今日の本題に入りますが
「共感」と「同調」の違いについての
ちょっと深い話をしますね!
ある日の夕方のこと。
学校から帰ってきた小学生の息子が
玄関でランドセルを投げ捨ててひとこと。
「今日、友達に無視された。
もう学校行きたくない」
ドキッとする瞬間ですよね。
そのとき、お母さんは
ついこう言いました。
「わかるわかる。
ママも小学生の頃、
そういうことあったよ・・・・
ほんと嫌だよね・・・」
すると息子が顔をしかめて
「ママは全然わかってない!」
「・・・え?私、今
思いきり『わかる』って
言ったのに??」
なんで怒るの???
これ、次男と私の
7年前のやりとりです。
この時の私は、
同調と共感が
よくわかっていなかったんです。
同調とは
自分の経験や感情を重ねて
相手と同じ気持ちに
なろうとすること。
「私もそうだった」
「それ、わかる」
と言いたくなるのがこれ。
でも子どもにとっては、
自分の気持ちを
後回しにされたように
感じることがあるんです。
口先で
「わかるわかる」って言っても
子どもは本当にわかってくれているのか?
を見抜いているんですよね。
一方で 共感とは
相手の感情に寄り添って
「あなたは今そう感じてるのね」
と受け止めること。
たとえば
過去の私の声かけを
正すのであれば
「それは悲しかったね。
無視されるなんてつらいよね」
すると子どもは「うん・・・」と
自分の感情がちゃんと
わかってもらえた
と感じます。
新生活に不安を抱える繊細な子の
ポジティブ脳の育て方▼
つまり、
同調は
「自分の気持ちを重ねる」こと
共感は
「相手の気持ちを受け止める」こと。
子育ての場面では、
「わかるよ」と言いたい気持ちを
まずは、グッとこらえて、
まず、共感の姿勢で
聴いてあげるだけで
心の距離がぐっと縮まることが
多いのです。

このように
私たちが無意識に使っている言葉が
子どもの心の距離を
縮めることもあれば
逆に
遠ざけてしまうこともあります。
こういった
ミスコミュニケーションが重なると
子どもは
「どうせわかってもらえない」と感じて
本音を話さなくなります。
すると
✔ 気持ちをため込む
✔ 不安が大きくなる
という流れに
つながっていくこともあるんです。
先日のセミナーでも
「ちゃんと寄り添っていたつもりなのに
逆効果な声かけだったのですね」
そんなご感想をいただきました。
そして厄介なのは
このミスコミュニケーションに
自己流ではなかなか気づけない
ということ。
だからこそ
正しい共感の仕方を
きちんと理解しておくことが
お子さんの安心を守るために
とても重要になります。
4月は
お子さんが無理をしやすく
崩れやすいタイミングです。
だからこそ
なんとなくの共感ではなく
脳に届く共感に
変えていくことが必要です。



