何をやるにも「ママー!ママー!」子どもがべったり離れないでお困りではありませんか?そんな母子分離不安キッズが自分の考えを言葉にするチカラをつけて、ママべったりを卒業。そのうえ不登校解決!簡単!1日1ミッションをご紹介します。 |
【目次】
1.自分の考えを言葉にできない母子分離不安症の息子が不登校に
我が家には小学校2年生の息子がいます。
母子分離不安症で繊細な息子は小さな頃から、自分の考えを言葉にすることが大の苦手でした。
それは、私がガミガミお節介をやき、息子が失敗しないように何でも先回りしてしまっていたから。
気づけば「ママやって〜」「どっちでもいい」とママの指示待ち。大勢の前での発言もできずモジモジするのが当たり前でした。
そんな息子は小学校入学後、お友達への「イヤだ」、授業中の「困った」が言えずに自信を無くし、母子分離不安症になって、半年間不登校を経験しました。
2.発コミュに出会って気づいた今つけたいチカラ
夏休み明けに「学校行かない宣言」をした息子は、その日から母子分離不安がどんどん悪化していきました。
一人でトイレにも行けない。
私が席を立つだけで「ママどこ行くの?」
私が見えなくなると「ママどこ?ママー!」
と私から離れられなくなってしまいました。
本を読んでも、病院に行っても、はっきりした答えが見つからず…困り果てた私が出会ったのが発達科学コミュニケーション(発コミュ)でした。
お友達に「イヤ」と言うことや困った事があったら「わかりません」と言うことは私たちにとっては簡単なこと。ですが、それを言えないのが母子分離不安症キッズなのです。
発コミュを学ぶ中で気づいた私が息子につけたかった力、それが「自分で考え言葉にするチカラ」です。
この力は、これから大人の世界で生き抜くために絶対に必要になります。
ママベッタリの今、この力をつけておきたい!
この力が付けば、子どもの不安が軽くなり、自信がついて、ママベッタリが解消され自立するじゃないか?
と考え始めました。
そこで息子にある対応をスタートしたんです!
3.簡単!1日1ミッション子育てで不登校解決
その対応とは、「1日1ミッション」。
毎日たった1回、お子さんに質問をするだけで、自分で考え言葉にするチカラ(伝える力)や自信をつける作戦です!
例えばミこんな感じです。
・飲み物、AかBどっちにする?
・お箸・スプーン、どっちで食べる?
・ 長い傘、折り畳み傘、どっちにする?
・お昼ご飯、ラーメンかチャーハン、どっちにする?
・長そで、半そで、どっちにする?
などなど。
質問されたことに対して、自分で考え、自分で決めて、言葉で伝える。これが1日1ミッションの狙いです
ミッションの声かけの際の注意点は3つです。
①優しい声で質問すること
②お子さんが自分の意見を言うまで待つこと
③お子さんの意見を笑顔で肯定すること
早く決断すること、正しい決断をすることが目的ではありません。
むしろどちらを選んでも大丈夫な選択肢を提示することで、「選んだけれど間違ってしまった」という体験を避けてください。
どんな答えでも、自分で考えて決めて伝えられたら、花丸です!
このミッションを実践することで、息子はドンドン自分の意見を私に言うようになり、いつしかお友達にも意見を言えるようになりました。
息子は今年の4月から登校を再開し、不登校解決!毎日学校に行けるようになりました。
先生から「授業中わからないことがあれば質問をしてくれますよ」とお墨付きを頂けるまでに成長しました。
とっても簡単!1日1ミッション子育て早速、始めてみてくださいね。
母子分離不安症キッズの子育てを応援します!
執筆者:北華ゆか
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
(発達科学コミュニケーショントレーナー)