話すのが苦手な発達障害・グレーゾーンの子どもに授けてあげたい夏休みの体験とは?

お子さんに何を聞いてもイマイチな反応しか返ってこなくて、会話が弾まない…。「うちの子、話すの苦手かも」と感じることはありませんか?話すのが苦手な発達障害・グレーゾーンの子どもに授けてあげて欲しい体験、教えちゃいます!

1.言葉があまり出てこない発達障害・グレーゾーンの子ども達

お子さんとの会話が弾まず「うちの子、話すの苦手かも…」と感じることはありませんか?

発達障害グレーゾーンの子どもの中には、お母さんが何を聞いても「うん…」「忘れた…」「どうだったかな…」という子がいます。

こんな話すのが苦手な子どもに「もっとちゃんと会話しなさい!」と言っても、逆効果

それよりも、意識してみて欲しいことがあります。

それは、「行動量を増やすこと」です。

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2.話すのが苦手な子の「行動量」を増やすメリットとは?

なぜ、話すことと、行動量を増やすことが関係あるのでしょうか?

思い返して頂きたいのですが、苦手なことは何を聞いても、イマイチな反応しかないお子さんでも、自分の好きなこと、楽しかったことならペラペラしゃべってくれること、ありませんか?

言葉が苦手なお子さんには、「好きなことをした体験から話を弾ませる」という方法が効果的かもしれません。

言葉が苦手だからといって

・作文教室に通う
・作文の通信教育を受講する
・作文の書き方ドリルを買ってくる
・本を読ませる

…などなどの対応をするのは、発達障害の特性によってはちょっと辛いかもしれません。

「話すことが苦手」という発達障害・グレーゾーンの子どもたちには、自分の好きなことや楽しかった体験から話を弾ませるという方法で、親子のコミュニケーションを通じて言葉のやり取りを磨くことができます

ぜひ、この方法で言葉の力を伸ばしてあげてほしいなと思います。

子どもの行動が増えれば、そこからまたより多くの体験につながり、話が弾めば脳の発達をさらに加速させられます。

ということで、話すことが苦手なお子さんは、なるべく行動量を増やしたいですよね!

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3.子どもが自分から動くために必要なのは「〇〇」をつけること!

子どもの行動力を上げるために、必要なもの、それは「自信」です。

発達障害グレーゾーンかどうかにかかわらず、子どもの行動力のために必要なのは、まず「自信」をつけてあげることが大切です。

そして、子どもに自信をつけるために意識してほしいのは、肯定的なコミュニケーションを増やすことです。

とはいえ…

・うちの子は困った行動しかしない!
・ほめるところなんてない!

と感じているお母さんもいらっしゃると思います。

ほめることが難しいと感じる場合は、子どもが今していることに対して「○○してるんだね」と声をかけるだけでもOKです。無理に「すごいね!」と言って子どもをほめなくても、自信をつけさせる方法はたくさんあるので大丈夫です!

自信がなくて行動できない子の場合は自信を取り戻すことが最優先なので、肯定する回数を増やして、叱る回数を減らすように意識してみてください

子どもの自信が回復してくると自分から行動できるようになっていきます。

子どもの自信がなくなって自分から行動しなくなっている場合は、まず子どもを肯定することに集中しましょう。

自ら行動して、小さな成功体験をたくさん積み重ねることで子どもは発達していきます。

そして、楽しかった経験をお母さんと話していくコミュニケーションは、話すことの苦手改善にもつながっていきます。

夏休みは、お子さんが楽しいと感じる経験をたくさんさせてあげること、そしてお母さんも肯定的な声かけをすることを心がけてみてくださいね!

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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