1.発達障害グレーゾーンの子育て、いつも時間と戦っていませんか?
発達障害グレーゾーンの子育てはとにかく時間がとられます。
子育てと仕事の両立に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
子どもが学校で起こしたトラブルについて、学校から電話が来れば対応しなければいけないし、外でトラブルがない日でも「早くしなさい!」「ダラダラしないの!」「いつまでやってるの!」こんなやりとりの繰り返しで家は戦場のようになって、1日が終わるとゲッソリ…。
一方で、子育てにはお金がかかるので仕事をやめるにしてもそう簡単にふんぎりがつかない。
どちらかをなんとかしよう…と思ってもなかなかうまくバランスが取れないですよね。
昔の私もまさにそうでした。
息子が生まれて1年後に職場復帰をした直後は、慣れない子育てにヘトヘトで「仕事もっと少なくてもいいのに…」と思っていました。
逆に息子が小学校に上がったら「よーし!仕事をするぞ〜」なんて気合を入れてみたものの…
学童(放課後クラブ)の預かり時間が保育園のころよりも短いので、周囲に「ごめんなさい…」といいながら仕事を切り上げる毎日。
息子が3−4年になると1人で留守番はできるようになっていましたが、学校や習い事や友達との間で次々と揉めごとを起こすので、これまた、私が早退をしてあちこちへ謝罪行脚をする生活をしていました。
いつも「時間」と戦っている。
発達科学コミュニケーション(発コミュ)と出会う前の私の子育てはまさにそんな状態でした。
2.仕事をセーブして向き合った息子のトラブルは増えるばかり
息子の困りごともなんとか解消してあげたかったし、私の「時間がない!」からくる後ろめたい気持ちもなんとかしたい気持ちはあったのです。
なかなか、自分が望むかたちでできるお仕事はないんだな…と半ば諦めていました。
だから私は転職をしたり、派遣でお仕事をしたりと、ライフステージに合わせて働き方を「自分で変える」ことでなんとか乗り切ってきました。
そんなこんなで、なんとかバランスをとって子育てと仕事を続けていました。
しかし、みなさんもお感じかもしれませんが発達障害グレーゾーンの子育ては、想定外のできごともたくさん起きます。
息子が小学校高学年になって
・ルールを守らない
・学校でトラブルを起こす
・友達とすぐに揉める
・塾をさぼって逃走する
などの困りごとが急に増え…
「いよいよ、仕事している場合じゃないな…」と内心、本当に焦りました。
それと同時に、この子のこともなんとかしてあげなくちゃいけないそんな想いが強くなりました。
そして当時の仕事をやめて、時短で週数回の勤務の仕事に変えることにしたのです。
ところが…
仕事を変えて息子との時間を作ってみたものの、困りごとは増える一方でした。
なぜなら、私は、空いた時間で息子にガミガミ言う量を増やしてしまったからです。
その時の私は、まだ「しつけ」の子育てしか知らなかったので、できた時間を使って全力で「しつけ」に情熱を燃やしていました。
結果、子育ては完全に行き詰まってしまったのです…
3. わくわくする、やりがいのあることやりたかったんです
そんなギブアップ状態の時に、発達科学コミュニケーション(発コミュ)に出会いました。
発コミュで、我が子を伸ばす接し方を学ぶうちに「発達業界ってお母さんたちが経験を生かして活躍するのにとってもいい場所じゃない!」と思ったのです。
お母さんが発達のことを学んでしっかり対応すれば子育ての悩みは軽くなるし、その子育て経験を役立てて仕事にしていくこともできる。
子どもは伸びる、困っているママを救うこともできる、一石二鳥じゃない!!そう思いました。
しかも「発達業界」といえば資格のある専門家だけの世界と思っていたのに、「私も挑戦できるんですか⁉」という喜びと、驚きがありました。
実は、私、
新しいサービスを立ち上げる…
人の役に立つシゴトができる…
社会に新しい風を吹かせる…
などの、ちょっとワクワクするぞ、やりがいがあるぞ、そんな仕事に憧れていました。
せっかくならやりがいを感じられる、楽しさを感じられる、お母さんも子どもも笑顔になるそんな仕事をしたいな…と思ってしまったのです。
だから、私は、トレーナーという働き方にチャレンジすることを決めました。
もちろん、そのまま安定した会社員という働き方を続ける道もありました。
だけど、私、やりたかったんです!
4. 子どもとの時間を自由にアレンジできるからおすすめ!
そして今は、在宅ワーカーなので、あんなに時間と戦っていたころが嘘のよう。
子どもとの時間もアレンジ自在です。
私は日中の個別相談や講座が終わると、リフレッシュもかねて外で仕事をすることが多いのですが、最近は、娘がついてきます。
1人で勉強するのが嫌になると、こうしてついてきて母は仕事、娘は勉強、を一緒にやっています。
貴重な親子タイムです。
息子は、現在、部活でケガをして松葉杖生活を送っていますが、朝の送迎とか、病院への付き添いも、しっかりできています。
会社員だったころも、今も、仕事が大好きなのは変わりません。
しかし、会社員だったころ叶えられなかった「子どもたちとの時間」を、こうして自分でアレンジできるスタイルを手にできたこと、これは私にとっては宝物です。
人生100年時代と言われる今、私たちの仕事とのお付き合いも長くなっていきます。
これからは時間と戦わない働き方がおすすめです!
今までの経験を気にせず、新しいことにチャレンジできるとしたらやってみたいと思いませんか?
インターネットで発達の情報や子育ての情報を集めても、なんだか困りごとの解説ばかりで「うちの子、どうなっちゃうんだろう?」 と漠然と不安になることはありませんでしたか?
今、目の前の子育ての困りごとも解消しながら、もっと広い視点で我が子を伸ばせる道を、お母さんが選べるようになったら、そんな不安はきっと解消できるようになりますよ。
(発達科学コミュニケーショントレーナー)