1.中学校に入って馴染めるのかな?と心配じゃありませんか?
小学校で不登校や登校しぶりをしたお子さんのママは、我が子が中学に進学するのが心配になりますよね。
繊細で敏感なタイプのお子さんだと、新しい環境になじむにはとてもエネルギーが必要です。更に勉強の苦手を抱えていると定期テストや頻繁にある単元テスト、提出物などで更にストレスが増えるかもしれません。
「勉強はついていける?」
「友達との付き合いで疲れないかな?」
「教科担任制になったら先生が授業毎に変わって緊張しそうよね」
「困ったことがあっても先生に聞けるのかな?」
と、不安なことがママの頭をグルグルしてきませんか?
中学1年生は、小学校との違い=中1ギャップで不登校が増えるタイミングでもあります。
ギャップがあるからこそ、そのギャップを利用して学校が楽しめる場合もありますよ!我が家の繊細な娘が普通の公立中学で小学校よりも学校が楽しくなった対策をお伝えしますね!
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2.元登校しぶり娘も中学ギャップに負けました
我が家の娘はHSC(人一倍敏感な子)タイプの中学1年生です。
小学校低学年の頃、お兄ちゃんの不登校、コロナウイルス流行が重なり、登校しぶりをおこしました。外ではいい子で学校へ行けば「頑張っていますよ」と言われた娘。家ではそのストレスが吹き出しひどい癇癪を起こしていました。
そんな娘が中学校へ入学。
入学式は無難に終えたものの、2日目、家へ帰ってきた途端「中学校嫌だ〜」と泣きました。
そして3日目の帰宅後は「中学校行きたくない…」と深刻そうに悩んで、しくしくしくしく泣き続けていました。更に翌日は発熱しそれでも「中学校休むのはだめ、行かなきゃ」と脅迫的に追い詰められている様子。
「何がいやなのかな?」と聞くと、友達ができないことに悩んでいました。おとなしいタイプの娘は小学校の頃から自分で友達を作りに行くということはしておらず、誘われたら遊ぶという友達づくりが苦手な子です。
入学式後、複数の小学校から集まってきた子どもたち。おそらく周りの子は「友達作らなきゃ!」と頑張る雰囲気の中、自分はついていけずに困っていたのです。
「私は陰キャ。陽キャのパワーがすごい…」と悲しんでいます。
「あー、やっぱり中1ギャップきたかー」と思いつつ、あまりに深刻な娘の様子に戸惑いを感じてしまいました。
また登校しぶり生活に戻っちゃうの?
これで不登校になったら相当落ち込みそうだな…
親として、私も相当不安になりました。でも!やれるだけのことはやろう!そう考えて娘にかける言葉を考えました。その後数日で中1ギャップを乗り越え今では前向きに中学校生活を送れるようになった秘策をご紹介しますね。
3.入学前から対策を!我が子が中学校を楽しめる洗脳作戦を開始しよう
実は、中学校に入学する前から、娘が中学校の壁を感じそうなことを予測していた私。
勉強が難しくなることと友達づくりです。
そのため、娘の不安を希望に変える言葉を入学前からつぶやくようにしていました。
◆中学校の先生は勉強教えるのが上手だよ!と不安を希望に変える言葉
「中学校に入ると、先生が教科ごとに変わるんだよ。」
「その教科専門の先生だから小学校と違ってきっとわかりやすい授業をしてくれるよ!」
「ただ教科書の内容を教えるんじゃなくて、その先生が勉強してることとかも教えてくれるかも!」
「きっとあなたは中学校の勉強のほうが楽しいと感じるんじゃないかなー」
こんな話を娘に伝えていました!
小学校のときから、真面目に授業を受けていた娘。けれど「授業がわからない」「勉強できない」とよく言っていました。
参観日の際に担任の先生の授業を拝見すると、あまりメリハリのない話し方、教科書をそのまま教えているスタイルだったのを私も見ていたので、中学校の授業の方が面白みを感じるんじゃないかな?と思っていたんです。
◆ネガポジ転換で自分に自信を持てる言葉
「私は陰キャ…」そう悲しむ娘に、「そんなこと気にしないでいいよ!」とは言いませんでした。気になるから辛いんですよね。
だから、ネガティブに考える思考をポジティブにチェンジできる言葉を伝えました。
「この世の中、陰と陽があってなりたつもんだよね〜」
「ギラギラした太陽もいいけど、月の光もおちつくじゃない?」
「陽キャの子ばかりクラスにいたら、クラスは破滅しちゃうんじゃない?」
「あなたみたいな落ち着いた子がいて、クラスがまとまっていくと思うよ」
「本格的な授業が始まったら授業の中で普通に話せるようになると思うよ」
スマホアプリで『ネガポ辞典』というものもあります!ネガティブなことも反転させたらポジティブになるんですね。
なんでも真面目に考え込んでしまう繊細な子には、大人になるまでに身に着けてほしい思考です。
こんな言葉を、時には返事もないときもありましたが、ご飯を一緒に食べるとき、身支度をしているとき、熱で寝込みながら心配しているとき、嫌がらない程度の量でつぶやいていました。
すると、3日後、熱が下がり学校に行けた日、「中学校大丈夫だった!」と笑顔で帰ってきました!本格的な授業が始まってグループワークなどで友達と自然に話すことができたようです。そして、授業も「中学校の先生わかりやすい、面白い」と感じたようでした。
もうすぐ中学1年生が終わりますが、今では勉強も頑張り好成績!調べ学習の発表も頑張り優秀賞をゲット!そんな中学生生活を送れるようになりました。
いかがでしたか?繊細でおとなしい子が感じる中1ギャップ。繊細な子には繊細な良さがあります。その良さに親子で目を向けて会話することが中学進学への対策になり、登校しぶりも、不登校も乗り越えていけますよ。
中学校を不安に感じているママ達に届くと嬉しいです!
執筆者:すずき真菜
(発達科学コミュニケーションリサーチャー)
登校しぶりも乗り越えられる強さが身につく発達科学コミュニケーションについて学べます!
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