【パステルジャンプ勉強会】苦手なことへのストレスで「いやだ」と声が出ちゃう問題を解消!スクイーズ「むぎゅむぎゅ」大作戦!

子どもが苦手なことや不安なことに出くわすと落ち着かなくなってきて、思わず「いやだ!」と心の声が外に出てしまう。授業中にも声が出てしまって先生から怒られてしまうことも。脳が受け取る『感覚の視点』から改善したママの取り組みを紹介します!
 

こんにちは!パステルジャンプ編集部です。

パステルジャンプでは、毎月、上級講座生でオンライン勉強会を開催しています。

今回は感覚を司るにどのような刺激を入れると困りごとが改善するのか、仮説を立てて実行した記録を発表しました。ママの記録をご紹介しますね!

1.不安が大きくなってストレスで周囲の様子もお構いなしに心の声が出てしまう

お子さんが不安そうになるとストレスが溜まり心の声が場違いなところで、はっきりとセリフになって口から出てしまって、「今ここでそんなこと言わないで!」と注意したくなる場面はありませんか?

今回はパステルジャンプ上級講座の中で、三吉さんが不安になって声が出てしまうお子さんに、本人が心地よいと思う感覚を取り入れてあげることで気持ちをコントロールした方法を教えてくれました。

お子さんが不安から気持ちのコントロールができなくなっている様子があるなら、ぜひ読んでいただきたいレポートです。

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2.活動への感覚回避が不適切な行動に現れてしまうのを解消するには?!

三吉さんは、中学一年生の息子さんのお母さんです。

息子さんは小学校のとき、苦手な国語の授業が始まるとストレスが溜まってつい「嫌だー」と大きな声が出てしまい、授業を中断させてしまうことがありました。

担任の先生に怒られ反抗して、さらに悪化してしまう悪循環に陥りどう対応したらいいのか困っていました。

中学生になってからは、本人の特性を理解してもらう中で授業に取り組み、苦手なディスカッションは傍聴役にしてもらうなど対応はしてもらうけれど、気持ちは不安定なままでした。

特定の活動に対して、嫌な感覚を回避させるために行動が不適切になっていると知った三吉さんは、学校生活を過ごしやすくするため、お子さんが好きな感覚を身近に感じられるグッズを持たせることを思いつきました。

3.子どもの好きなスキンシップの感覚を小さなふわふわスクイーズグッズに込める

発達凸凹のあるお子さんの中には、特定の感覚が敏感だったり鈍かったりするケースが多くみられます。

三吉さんのお子さんは、触覚や姿勢を調整したりバランスをとる感覚を感じにくい特性があり、姿勢良く学校で過ごすことが苦手なお子さんでした。

その状態で苦手な教科を勉強するということは、子どもにとって大きなストレスがかかります。

脳がストレスと感じる場所は、感覚ととても仲良しの場所です。

心地よい感覚を取り入れることで、ストレスを和らげることができます。

また、好きな感覚を堪能したいという欲求は、食欲や睡眠欲と同じくらい人間にとって大切な欲求です。

特に発達凸凹があり、感覚のバランスの悪い子には、しっかりと感覚の欲求をみたしてあげることで、適切な行動を引き出してあげることができるようになります。

お子さんはハグや手で頬を挟んで「むぎゅ」とする感覚が大好き。この「むぎゅ」という感覚を取り入れられるグッズを探すことにしました。

見せてもらったグッズは5種類。お子さんと手触りを体験しながら、お子さんの好きな感触のものを選定していきました。

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4.学校で不安になる時に自分で解決できる方法を習得させたい!

ちょうど夏休みの期間の家族旅行で飛行機が遅延したり、リムジンバスが渋滞に巻き込まれるなど予定通りにいかない事態が発生し、お子さんがイライラし始めました。

そこで三吉さんはすかさず、お子さんが気に入ってくれていたスクイーズのグッズを渡すと、むぎゅむぎゅしながら落ち着いてストレスを解消し、イライラした時間をやり過ごすことに成功。

「お母さん、持ってきてくれてありがとう」とお礼を言われたそうです。

お子さんが自宅で宿題に取り組むとき、不安な気持ちになっても自らグッズを握りながら気持ちを切り替えるまでに成長したそうです。

「これ(感覚グッズ)を持っていると少し安心できるね」とグッズによって不安が落ち着いた成功体験と感覚を結びつけることに成功しました。

ママが日々子育ての研究に取り組み、2学期が始まってから息子さんは学校でも自分でスクイーズを取り出して落ち着ける場面が増えたそうです!

発達凸凹の子どもが、自分で自分をコントロールできるようにしてあげる。これが「私達ママの目標」、「ねがい」ですね!
スタディコンサルでは、あき子先生からも、感覚過敏や鈍麻のある子どもへの対応について解説してくれました。
▼解説動画はこちら!

パステルジャンプ上級講座の勉強会では、発達科学コミュニケーションを受講したママたちが、更に我が子を伸ばす対応の研究を行って、毎月シェアしています!

今後も不安傾向が強いお子さんの行動力アップの方法を脳科学の視点を入れて記事で紹介していく予定です!

不安から行動に困りごとが出てしまうお子さんのママはお楽しみに!

\脳科学に基づいたイライラを解消させる子育てをお伝えしています/

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