| 「ドラゴン桜」指南役として有名な親野智可等先生。今回は「親力」ホームページに掲載されている「必読コラム」を取り上げて、親野先生が大事にされているお考えを紹介します。 |
【目次】
１．「必読コラム」にはどんなことが書かれているの？
◆➀「短所に目をつむって、先に伸ばせるところを伸ばすのが子育てのコツ」
◆➁「子どもの将来に必要なのは『親がやってほしいことをやる力』ではない」
２．親野先生が大事にしていることとは？
３．「必読コラム」から学ぶ！発達凹凸の子育てのポイント
４．聞くだけで、発達凸凹キッズの子育て上手になる！親野智可等先生の講演会
１．「必読コラム」にはどんなことが書かれているの？
「ドラゴン桜」の指南役として有名な親野智可等先生。親野先生はホームページ「親力」で「必読コラム」を掲載されています。
こちらには子どもを伸ばすヒントが満載！
「子どもができないことは手伝ってあげたほうが自立につながる」「叱ってもムダな時はスキンシップを取るといい」などのお母さんの心が軽くなるコラムから
「子どもを叱りつけるのは親のストレス発散に過ぎない」のようにハッとさせられるコラムまで幅広い内容が掲載されています。
その中から今回は、発達凹凸の子どもを育てるお母さんにオススメしたいコラムを２つ紹介したいと思います。
◆➀「短所に目をつむって、先に伸ばせるところを伸ばすのが子育てのコツ」
このコラムでは
・子どもの短所は生まれつきのものだから簡単には直らない。
・短所に目をつむると親子で楽しい時間が過ごせる。子どもに自信がつきやる気を出すため、短所が目立たなくなってくる。
・短所に注目すると叱る機会が増える。子どもは叱られると反抗的な気持ちが強くなる。
・子どもが将来の夢を見つけると、自分から短所を直そうとし始める。
・大失敗すると短所を直したくなる。
・子どもは自分の人生や将来を真剣に考えることができないから短所を直すことができない。
と言うことが書かれています。
「何度叱っても子どもの行動が全然改善されない…」と悩むお母さんは多いと思いますが、この親野先生のお話を読めば納得ですよね。
◆➁「子どもの将来に必要なのは『親がやってほしいことをやる力』ではない」
このコラムでは
・やりたいことに熱中させてあげると子どもに自信がつく
・やりたいことをやっている時は脳がぐんぐん発達する
・「そんなことより〇〇をしなさい」と親の価値観を押し付けない
・「自立＝親がやってほしいことをやってくれる子」ではない
・やりたいことをとことんやらせてあげると自分の人生を自分でつくっていく力がつく
と言うことが書かれています。
これからはAIが人間の仕事を奪っていく時代です。
「人に言われたことをやる力」ではなく、「主体性を持って人生を切り開いていく力」をしっかりと育ててあげたいですよね。
２．親野先生が大事にしていることとは？
親野先生は上記のお話以外にもたくさんのコラムを「必読コラム」に掲載されているのですが、全体を通して共通しているお考えがあります。
それは「親の価値観を押し付けずに、子どものありのままを受け入れてあげる」と言うことです。
「あなたのことが大好き」と口に出してあげる!
まずは子どもの話を共感して聞いてあげる！
子どものペースを尊重して急かさない！
こんな風に親野先生は子どものありのままを受け入れるための様々な方法を提案されています。
私たち親は、ついつい子どもに自分の価値観を押し付けてしまいがちですが、子どものありのままをしっかりと受け入れてあげたいですよね。
３．「必読コラム」から学ぶ！発達凹凸の子育てのポイント
「必読コラム」で紹介されている内容は発達凹凸の子育てのヒントが満載です。
特に親野先生が大切にされている「親の価値観を押し付けずに、子どものありのままを受け入れてあげる」と言う考え方!
定型発達の子どもはもちろんですが、発達凹凸の子どもを育てるお母さんには必ず知っていてほしい考え方です。
なぜなら、発達凹凸の子どもは脳の特性から苦手なことが多かったり、他の人とは少し違う感覚を持っていたりするからです。
衝動性が強く思いついたらすぐに行動してしまう
こだわりが強いためマイルールが多い
感覚過敏がありちょっとした音に敏感に反応してしまう…
こんな風に発達凹凸の子どもたちは「普通の人とは違う価値観」で行動していることが多くあります。
これらは全て脳の特性によるものなので、本人にもコントロールすることが難しいものです。それなのに周りからなかなか理解してもらえず、叱られる機会も増え、子どもは辛い思いをしています。
だからこそ、１番身近な存在であるお母さんが子どもの１番の理解者になってあげてください。
普段から子どものできていないところや苦手なところに注目するのではなく、できているところに注目してあげてほしいのです。
「ちゃんと起きれたね！」「歯磨きできたね！」「宿題やってるんだ！」こんな風にできていることを口に出すだけで、子どもに自信をつけることができるんですよ。
いかがでしたか？
親野智可等先生のお話には発達凹凸の子育てに役立つヒントが満載です。
４．聞くだけで、発達凸凹キッズの子育て上手になる！親野智可等先生の講演会
パステル総研では、そんな親野先生をお招きして講演会を開催することになりました！
本やウェブで読むのももちろんいいのですが、実際にお会いすると本で読むよりも何倍もの気づきを得ることができます！
ぜひ、講演会にもご参加くださいね。
「親の気持ちが楽になれば子どもが幸せになる親力講座」
▶︎日時
９月1４日(土)１３：３０〜１５：３０
▶︎場所
アルカディア市ケ谷 私学会館
〒102-0073 東京都千代田区九段北４丁目２−２５
https://www.arcadia-jp.org/access/
▶︎費用：無料
今回の講演会では、あの人気トレーナーや総研記事でお馴染みのあのリサーチャーも参加予定です。ぜひ、交流してみてくださいね。
ぜひワクワクを体感しにきてください！みなさんにお会いできることを楽しみにしております。
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執筆者：森あや
（発達科学コミュニケーショントレーナー）
（発達科学コミュニケーショントレーナー）
