運動会の練習で注意されるADHDの子の『自信』をおうちで回復させる2ステップ

運動会の練習で注意されるADHDのお子さんに悩んでいませんか?集団行動は脳の負担が大きく、怒られ続けると悪循環に。おうちを「安全基地」に整え、子どもの言葉を「まるごと肯定」する2ステップで、失った自信を回復させる方法をお伝えします!

運動会の練習で毎日先生から注意…ADHDキッズと心を痛めるママへ

ゴールデンウィークが明け、小学校ではいよいよ運動会の練習が始まる季節ですね。

一生懸命頑張る姿を見るのが楽しみな反面、発達にでこぼこのあるお子さんを育てるお母さんたちにとっては、心配が尽きない時期でもあります。

特に注意欠陥多動性障害(ADHD)タイプのお子さんは、いろいろなところに気持ちが向きやすいため、グラウンドで並んで待っている間に足元の砂をいじってしまったり、近くにいるお友達にちょっかいを出してしまったりすることがあります。

その結果、先生から「前を向きなさい!」「砂を触らない!」と注意されてばかり…。

注意を受けてもなかなか行動が改善されず、学校からその様子を報告されるたびに、「どうしてうちの子はみんなと同じようにできないの…」と一人で心を痛め、悩みを抱え続けているお母さんは少なくありません。

「おうちでもよく言い聞かせてください」と言われ、家庭でどう関わればいいのか分からないまま正解のない不安を抱えてはいませんか?

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 なぜ注意されても繰り返すの?ADHDの脳にとって練習は過酷な時間

学校で何度注意されても同じことを繰り返してしまうと、「ふざけているのかな」「わざとやっているのかな」と思ってしまうかもしれません。

ですが、これは決してふざけているわけではなく、脳の特性によるものなのです。

ADHDタイプの脳は、「今、目の前にある面白い刺激」に瞬時に反応してしまうという特徴があります。

運動会の練習のように「じっと並んで待つ」「先生の長い話を静かに聞く」という時間は、脳への刺激が少なく、実はとても退屈で過酷な時間なのです。

そのため、無意識のうちに脳が刺激を求めてしまい、砂をいじったりお友達に話しかけたりしてしまいます。

さらに、学校で注意ばかり受けていると、お子さんの脳の「自信のタンク」はどんどんすり減ってしまいます。

自己コントロールを司る脳の領域は、安心しているときや自信に満ちているときによく働きます。

つまり、怒られて自信を失えば失うほど、脳はさらにコントロールを失い、また周りに合わせて行動できなくなる…という悪循環に陥ってしまうのです。 

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エネルギー切れになる前に!今すぐおうちでのエネルギー回復が必要な理由

学校での集団行動という子どもにとっては過酷なミッションの中で、注意を受け、自信というエネルギーを激しく消耗しています。

もし、その状態のままおうちに帰り、お母さんからも「明日の練習はちゃんとやりなさいよ!」「また先生に怒られたの?」と注意されてしまったらどうなるでしょうか。

子どもはホッと安心できる場所を失い、完全にエネルギー切れを起こしてしまいます。

その結果、朝になると登校しぶりを起こしたり、学校で頑張って過剰に適応している分、家に帰ると一気に荒れて大癇癪を起こしたりと、家庭がすべての受け皿になり、親子関係そのものが疲弊していくという問題が生まれてしまいます。

だからこそ、学校での行動を直接どうにかしようとするのではなく、まずはすり減ったエネルギーを満タンにしてあげることが今一番必要なのです。 

おうちを完全な安全基地に!子どもの言葉から頑張りを拾って肯定しよう

では、具体的にどうすればいいのでしょうか。

今日からできる2つのステップをご紹介します。 

まずはおうちを「完全な安全基地」に設定する

 学校での過酷なミッションで疲れ果て、自信のタンクが空っぽになっているお子さんにとって、一番の薬は「安心感」です。

まずは、おうちの環境を「絶対に怒られない安全基地」に設定しましょう。

帰ってきたら、あえて運動会の話題や「今日は先生に怒られなかった?」といった確認は一旦ストップしてください。

「おかえり!今日もお疲れ様!」と温かく迎え入れ、まずはゆっくり休ませてあげること

おうちを安心できる環境に整えるだけで、すり減った脳のエネルギーの漏れを防ぐことができます。

見えない学校の様子は、子どもの言葉を「まるごと肯定」する

脳のエネルギー漏れを防いだら、次は自信のタンクを満たしていくステップです。

お母さんは学校での練習の様子を直接見ることはできないため、「ちゃんとできたの?」と結果を求めてしまいがちです。

そこでおすすめなのが、子ども自身が話してくれた言葉の中から「できていること」を見つけて、スモールステップで肯定する方法です。

例えば、お子さんが「今日ダンスした。グラウンドが暑かったー!」と話してくれたとします。

本当に周りと同じようにダンスを踊れていたかどうかは分かりません。

だけど、それでいいのです。

「そっか!暑いのに頑張ってグラウンドにいたんだねー!」「暑い中、ダンスの練習に参加できたんだね!」と、子どもが教えてくれた事実やプロセスをまるごと肯定してあげてください

「お母さんは、自分の頑張りをちゃんとわかってくれている!」

この安心感の積み重ねが、お子さんの失われた自信を回復させます

おうちで自信のタンクが満タンになれば、自己コントロール力も自然と働き始め、明日も学校へ行くエネルギーが湧いてきます。

日常のほんの少しの声かけを変えるだけで、お子さんの行動は変わっていきますよ。

ぜひ今日から、おうちでのスモールステップの肯定を取り入れてみてくださいね!

執筆者:津森あかね
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーションアンバサダー)

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