ひとりで頑張らなくていい!不登校で勉強しない子どもの進学先の選び方~通信制高校サポート校トライ式高等学院~

不登校で家でも勉強しないお子さんの場合、今後の進路が心配ですよね。もし学習が遅れているお子さんが進学したいといったらどうしますか。通信制高校サポート校のトライ式高等学院なら、一緒に伴走してくれる先生と出会えそうな予感です!

1.不登校で勉強しない状態だった息子が「東大」を目指す?!

お子さんが学校へ通えなくなると、この先の進路や勉強に不安を感じますよね。私もそうでした。一人ひとりに合った学習を楽しくすすめてくれる先生に出逢いたいと思いませんか?

現在小5の息子は地域の学校に籍を置きながらフリースクールに通っています!おそらく中等部でもそのフリースクールに所属する事になりそうです。今でも近所の友だちは、そんな息子を受け入れ仲良くしてくれています。ありがたいです。

不登校になって家にいた頃は、お友だち達がわが家に連絡帳やプリントを持ってきてくれ、ついでに2~3人がうちのリビングで宿題をしていく事もありました。

しかし、うちの息子は早く遊びたくて、待ちきれなくて「先いっとく!」と、友だちを残して公園へ。当時はまったく勉強と向き合う気持ちがなかったのです。勉強に対して自信もなかったので、「勉強するより働きたい」と小3の頃はよく言っていました。

そんな息子が最近、「僕大学に行こうかな」と言うのです。しかも「東大か阪大で研究する!」と。

以前は受験というシステムがある事を知り、泣きそうな顔で高校ですら絶対行かないと言っていたのに??

不登校だった頃と比較して、だいぶ自己肯定感が上向いてきている事を感じる息子の発言でした。

母は一瞬面くらいましたが、どこの大学でも専門学校でもいい、面白そうな研究や仕事が出来るところをこれから探して行ったらいいよ、応援するからね、とすぐに伝えました。

息子が自信を持てるようになってきたのは、フリースクールや家庭教師のおかげなのです。

フリースクールでの学年や理解度が違うメンバー同士の対話を中心とした教科授業を楽しいと思えるようになった事。

勉強に苦手意識があっても、大学生の家庭教師のお兄ちゃん先生に来てもらい、リラックスできる自宅で、自分のペースやレベルに合わせて教えてもらう勉強は頑張れるようになった事。

これらの学校外の学び方を選んだおかげだと感じています。

そこで、
息子が将来本当に大学に行きたいと思った時、学力が追いつくのだろうか?
フリースクール所属で中学校の内申点が低い場合でも希望はあるのだろうか?

そんな不安を解消する為、以前から気になっていた、通信制高校のサポート校『トライ式高等学院』へ見学に行ってきました!

 

2.一人ひとりの想いに寄り添ってもらえる

トライ式高等学院は通信制高校のサポート校です。連携している通信制高校とダブルで学費がかかりますが、その分サポートが手厚く心強いです。ホームページはこちら

高校卒業資格プラスアルファが期待できそうです。現時点のお子さんがどんな状況であってもサポートしてもらえそうです

サポート校についてはこちらの記事をご参考下さい↓
発達障害・グレーゾーン中学生の進路選びのヒント!特性に合った選択肢を探すコツ
※サポート校と連携している通信制高校に同時に入学することで、高校卒業資格を取得することができます。

♦自宅型と通学型が選べる!

学びのスタイルを選ぶことができます。自宅型、通学型、オンラインコースがあります。

自宅型では先生が自宅へ来てくれてマンツーマンでサポートしてくれます。それまで不登校だったり、起立性調節障害により体調が悪かったりすると、外に出るのが難しいですよね。

また発達凸凹でコミュニケーションが苦手であれば、いきなり登校する事はハードルが高いという場合もあると思います。そんな時、先生とバトミントンを通じて少しずつ会話が出来るようになり、心を開いていったお子さんもいたそうです。

まずは自宅でも、家族以外の先生と1対1の信頼関係を築く事も出来るのは、お母さんとしても魅力的ですよね。自宅型から徐々に通学型へ移行してもいいということで、通学型に憧れるけど心配というお子さんでも無理なく希望のスタイルを実現できますね!

♦勉強が得意ではない子にも合う対応!

先生との一対一の勉強時間だけでなく、あまり書かなくて良いタブレット学習も活用しています。

息子の事で書字が苦手と伝えたところ、口で説明させて内容を定着させたり、いっぱい書かせたりしなくても勉強は出来ますよ、と言ってもらえました。

また英文法を嫌がっていたディズニー好きの子とは、先生が一緒にディズニー映画を観ながら勉強した例があるそうです。その子にあったいろいろな勉強法を提案してくれるようなので、勉強にネガティブなイメージを持たず取り組めそうですね。好きな事や得意な事と結び付けて出来る勉強は意欲が湧きそうです。

♦楽しい行事が多い!

