育てにくい子どもに「将来の不安」を抱えるママに知ってほしい!我が子の発達を伸ばす1番の方法とは【第1話】

子どもが荒れている、学校でも問題だらけ、度重なる先生からの注意、親子バトル…どうしたらうちの子、しっかりできるようになるのだろう?と毎日頭を抱えていませんか?お母さんが発達を学ぶ方法でその悩みが解決しますよ。
 
 

こんにちは!
パステルジャンプ編集部です。
今回は、パステルジャンプを主宰する清水畑亜希子トレーナーの壮絶な子育て経験から、子どもの発達を伸ばす方法を自分が学ぶと決めた体験談をお届けします。どこへ相談しても解決しない子育てのヒントがありますよ!

1.中学校で「問題児」のレッテルを貼られた親子のチャレンジストーリー

我が家の息子は、通常級でがんばる発達凸凹男子でした。中学生になり、スマホ三昧、成績も生活態度も振るわず「問題児」のレッテル貼られました。

そして中学2年の時に不登校を経験。

そんな息子が、勉強時間ゼロから、1日4〜6時間取り組む成長をみせ、高校受験にチャレンジ&合格するまでになりました。

そして、今年の春からは、自分のやりたいことのために大学に進学する道を選んだのです^^

凸凹があっても、不登校を経験しても子どもの成長をサポートしてあげることができます!

それを知っていただきたい、少しでも未来の不安を軽くしてもらいたい、そんな想いをこめてお届けします。

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2.育てにくい我が子は発達障害グレーゾーンだった

小さい頃から、とにかく育てにくいと思っていた息子。

小学校2-3年生になると困りごとが目に付くことが増えました。

・授業中ボーっとする
・塾をサボる
・塾に行っても友達のジャマをする
・結果、塾から
「もう来ないでください」と言われる
・習い事をやらせてもなかなか真剣に取り組まず、サッカの練習をサボってゲームセンターへ行ってしまう
・お友達との約束をすっぽかす
・友達のおもちゃやゲームを盗む
・金魚すくいをしたが持ち帰った金魚の対応に困り放置 

など、数えきれないほどのトラブルの山だったのです。

私の携帯電話は、夕方になると、あちこちからの電話で鳴り響きました。

学校の先生からの学校の呼び出しに、会社を切り上げて全力ダッシュで駆けつけ、迷惑をおかけしたお相手のお家に謝罪行脚、そんな毎日でした。

多方面からのクレームの電話、トラブルの中身も深刻な内容になり、

「このまま大きくなったら犯罪者になるのではないか」

そんな不安ばかりが大きくなっていきました。

スクールカウンセラーの先生には低学年のころから年に1―2回相談をしていました。

私の話を聞いてもらえるという意味では、私のメンタルの救いの時間ではありましたが、息子の困りごとが減ることはありませんでした。

何度注意しても聞かない息子にどう対応したらいいのかわからないままだったのです。

「成長のペースがありますからね」
「もう少し様子をみましょう」
「学校ではがんばっていますよ」

と言われて、私も「そんなものなのかな…」と漠然と思っていました。

ところが、小学校5年になり、クラスが一気にあれて学級崩壊の状態に。

あっちでは子ども同士のケンカ、こっちではいたずら、掃除や係の仕事をせずに
遊んでいる子が続出…

そんな「学級崩壊」のあらゆるトラブルに首を突っ込んでいたのが我が家の息子でした。

にADHDの好奇心が、よくも悪くもONなってしまい、いたずらだろうがケンカだろうがどんどん飛び込んでいく。

「またあの子なの?」とクラスメイトのママからは思われていました。

そんな時です。

困りごとがどんどんエスカレートしていく様子をみて、スクールカウンセラーの先生から、

「このまま中学生になったら困りすよ」

と言われたのです!

私からしたら、

「えーっ!?突然すぎません?ずっと相談してたのに〜」
という思いでしたが、

そんなことをボヤいているヒマもなく、発達検査をしてくれる病院探しに取りかかりました。

ですが、発達の検査を受けるのにも大苦戦です!あちこちの病院に電話をかけても全然予約がとれない!

8ヶ月待ってやっと受けた発達の検査の結果は、

「発達障害グレーゾーンですね」

でした。

ですが、その時、私は、すこしだけ安堵したのを覚えています。

どうして今までそんなに子育てが大変だったのか、その1つの理由がわかったからでした。

ですが、グレーゾーンゆえに支援につながることはなく、「困ったことがあったらまた来てくださいね」で終了だったのです。

「いやいや、毎日困っています」
「こんな悪いことをして…あんなトラブルがあって…」と切に訴えましたが、

「おかあさんも、 怒りすぎず、 肩の力を抜いてやってくださいね」

これが唯一貰えたアドバイスでした。

グレーゾーンの子育ての壁はこんなところにもあったのです…

結局、なんの支援も受けることがないまま息子は中学進学を迎えました…

3.中学のハードルは高かった!暴言暴力を抑えきれない息子との親子バトル

中学生になれば、環境も変わるし、成長もするし、

「きっと、うちの子ももっとしっかりするだろう」
「意識が変わるだろう」

そんな淡い期待とともに中学生活がスタートしましたが、中学進学の壁は私たち親子の想像をはるかに超えて高いものでした…

塾で勉強しなさい!
忘れ物をするんじゃない!
部活はサボらずに参加しなさい!

