発達グレー中学生が習い事をすぐ休むのには原因がある!親が〇〇をやめ情報を視覚化した結果とは?!

子どもが塾や習い事の振替日時を覚えない、予定表に書いて伝えていても理解していないために混乱を起こしてしまう。結果、習い事を休むことはありませんか?実はそれは親の〇〇が最大の原因かも?!親が行動を変え子ども自ら考え動くようになった記録をお話します。

中学生になっても予定を覚えない、習い事をすぐ休むことに悩む日々

私には注意欠陥多動性障害(ADHD)傾向の発達障害グレーゾーン子中学1年生になる息子がいます。

中学生になり部活動がスタート、週2回の塾、幼児から続けていた習い事を継続するなど忙しい毎日を送っていました。

この頃から塾や習い事を休むことが増え始めました。

本人が決めた日時に習い事の振替日を設定していても

「振替なんて知らない!今日は行きたくない!部活が休みなのに習い事に行きたくはない!」と怒り習い事を休む。

そして何かと親のせいにする息子の態度と現状に苛立つ気持ちを抑える日が半年ほど続く、ということがありました。

息子のように、塾の回数を減らしても状況は変わらない、ホワイトボードに忘れないようにと記載をしても、いつの間にか空気のような存在になってしまう。

こんなことはありませんか?

親は、子どもにとって明らかにキャパオーバーであることがわかっていたとしても、子ども自らがやると決めたことなら応援してあげたいですよね。

一方、家庭の事情もあり…月謝を払っているのに休み続ける状況は何とかしたいですよね。

グレーゾーン子が習い事をすぐ休む原因の一つ目は特性が影響している?!

発達障害グレーゾーン子には特性がありそれが影響している可能性があります。

では特性についてご説明します。
①本人にとって意味づけされていない事柄への記憶が苦手。

②聴覚からの情報を理解をして記憶することが苦手な一方、視覚からの情報は理解しやすく記憶に残りやすい傾向がある。(子どもによって、反対の場合もあり)

例えば、口頭だけで伝えるのではなく、何かに記載をして必要な情報が目から入るようにします。

③何かをやろう!とする時に必要なやる気スイッチが入りにくい。

 例えば、天気が雨、部活がしんどかった、急な予定変更、など少しでも嫌なことがあった場合、「嫌だけどやらないと!」とならないのです。

思春期発達障害グレーゾーン子が習い事を休む最大原因の親の〇〇とは?!

では、思春期反抗期発達障害グレーゾーン子が習い事をすぐ休んでいた最大の原因についてお話をします。

最大原因である親の〇〇とは、親の不満と不安からなる「先走りの行動」のことです。

塾や習い事を本人が休むと決めた時に、本人の意志ではなく、親が助言や指示を行い振替設定を誘導することは、子どもの考える力と責任を持つ力を奪うことです。

なので、親の先走りから振替日を設定したり習い事の予定を掲示していても、本人にとっては意味づけがされていないため、掲示物も空気のような存在になりグレーゾーン子の記憶に残らないという状況になるのです。

気分で塾や習い事を休まない為に子ども自ら考える力をつけさせよう!

思春期反抗期の時期は親からの助言や指摘、指示されることを嫌がる傾向があります。

それなのに親が親の不安や不満から先走り行動をすることは、思春期反抗期発達障害グレーゾーン子の考える力を奪うと言うことに拍車をかけるのです。

だから、まずは親が先走り行動を即座にストップし、子どもに自分で考える機会をつくりましょう。

子どもが自分で考えて動いたことが良い結果につながると、それが成功体験となり子どもは自信を持ち、自由に考えることができるようになります。

そして自ら考えて行動を起こしたことでの失敗は人のせいにしなくなり、責任感もうまれるという好循環になります。

そんな状況はいち早く手に入れたいですよね!

習い事をすぐ休むグレーゾーン子への対応は情報を視覚化する!

思春期発達グレーゾーン子が自ら考え行動ができるようになるには情報は視覚化をする。

親は「見守る」を徹底する!です。

◆嫌でも子どもの目に入る場所に情報を掲示!

リビングの壁など、目立つ場所に特大コルクボードを設置。

学校、部活、習い事、電車の時刻表など全ての情報を貼り付けます。

グレーゾーン子の特性として視覚から入る情報は記憶に残りやすいため、嫌でも目に入るという利点を活かします。

◆子どもから要望がない限り本人の意志と責任に任せる!

親は助言や意見は言わず「見守る」を徹底します。

「ママが貼っておいたよ!これからはここに必要な情報を掲示してね!」と子どもに伝え、予定表の貼り替えなどの更新も基本は子どもに任せましょう。

それが難しい場合は「次の予定表も貼っておいたよ~」とお手本を見せて、活用の仕方を伝えていくとよ良いですよ。

上記のような対応に変えてから、息子は予定表を自ら張り付ける、塾は遅刻をせずに行くなど自分で考えて行動するようになりました。

幼児から続けていた習い事は息子が自分で行かない選択をし、止めることになりましたが自ら考えて行動した息子は誰のせいにもしませんでした。

結果、息子は中学校生活、部活と習い事のバランスもとれて気持ちに余裕が出ているように感じています。

思春期発達障害グレーゾーン子への対応は山あり谷ありで大変ですが、親が行動を変えるとあっという間に穏やかな時間に変わりますよ。

試してみてくださいね。

執筆者:桃井ひかり
(New Mammyアンバサダー★)

発達障害グレーゾーン子が自ら考えて行動できるようになる方法にが見つかりますよ
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