉強が入って来てアップアップ状態。

理解するどころか勉強そのものを嫌いになってしまうかもしれません。

その当時の私は 「塾ってお金もかかるし、お金をかけた分、成績も伸ばさなくちゃ」 という一心でガミガミ言い続ける生活でした。そして親子関係はどんどん荒んでいき、息子の暴言も悪化の一途をたどりました。

当時は、私も子育てが辛かったし、息子も毎日が楽しくなかったはずです。

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3.思春期の親子関係を悪化させないために“やらないこと”を決める!

塾に行っても成果が出ないことに気づいた私は「塾をやめる」選択をしました。やらないことを決めたのです。

家庭での学習もやらないことを決めました。それまでは苦手な英語や国語をゴリゴリやらせる生活でしたが、得意な数学の計算問題だけでOKとしました。

勉強時間が減るので、正直不安がなかったわけではありませんでした。

しかし、今では息子は高校の入試にしっかりと向き合い、無事合格を手にして、高校生活をエンジョイ。更には大学受験も突破し、今ではバイトも頑張る大学生となりました。

勉強は、広範囲をやったから、長い時間やったからいいのではありません。

量や時間の問題ではないのです。

子どもが継続して勉強ができるようになること。苦手でも「勉強するかな」と思える気持ちの状態を創ること。

これがお母さん側に必要なとても大切なスタンスになります。。

子どもの特性に合わせて、やらないことを決めること。

頑張らせるならば、それが子どもの今持っているチカラや心の状態に合った量や内容であるかを見極めること。

これが一番大切です。

その一番の目的は、無理やりやらせようとして親子関係が悪化するのを防ぐことです。

お母さんがの進学への心配が強いと、ついつい子どもに、たくさんのことを要求してしまいたくなると思います。

だからお母さんにも頑張りすぎないスタイルに切り替えてもらいたいのです!

親子ともにストレスを抱えるこの時期に、何かを「プラス」するのは おすすめしません!なるべくラクになる方向で親子関係を整えましょう

本当は、中学入学準備で一番最初にやって欲しいのが、お子さんの困りごとをしっかり把握して学校の先生に伝えることです。

しかし、お母さんがお子さんと感情的に向き合っているうちは子どもの状態をしっかり把握するというのが難しいのです。

だからこそ、今の時期はやらなくてもいいことを決め、お母さんが頑張りすぎない!

まずは、そんな過ごし方をしてみてくださいね。

凸凹キッズが中学進学でつまずかないためのポイント、こちらもお読みください↓

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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