思春期凸凹っ子の反抗期は今すぐ対応!
思春期凸凹っ子の反抗期の対応を後回しにしていませんか?
思春期凸凹っ子の反抗期は、一人で悩まずに、今すぐ対応が鉄則です。
なぜならば、 思春期凸凹っ子の反抗期の衝突は 二次障害につながりやすいからです。
二次障害とは、 周囲から理解を得づらい環境で、繰り返し注意されたり、 不安な経験をしたりすることで、 自己肯定感が下がり、 暴言暴力、攻撃性、うつ病、不安障害、引きこもり、 睡眠障害などが起こってしまうことです。
二次障害のいちばんの原因は、 過度にストレスがかかっている環境に、長時間いることです。
そうした環境が続いてしまうと、 成功体験がうまく積み重ねられず、「何をやってもうまくいかない…」「どうせ失敗してしまう…」とネガティブな感情に 支配されてしまう結果になってしまう子が多いです。
反抗暴言に悩む毎日が嫌になる
ゲームばかりではなく少しは勉強してほしいと、ママが宿題の「しゅ」 を言った途端機嫌が悪くなる…。
「ちょっとぐらいやろうよ~!」と言っても、全く反応なし…。
ゲームでも負けそうになったり、1位になれなれないと、すぐに怒り出す!!ゲームでうまくいかないと、反抗的な暴言が出てしまう…。
怒りだしたら、止まらない…。暴言の嵐に、聞いてるこっちが嫌になってしまいますよね。
宿題以外にもあるんじゃないでしょうか?
自信がないことは、なかなか手をつけられなかったり、やる前から諦めてしまったり…。
もっと自分からやる気を出して、いろいろなことに挑戦してもらいたいのに、重い腰をなかなかあげないで、ちょっと声をかけただけで文句ばかり言う。
そんな思春期の子どもに、困ってしまいます。
思春期凸凹っ子の負のスパイラル原因は?
まずは、この負のスパイラルから、一刻も早く抜け出すことが重要になってきます!
二次障害に陥らないためにも、思春期凸凹っ子の反抗期は一人で抱えずに今すぐ対応が鉄則です!
思春期凸凹っ子の特性の一つに、「苦手なことに取り組む勇気を持てなくなっている」というものがあります。
これは長年の失敗や、今までできていないことばかりを指摘されたことの蓄積で起こっているものです。
「どうせできない」「やっても無駄」と、子どもの中に、やる気を起こすための自信がない状態です。
子どもが自分で変えていくことは、できないんです!!
ママの声がけは2つのタイミングが大事!
思春期反抗期の対応は声がけがポイントになります。
質も大事ですが、正直、量の方が大事になります!
量の問題を解決するなら、学校より、スクールカウンセラーより、適しているのはママの声がけです。
ママの声かけが大切なんです!
「失敗していいんだよ!」
「お母さんもこんなことあったよ!」
と、完璧じゃなくていい、ママも失敗するんだな、と安心します。そんな声かけが大事なのです!
子どもに声をかけるときに、できたら褒めようと思っていませんか?
実はここが、大きな落とし穴なんです!!
できた時しか褒められていない子は『できることが大事!』とインプットしてしまっているので、
『できないこと』にすぐにイライラしてしまい、次第にやらなくなってしまいます。
できたら褒める!ではなく、
子どもがやり始めたら褒める!
やっている最中に声をかける!
この最初とやっている途中の声かけが、思春期凸凹っ子にはとっても大切です!!
行動できたことに本人が気づき、やる気をさらにアップできます。
成功体験を作り出し、好ましい行動の頻度をアップさせることができます。
思春期凸凹っ子の反抗暴言にお悩みのママさんは、
ぜひ普段自分がいつどんなタイミングで、どんな声かけを子どもにしているか、ちょっと意識してみてください!
子どもの行動が変わってきますよ。
執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
思春期凸凹っ子の反抗暴言の解決のヒントがあります!
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