台風最接近!自閉傾向がある不安が強い子の「いつもと違う」は不安の表れ

今日は早朝に
私が住む福岡に台風が
最接近するということで
子どもたちの学校は休校になりました。

自然災害に対し不安を感じやすく、
かつ、もともと行き渋りしている娘は
数日前から

「学校休みになれー!」
と言っておりました。

そして、本当に休みになったので
喜んでおりました。

昨晩はニュースや家族の会話から
停電になるかもしれないと知り

「停電になあれ!停電になあれ!」

とコール。

「停電になったら困るから
 先に準備しておこう!」

という私に

「お母さん、前向きになりなよ!
 停電になったら暗い所で
 怖い話大会できるよ!」

なんてことも言うわけです。

あら、怖がりな娘が
今回は様子が違うな?とみておりました。

すると、ちょっと興奮気味な様子が
でてきました。

何かと突っかかってきたり、
お風呂にはいろうと声かけしても嫌!

何を言っても嫌!

ちょっというと
「おかあさんキライ!」
なんて言うのです。

 

そのうち
「私なんていなくなればいいんだー」

なんて言い出しました。

ええー!と、こちらもびっくり!

これは即座に否定します。
否定はしない発コミュですが
唯一、これは否定していい場面なんです。

そこで気が付いたのです。

「もしかして、
 ちょっと台風が心配になってきた?」

と聞くと「うん」

不安が強い子は自分のなかで
どんどん不安が膨らんで
とんでもない方向に
行ってしまうことがあるんですね。

特に未知のものには
想像が働きにくいので
不安だけが増大します。

福岡県に引っ越してきて
初めての台風なので

私もどんな台風なのかと
と少しドキドキしている面がありました。

もしかしたら私のいつもと違う様子に
不安を感じてしまったのかもしれません。

台風の不安だけじゃなく、
そのほかの嫌なことや

お母さんの態度や様子などをみて
台風と関係ないことでも
ごっちゃになって
自分で不安が制御できなくなってしまうようです。

その後は娘のケアのため
娘の話を受け止めて聞くことに徹し、

「そうかー、〇〇なんだねー」

「ほかには?」と聞いて

不安を吐き出させる対応です。

吐き出したあとは
台風とは関係がない
楽しい話題で切り替えて落ち着かせます。

今日は一緒に寝るよー、と安心させて
大好きなぬいぐるみと
私とともに布団に入りました。

ただ台風が怖いというだけじゃなく
いろいろな感情が混ざり合って
ぐるぐるしながら大きくなってしまう
今回の出来事は

自閉傾向がある子が
少し大人になってきたからこそだな
と感じました。

これから台風シーズンなので
またこういうことがあるかもしれません。

不安が強い子をお持ちの方に
ヒントになるかと思いシェアしました。

雨が強くなる地域もあるようです。
皆さんもお気をつけて
お過ごしくださいね!

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