【東京都 おでかけ情報】発達障害の子どものためのキッザニア東京攻略法~攻略の鍵はポイントを押さえて予習することです!~

子どもに大人気のキッザニア東京。でも苦手なことが多い発達障害の子どもを連れていくのは不安…とためらっていませんか?キッザニアは子どもを発達させるチャンスがいっぱいです!ここでは発達障害の子どもでもちゃんと楽しめる攻略法をお伝えします
 

【目次】

 

1 キッザニア東京はハードルが高い、と思っていませんか?

 
 
子どもに大人気のキッザニア東京。しかし発達障害の子どもを持つお母さんは「すごく混んでるって聞くし…」「子どもだけで体験なんて大丈夫?」などと不安が頭をよぎり、連れていくのをためらっているかもしれません。
 
 
実は私もその一人でした。我が家の息子は発達障害グレーゾーンの小1。集団行動は苦手だし、こだわりも強いしハードルが高いな…となかなか行けませんでした。
 
 
しかし勇気を出して実行してみた感想は「行かないのはもったいない!」
 
 
キッザニア東京は工夫がいっぱいでサポートもしっかりしています。苦手なことが多い発達障害の子どもでも「できた!」という体験がたくさんできます。
 
 
つまり、普段自信を失う機会が多い発達障害の子どもに自信を付けてあげることができ、子どもをぐんぐん発達させるポイントが満載なんです!
 
 
キッザニア東京の攻略法はすでにたくさんありますが、発達の特性を持つ子どもにはちょっとした工夫が必要です。ここでは他にはない、発達障害の子ども向けのポイントに絞ってお話しするのでぜひ読んでくださいね!
 
 
 
 

2 発達障害の子どもがキッザニア東京でつまずくポイントはここ!

 
 
キッザニア東京で発達障害の子どもがつまずく最大のポイントは何でしょうか?それは、キッザニアでは臨機応変に対応」することが求められるということです。
 
 
キッザニアのアクティビティ(体験できる仕事のこと)ができるかできないかはその時のタイミング次第!状況を見て待ち時間が少ないアクティビティを予約したり、待ち時間の間にできそうなものを見つけて体験したりと、臨機応変に行動することが非常に重要になってきます。
 
 
ところが、この「臨機応変」というのが、発達障害の子どものつまずきポイントになってくるんです。発達障害の子どもは発達の特性があり、こだわりがあったり、その場ですぐに決められなかったり状況に応じて行動することが苦手だからです。
 
 
これでは、親が当日どんなに頑張って効率よく周ろうとしても、スムーズに体験することができません。
 
 
つまり、発達障害の子どもがキッザニア東京を攻略するためには、「子どもが臨機応変に行動できるように対策しておくこと」がカギになってくるんです!
 
 
 
 

3 キッザニアで子どもを発達させる3つの予習

 
 
では、発達障害の子どもがキッザニア東京で臨機応変に行動できるようにお母さんにやっておいてほしいこととは何でしょうか?
 
 
それは、子どもと一緒にやりたいアクティビティを決めて、予習しておくことです。
 
 
と言っても相手は発達に特性のある子どもたち。ただ希望を聞いてリストアップするだけでは、対策になりません!
 
 
ポイントは、
①アクティビティの人気度を確認する
 
②なるべくたくさんのアクティビティに興味を持たせる
 
③公式サイトのマップを印刷する
 
 
の3つです。では順に見ていきましょう。
 
 

◆①アクティビティの人気度を確認する

 
 
まず、人気のあるアクティビティと比較的空いているアクティビティを把握しておきましょう。
 
 
超人気で有名なのはお菓子工場、はんこ屋、メガネショップの3つです。ちなみにこの3つはたいてい入場開始後30分以内で受付終了しています。
 
 
一方、タイミングが合えば待ち時間なしですぐに体験できるアクティビティもあります。
 
 
これはその日の状況によるのですが、私が行ったとき(日曜日の第1部)は銀行、宅配センター、トラベルセンター、新聞社、街時計などで呼び込みをしていました。
 
 
どのアクティビティが人気があるのか、比較的空いているのかはネットを検索するといろいろな情報が出てくるので、確認してみてくださいね。
 
 

