「またなの?」は卒業!注意しても同じ事を繰り返す子どもが自分から変わることができるタイミングとは?

注意されても同じ事を繰り返す…そんな子どもの様子にお悩みではありませんか?子どもの行動を変えるには、話をするタイミングと自分事にすることがポイントです!日常の会話の中で、子どもの関心のある話から行動を変えられたストーリーを紹介します。

1.「さっきも言ったよ!」と思わず言いたくなる…でも注意しても同じ事を繰り返す子どもには効果ナシ?

何度注意されても同じ事を繰り返す子どもに向かって
「さっき言ったよね」
「分かってるって言ったよね」
 そんな言葉が、つい口から出てしまうことはありませんか。

そのたびに、

 「どうしてできないんだろう」
 「いつまでも何度言っても覚えられないの?」
 「私の伝え方が悪いのかな」

 と、子どもにイライラしたり、中には自分を責めてしまうママもいるかもしれません。

注意されるとその場ではやめられる。
それでも、次の場面になるとまた同じ事を繰り返してしまう…。

実は、注意されても同じことを繰り返す子どもは、聞いていない、分かっていないのではありません

不安が強いときやイライラしたとき、子どもの脳はたくさんの情報を抱えすぎていて、キャパオーバーになってしまうのです。
話を受け取る脳の空きスペースがないのです。

ママや先生の言葉を聞くことができていても、必要な場面に遭遇したときにちゃんと行動できるほど記憶しておくことができません。

だから、正しい言葉を伝えても、良い返事を返してきたとしても、また繰り返してしまうのです。

しかし逆に言えば、
不安がなく話を受け取る余裕があるときには、
しっかり聞いて行動につなげやすい、ということになります。

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2.注意されても変わらなかった子どもの行動に見えはじめた変化

我が家の息子は中学校2年生。
自閉症スペクトラム(ASD)があります。

中学校での三者面談で先生と向かい合って話す場面になると、
息子はいつも落ち着かなくなっていました

不安が強くなると、息子は机の上にある物を無意識に触ったり、だんだん姿勢が崩れていったりします。
本人は話を聞いているつもりでも姿勢が保てないことで、

「ちゃんと話を聞きなさい」
 「姿勢を正しなさい」

と注意されてしまうことが何度もありました。

注意されると、その場ではやめることができます。
でも、次の面談になると、また同じように体が動いてしまい、同じ事を繰り返してしまいます。

私から見ると、息子は決して話を聞いていないわけではありませんでした。
それでも姿勢が正しくないと
「聞いていない」
「態度がよくない」
と受け取られてしまいます。

「このままで大丈夫なのかな」
「また注意される場面が増えるだけなのでは」

注意されるばかりの息子を前に、         
どう支えたらいいのか分からず、悩む日々でした。

そんな中、あるタイミングで話をしたことで、息子は机の上のものに触れず、姿勢を意識して話を聞くことができるようになったのです!

次はそのタイミングについてお伝えします!

3.話が聞けるタイミングを逃さない!自分で気づくことで子どもは変わることができる!

注意されても同じ事を繰り返す子どもが行動を変えることができるのは
どんなタイミングなのでしょうか。

ポイントは
『聞く耳』をもつタイミングで話をすること
・「注意されている内容が自分にとってどれくらい大事なことなのか?」
という、『自分事』になるように聞いてもらうこと

です!

我が家の場合、きっかけは、本当に何気ない会話でした。

進路について少しずつ高校見学に行ったり、資料を見たりする機会を作っていました。
今思えば、これも「受験の話をするため」というより、息子が進路の話題にふれるための種まきだったのだと思います。

そんなある日、子どもがふと聞いてきました。
「偏差値と内申点って、どう違うの?」

そのときが、『聞く耳』を持ったタイミングでした。
本人が面接に繋がる受験の話に関心を持ち、『自分事』として聞いてきたからです。

入試の話から会話の流れでつなげて、

「面接って、先生と向かい合って話すよね」
「姿勢よく話せた方が、伝わりやすいよね」
「通級で先生と話す時間は、面接の練習になるね」

シンプルに話をしました。

すると、こちらを見てうなずきながら話を聞いてくれたのです。

このとき私は、息子がそうする必要があるな、と理解したことが伝わってきたように感じました。

次の面談時には、
机のものを触らず、姿勢を保って話を聞くことができました

姿勢が崩れても、
「面接の練習だね。」
と声をかけただけで、自然と自分で姿勢を正すことができました

 そして、面談からの帰り道で
「姿勢、意識できていたね!」
と伝えると、息子は嬉しそうにうなずいてくれました。

いかがでしたか?

ママができることは、注意し続けることでも、完璧な声かけを探すことでもありません。

子どもは自分が興味を持ったことなら話を聞いてくれます
その『聞く耳』を持つタイミングを逃さずに、『自分事』になるように伝えることで行動の変化に繋がってくるのです。

注意されても同じ事を繰り返す子どもは変われないのではありません

日ごろから子どもに興味を持ってほしいことを、いろいろな形で種まきをしておくことで
自然とタイミングもやってきます。

そう思うと、少し肩の力が抜けませんか。
今日できなくても大丈夫。
また次のタイミングを、一緒に待っていきましょう。

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執筆者:三吉 あいこ
(発達科学コミュニケーションアンバサダー) 

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