発達障害の子どもには宿題の常識はポイしちゃえ!

私のところに相談にいらっしゃるママが
悩んでいることで多く聞かれるのが
「宿題をやらない」
「宿題に取り掛かれない

ことなんです。
 
こちらの記事も併せてお読みくださいね!
▼「宿題は百害あって一利なし」▼
漢字練習じゃないでしょうか?
 
 
よく漢字は書いて覚えるから
たくさん書くといい、なんて
昭和時代を過ごした私は
言われたものです。
 
 
まあ確かにそれもある。
字を書くのが好きで
その覚え方があっているなら
ぜひたくさん書いて練習するといいです。
 
 
発達の子が漢字練習を嫌がるのには

・文字を書くこと自体が辛い

・知ってることを
 何度も繰り返しやる意味ない
 と考えている
・漢字に興味ない
・面倒くさい
・つまらない
 
 
こんな理由があるのです。
 
 
これはわがままだと思いがちなんですが
脳の特性からくること。
宿題を嫌がる子に無理にさせると
脳に悪影響です。
 
 
実は、世界に目を向けると
宿題がない国も多いんです。
 
 
フランスなどは
書く宿題を「禁止」しているって
知ってました?
 
 

理由は

1.学校外での他の活動に
  悪影響を受けないようにするため
2.家庭環境の違いで
  不平等を大きくしないため
 
 
机の上でする学習だけではない
他の学びも大切なことが
前提としてあるんです。
 
 
脳の発達の観点からも納得で
運動や遊び、体験から
脳を発達させているので

学習する以外の時間を持てることって
大事です。

 
 
フランスには様々な文化、国籍、背景を
持った人が暮らしているため
 
 
親が必ずしも子どもの
学校の勉強を見られる訳ではない
という現状があります。
 
 
移民が10%以上いて
そもそも母語でないフランス語の
読み書きができない親も多くいたり
 
 
フランスは
シングル家庭結婚をしていない家庭
同性カップル
など
多様な形態の家族が存在しています。
 
 
18歳以下の子どもがいる家庭で
ひとり親の割合も20%と、
日本の6.6%の3倍以上もいるのです。
 
 
そういった様々なことに配慮しての
「書く宿題禁止」なんです。
 
 
一方、日本では共働き家庭が
2000年ごろに50%を超えたのち、
最新の調査結果である2021年時点では、
共働き世帯は68.8%ということです。
 
 
毎年右肩上がりに増えているので
現在は70%を超えているでしょう。
 
 
仕事を終えてから
学校の宿題まで見なくちゃいけない
働くママの負担はどれほどのものでしょう!
 
 
ここで、日本もフランスみたいに
書く宿題禁止にしてもらいたい
って思ったところで、
まあならないんですよ。
 
 
日本が変わるまで待ってたら
大切な我が子の子ども時代は終わって
 
 
その時には
おうちで宿題バトルしたがために

脳が悪く発達して

 

親子関係が最悪になってしまった
なんてことがないように
親から変わることが大事。
 
 
文科省が2022年12月13日に発表した
通常学級に所属する子どものうち
発達障害の子どもの割合8.8%
との調査結果があります。
 
 
発達凸凹の子どもは増えていますが
全体としてみたら少数派です。
 
 

我が子を幸せにしたいなら

 

多数派の「常識」として
普通にやられていることの
 
 
何がダメなのか、

 

どうしてダメなのか

知識を得て、発達凸凹の子どもにとって

良い選択ができる親になる
必要があるんです。
 

宿題で癇癪を起こしているなら
こちらの小冊子を読んでみてくださいね!

▼ゆったりIQっ子が癇癪なしで

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