◆②なるべくたくさんのアクティビティに興味を持たせる

 
 
これは当日の選択肢を多くするために非常に重要です。「いかに多くのアクティビティに興味を持たせるか」で当日スムーズに体験できるかが決まってきます。
 
 
発達障害の子どもは初めての体験や環境が苦手という発達の特性があります。キッザニア東京の公式サイトには各アクティビティの仕事内容の説明が写真付きで掲載されています。ぜひお母さんと一緒に体験の内容を予習しておきましょう。
 
 
なるべくたくさんのアクティビティに興味を持たせるために、すべてのアクティビティについてしっかり予習しておくのがオススメです。
 
 
さらに発達障害の子どもは発達の特性からこだわりが強かったり、興味が偏っていたりします。そのため多くのアクティビティに興味を持たせるには、声かけに工夫が必要です。
 
 
私の例を挙げると、
 
・トラベルセンター(旅行のパンフレット作り)
→「わあ、本物と同じパンフレットが自分で作れちゃうんだ!本物と同じパソコンを使うなんてすごいね!」
 
 
・科学研究所
→「これ実験したり、顕微鏡が使えるよ!こんな器具なかなか触れないよね!」
 
 
などという感じで声かけをしました。
 
 
他にも基本的に体験では制服があるので「これ○○君が着たらめちゃめちゃかっこいいじゃん!」と声をかけたり、ジュースがもらえるものもあるので、そこを強調して伝えたりしました。
 
 
「機械が好き」「食べ物に食いつく」「かっこいい!に弱い」などお子さんのときめきポイントを上手に刺激してあげてくださいね。
 
 
そして子どもが複数のアクティビティに興味を持てたら、その中から1番最初にやるアクティビティを決めておきましょう。
 
 
 
 

◆③公式サイトのマップを印刷する

 
 
当日はマップが配布されますが、パビリオン(仕事を体験するブースのこと)の数はとても多いです。ぱっと見てどこに何があるのか分かりづらいことも…事前に公式サイトに掲載されているマップを印刷しておきましょう。
 
 
案内図には番号しかかかれていないため、子どもが興味をもったパビリオンの箇所には名前を書き込むと分かりやすいです。特に1番最初に行くパビリオンはマーカーでチェックしておくと安心です。
 
 
そして、最後に忘れずにやってほしいことがあります。
 
 
それは発達障害の子どもに「当日はやりたいアクティビティをすべて体験できるわけではないこと」を伝えておくことです。
 
 
「やりたいのたくさん見つかったね!どれができるかな?楽しみだね!」とポジティブに声かけをして心の準備をさせてあげましょう。
 
 
ここまでできたら大丈夫!後は当日、効率よく周れるようにお母さんがこまめに受付時間を確認したり、隙間時間でできるアクティビティを見つけるなど頑張ってサポートしてあげてください!
 
 
いかがでしたか?発達障害の子どもとキッザニア東京を攻略する秘訣は子どもと一緒に予習をしっかりすることです。きちんと対策して、キッザニア東京で子どもをぐんぐん発達させちゃいましょう!
 
 
ーー施設詳細ーー
【施 設 名】キッザニア東京
【住   所】東京都江東区豊洲2−4−9アーバンドックららぽーと豊洲ノースポート3階
【営業時間】第1部9:00〜15:00、第2部16:00〜21:00(開場は営業時間の30分前)
【公式サイト】http://www.kidzania.jp/tokyo/
 
※この記事の情報は2019年7月時点のものです。お出かけの際にはキッザニア東京の公式サイトで最新の情報を確認してくださいね。
 
 
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執筆者:森あや
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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