言うことを聞いてくれない「育てにくい子ども」の子育て
わが子が、素直に自分の言うことを聞いてくれないな…
わが子に自分の声かけが届いていないな…
こんな風に思うことはありませんか?
そして、毎日そう思いながら過ごしているんだけど「時間が解決してくれる」とか「もうちょっと大きくなれば解決していくのかな〜」と自然的な解決に任せていませんか?
それはきっと「もう少し年齢が上がってきたら聞けるようになりますよ!」と周りの方から言われたり、自分自身でも根拠はないけど「そんな気がする…」と感じているのではないかなと思います。
もちろん、成長とともにできるようになることは増えていきますが、「なんとなくそうなのかな…」と自分を納得させてしまっていませんか?
この「母親の言うことを聞けるようになる」という目的を達成させることは、もちろん大事!
なのですが、言うことを聞けるようになること以外にも、実は育てにくい子を成長させていく上で、「脳の素直さ」がものすごく重要になるんです!
育てにくい子どもにお母さんが身につけさせたい力とは?
お母さんが、我が子の『脳の素直さ』を育てるサポートをすることで、周りの言葉をしっかりと聴く力を育てることができるようになります。
聴く力がついてくると、考えるチャンス、理解するチャンス、行動するチャンスがどんどんと増え、
結果的に、思考力・理解力・行動力といった様々な能力を伸ばしていくことにつながっていきます。
つまり、お母さんの言うことを聞かず、育てにくいお子さんにとって、人の話を聴ける「脳の素直さ」はとても重要な力になります!
「脳の素直さ」は『脳に入る情報の量』に比例していきます!
育てにくい子育てを卒業し、わが子が持っている本当の力を伸ばしてあげたい!
だけれども思い通りにならないと、癇癪やぐずりがひどくて、会話どころではない!!
そんなお母さんは、まずは「脳の素直さ」を引き出す視点をまずは持っていきましょう!
脳の素直さを育てるお母さんの声かけのポイント
子どもにお母さんの言葉を届けるには、とにかくお母さんの言葉に子どもが耳を傾けようと思うようにならなくてはいけません。
お母さんが話しかけようとしたら、毎度のようにすぐに癇癪を起こしていては、ちっとも話なんてできませんよね^ ^
話しかけたら「なーに?」と子どもが素直に聞ける脳にすることから始めます。
意外とやってしまうのが、「あれやって」「これやって」と、お子さんとの会話が指示ばかりになってしまうことです。
この指示ばかりの会話は、子どもがお母さんの声かけをシャットアウトしてしまうことに繋がるので、会話のはじまりはポジティブから始める!指示はその次!という順番が大事です。
「ブロック片づけて!ごはんだよ!」
と、いきなり指示を出すのではなく、その前に「何作ってたの~?」と興味を示す声かけをしてみたり、「たろうくん♪」とお子さんの近くに行って声をかけるだけでもいいですよ!
ポジティブに会話をスタートさせたいので、「たろう!」と叱るようにお子さんの名前を呼ぶのはNGです。
大人でも同じですよね!
「田中さん♪」と明るい声で名前を呼ばれたら、「はい^ ^」と返事をする気になりますが、「田中!」と呼ばれたら「なんだろう…何か注意されるのかな…」と、聞こえなかったフリでもしたくなりませんか?
お母さんの声かけをお子さんの脳に届けるには、まず「聴こう」とお子さんに思わせる声かけのスタートが大事です!
指示を言うのはその次です!
順番を守って声かけするだけで、脳の素直さが引き出せますよ。試してみてくださいね^ ^
執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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