体育祭などは希望者のみで行い、実行委員が主体性を持ちすべて企画運営をしています。各キャンパスから人が集まり盛り上がります!教室では皆さん静かに勉強に集中されていたのでちょっと意外かもしれません。

教室行事でもボーリングをしに行ったりするそうで、気分転換も大事にされていると思いました。

大学進学、専門学校、就職、どの道を選んでも、共通して必要な力があるという考えから、人に慣れる事や自分の想いを伝えられる力、チームワークなどを身に着けられる機会が用意されています。

行事は月1くらいであるそうなので、全日制の学校よりも多いかもしれないですね。学力だけではなく豊かな人間性を育む事を大切にしている印象を受けました。

3.未来の目標に向かう頑張りをサポート

♦卒業後を見据えた充実のサポート!

現在不登校で小、中学校の学びが遅れていると、高校卒業単位だけでも満足してしまいそうですが、勉強への意欲が出てきたお子さんは大学進学に興味を持って学びをすすめる事が出来ます。

とはいえ、大学進学だけを大切にしているわけではなさそうです。

「どんな風になりたい?」
「興味のある仕事は何かある?」

と将来をイメージしにくい子にも考えるきっかけを一緒に見つけ、そのための準備や何を学んだらいいのかを具体的にしていくサポートがあります。

受験のプロによる個別指導はもちろん受けられますが、就職希望の場合でも面接の練習、関連する資格を取る事、アルバイトやボランティアを勧めたりしてくれます。

思春期の子ども達ならば、親以外の立場の大人のアドバイスが届きやすい事もありますよね!親から巣立とうとしている思春期の子どもに寄り添ってくれる先生はとても期待できます。

トライ式には大人の家庭教師といった趣味、資格、語学など様々な分野の講師がいるので、通信制高校の卒業単位を取るため以外にも個別の授業を受ける事が可能です。

保育士を目指す女の子が特技にしたくて、折り紙の先生に来てもらった事もあったそうです。マジックの先生が来たことも。いろいろな分野の先生がいるという点でも魅力的ですし、子どもの可能性をひろげてくれそうな期待感を持ちました!

♦安心して卒業できる!

卒業単位認定のために必要な要件を聞いてみました。

・所定のレポートを提出
・年間20日程度のスクーリングに出席
・単位認定テスト合格
とのことでした。

数学のレポートの実物を見せていただきました。10枚程度のプリントがホッチキスでまとめられていました。テストが苦手な子でもこのレポートをしっかりとやっていれば解ける内容を用意してくれるそうです。

また英語、社会はレポートの内容からそのままテストに出るという事。3割以上の点数で単位取得です。
スモールステップで少しずつ学習の自信を取り戻したいお子さんには向いていると思います。そこで得た自信が次につながる事になりそうですよね!

またスクーリング日数はトライ式高等学院の場合、年に20日程度です。他の通信高校ではもっと少ない日数の合宿型遠方スクーリングがあるところもあります。どちらが良いかは意見が分かれそうですね。

年に20日と日数が多めでも、スクーリング会場が家から通える範囲で行く日を選択出来るなら、そちらの方がお子さんの特性や体調によってはクリアしやすいのではないでしょうか!

もちろん通学日数が300日程度の全日制と比較しても自由度は高いですね。

♦フリースクール(中等部)も併設!

また私の見学した教室では、中学生が通えるフリースクールも併設されていました。

小学生から不登校や、別室登校の子の場合、地域の中学校に通えるかはわかりませんよね。雰囲気もがらりと変わり、別室登校よりフリースクールの方が心地よい居場所になるかもしれません。

中学生と高校生の交流もあり、学年を問わず話をしていたり、勉強を教えてくれたり。少し年上の先行くお兄さんやお姉さんが近くにいる事で、自然と今より先の自分について考えられるかもしれませんね。また楽しい事が好きならば高校生の行事にも参加できます。

そのままトライ式高等学院に上がる事も出来るので、中学時代から大学受験に焦点をしぼり、遅れている小、中学校の勉強は高校受験を気にせず、焦らずじっくり取り組み力をつけていく事や、自分のやりたい事に時間を使う事も出来ますね。

4.味方がいれば自分の足でゴールができる

不登校で自信を失い勉強しない時期があった息子が、明るい未来をどんどん語るようになりました。ずっこけそうな「東大」発言でしたが、本人に芽生えた気持ちは大切にしてあげたいです。

通信制高校のサポート校である「トライ式高等学院」を見学して、個別で子どもの未来を引き出し目標に向かって伴走してくれる学校があるのだな!と思いました。

現時点で勉強が遅れていても、
計画性ややり遂げる力が弱くても

明るい未来にたどりつけそうな気がしませんか!

我が家の息子は、今通っているフリースクールを気に入っているので中等部までは息子の意向を聞きながら在籍しようと思っています。

中等部が終った後の進路として、

大学受験するためにはどうしようか?
通信制高校というところがあるよ!

と新たな進路の選択肢を小さなころから教えてあげたいなと思います。

息子はまだ小学生なので高校選択はまだちょっと先の話ですが、今の時点で中学生、高校生で頑張りたいけど頑張り方がわからなくなりそうなお子さんに、トライ式高等学院はお勧めです!

将来何したいのだろう?と悩んでいる子でも、この学校では将来もイメージ出来るようになり、きっとお子さんは自分のペースでゴールを目指せると思います。

お子さんの味方を増やし、最後まで自分の足で1歩ずつ前進していく力をつけてあげましょう!

\不登校の子どもと進路の話しができる親子になれるコチラの記事もおすすめです。/

執筆者:とくながともえ
(発達科学コミニュケーションリサーチャー)

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