など、とにかく、厳しく叱って何とかしなければと必死の毎日でした。

その結果!!

反抗期の息子との親子関係は悪化の一途をたどり、ゲームを隠せばドアや壁を壊して暴れ、取っ組み合いの喧嘩になり、BB弾を至近距離で打ち込まれたこともありました。

*その親子ゲンカを当時小4だった娘が必死に仲裁してくれていました。今思えば、とっても辛い思いを娘にもさせていたと思います…

中学生になればしっかりやるかも…そんな期待は中学進学と同時に見事に打ち破られました。発達障害グレーゾーンの息子にとっては中学校生活は想像以上に厳しいものになったのです。

中学になり、息子をとりまく環境は、こんな風に変化していました。

✔ ハードルが高くなった理由その1

中学校生活では自己管理が求められる!ということ。

小学校のころは担任の先生との連携でサポートしてもらえることもありました。

ですが中学は、教科ごとに先生が異なる。
宿題もバラバラにだされます。

ADHDの不注意傾向が強く情報の整理が苦手な息子にとっては、「どの科目で何の宿題がでたか」を自分で把握しておくこと自体が難しかった。

だから息子は次第に宿題をやらなくなりました。

情報の整理だけでなくモノの整理も苦手だったので、教科ごとに配布されるプリントや宿題を整理することもしなくなりました。

情報量が多い授業を集中して聞くことができなくなり、授業は息子にとっては「全然楽しくない時間」になっていきました。

✔ ハードルが高くなった理由その2

生活態度も「成績」になる!

忘れ物をしない、
時間通りに動く、
積極的に学校生活の行事や役割に参加する、など

勉強以外の面でも全てが「評価」の対象になっていきました。

✔ ハードルが高くなった理由その3

学習面の難易度も中学になるとますます上がります。

ワーキングメモリが低い、
集中しにくい、

そんな特性をもつ息子にとっては授業はますます「わからない」ものになっていきました。

さまざまな「壁」を感じていた息子にとって「学校は楽しくない」場所になっていきました。

だから、息子は「行ってきます!」と家を出かけたにもかかわらず、学校に到着しない。
近くの公園で遊んでしまい中1の1学期だけで、遅刻が34日。

時間の管理が苦手、興味のないことには取り組みにくいそんな特性が裏目に出て息子は学校の先生に「やる気のない子」と思われるようになりました。

そして、忘れもしない出来事が。

それは、中学になって初めての三者面談のときのこと。

担任の先生からこのままだと行ける高校はありませんよ」と、いきなりの牽制球!

確かに、通知表には「1」と「2」しかなくて遅刻の常習犯、学校で喧嘩やいたずらがあればたいがいそれに加担している。

そんな状態だったのですから、そう言われてもムリはありませんでした。

「うちの子の将来がいよいよ心配だ…」

私が想像していた中学校生活とは180度異なるその様子に、私は焦りを隠すことができませんでした。

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4.「私が発達を学ぶ!」と決断した先にはワクワクの未来が

グレーゾーンだからといって困りごとが少ない、なんてことは決してないのです。

だけど、残念ながら、日本ではグレーゾーンの子にまで支援が行き届かない…

そう感じた私は、1つの新たな決断をしました。

その決断とは、資格をもった専門家に「相談する」だけの子育てをやめることでした。

病院、療育、相談センター、時間を割いて通っても日々目の前で起きる困りごとの解決にはなかなかつながらなかった。

だから、「お母さんが発達のことを学ぶ」という新しい選択をしました。

親子のコミュニケーションで子どもの発達を加速するという新しい方法。

お母さんが発達のことに詳しいなんて、おウチで療育ができるなんて、「非常識」かもしれません。

ですが、資格をもった人に相談しても何も変わらなかった。

そんな経験をしてきた私が選んだのが、この方法でした。

その後、私は、トレーナーという働き方にチャレンジすることを決めました。

お母さんが発達のことを学んでしっかり対応すれば子育ての悩みは軽くなるし、その子育て経験を役立てて仕事にしていくこともできる。

子どもは伸びる、困っているママを救うこともできる、一石二鳥じゃない!!そう思いました。

しかも「発達業界」といえば資格のある専門家だけの世界と思っていたのに、「私も挑戦できるんですか⁉」という喜びと、驚きがありました。

みなさんも、「相談するだけ」の対応で、育てにくい子どもがちっとも変わらない…と感じていたら、ぜひ、「お母さんが学ぶ」選択肢を考えてみてほしいと思います!

 

清水畑トレーナーと息子さんの壮絶な中学校時代のエピソード…同じ境遇で悩んでいるお母さんもいらっしゃるのでは?
お母さんが自ら「発達を学ぶ」決断をしたその後、育てにくいと感じていた息子さんの子育てはすぐにうまくいったのでしょうか?
答えは、実はノーなんです。
次回、発コミュを上手く使えなかった清水畑トレーナーが、どのようにして発達に詳しいトレーナーとなり、息子さんを伸ばすことができるようになったのかをお伝えします!

 

\続編はこちら!発コミュを受講しても子どもを褒められない⁉そんな葛藤から救ってくれたものとは/

執筆者:清水畑亜希子
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
パステルジャンプ編集部

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