行事でイライラ荒れる子の対応とは

こんばんは!
 
このところ、お会いするお母さんから
学校行事で子どもが荒れていたり
行き渋りをしている
というお話を聞くことがあります。
 
 
我が家でも
10月の運動会に始まり
 
先週は学校と地域の秋祭りで
支援級では自立活動の一環として
 
 
巾着袋やマスクの製作や
アイロンビーズのコースターを作り
販売もしました。
 
 
来週は宿泊学習、
その2週間後には音楽発表会
なかなかのハードスケジュールです。
 
我が家でも
みんなと比べてできないかもと
自信をなくしたり
 
 
見通しが立たなくて

不安になってしまうことがあります。

 

夜になるにつれ不安が募り
 
 
「明日学校行かない!」
 
「もう嫌だ!!」
 
と、ネガティブ発言をしてくることが
あります。
 
 
発達障害の自閉症の傾向がある子どもは
見通しが立ちにくく
初めてのことが苦手です。
 
 
一つ不安なことが頭に浮かぶと
どんどん連鎖するように
不安なことばかり頭に浮かぶんです。
 
 
こんな時、お母さんは、
「そんなこと言うもんじゃありません!」
とか
 
「大丈夫だよ!」
とか
 
 
「イライラしないで!」
なんて言ってしまうと思います。
 
 
ですが、
ここの対応の正解はスルーなんです。
 
 

こんな時私は、
ネガティブな態度や暴言には取り合わず

 

さっと離れて
気にも止めずに夕飯の支度や
自分のことを始めます。
 
 
今回も、このような対応をすると
しばらくして娘は私のところに近づいてきて
「落ち着いた」とボソッと一言。
 
 

「そう、自分で落ち着いたんだ。
よかったね!」

 
と、にっこり褒めて終わりです。
 
 
自分でもわかっているんですよね。
イライラして落ち着かなくなる
自分に気がついているんです。
 
 
だけども脳がばーっと落ち着かなくなって
緊張や不安が怒りに変わってしまう
 
 
これって特性だからよくあること。
 
 
お母さんが適切に対応が取れたら
こうやって自分で気持ちを落ち着けて
「落ち着いた」と報告してくるんです。
 
 
さて、今日は
荒れる日の対応についてお伝えしますね!
 
 
こういう日は
一緒にお風呂に入って
ゆっくり話を聞いたり
子どもと会話する時間を作るのが
おすすめです。
 
 
ポイントは否定しないで
うなづきながら
「わかるよー」と共感して話を聞くこと。
 
スキンシップを多く取りながら
胸にある不安な気持ちや

モヤモヤを話して吐き出させ
アウトプットができるといいですね

触覚の刺激は脳の感情の近くに
太いネットワークがあるので気持ちを
落ち着けるのに役立ちます。

 
高学年になってくると
スキンシップもなかなか取りにくいですが
足のマッサージなどもおすすめです。
 
 
おかあさんがお家での適切な対応ができると
子どもも行事を乗り越えて成長します。
 
 
行事で疲れているお子さんには
気持ちを癒して
安心させる対応をしてあげてくださいね!
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