【埼玉県おでかけ情報】発達障害の子どものお出かけ対応法「東武動物公園編」〜多彩な動物との触れ合い体験が子どもの脳を発達させる！〜

子どもに人気の動物園。中でも東武動物公園は発達障害の子どもの脳を発達させる秘密が満載です。なぜなら様々な動物との触れ合い体験がとっても充実しているから！ここでは東武動物公園のオススメポイントとお出かけの時の対応について紹介します。

【目次】

日本に数多くある動物園。子どもにも人気があり、定番のお出かけスポットですよね。ところで動物園って、動物を見るだけの場所だと思っていませんか？

実は動物園には、様々な動物との触れ合い体験ができるところが結構あるんです。

今回紹介するのは埼玉県にある「東武動物公園」です。東武動物公園は、動物との触れ合い体験がとても充実しています。

餌やりは水鳥から象まで幅広い動物にあげることができ、動物に触れる体験はモルモットの抱っこからポニーライドまで様々です。

実は、この動物との触れ合い体験が発達障害の子どもの脳をぐんぐん発達させるチャンスになるんです！

ここでは触れ合い体験が脳を発達させる理由と、お出かけのときに気を付けてほしい対応をお話ししていきます。

発達障害の子どもは、相手の表情から気持ちを読み取って対応することが苦手な傾向があります。そんな子どもにとって、動物との触れ合いはコミュニケーションの練習になります。

当たり前ですが、動物は言葉を話しません。

そのため、動物と接する時には様子を見ながら「これは喜んでいるのかな？」「これは嫌がっているのかな？」など、動物の気持ちを考える対応が必要になります。

これが発達障害の子どもには、コミュニケーションの練習になるんです。

動物と触れ合うことは、たくさんの刺激を受け取ることができます。

例えば、動物を触ればふわふわしている、ツルツルしているなど色々な感触を感じることができますよね。

また、直接触らなくても間近で見ることでも刺激が得られます。例えば、象の餌やりの場合、餌やり自体は棒を使うのですが、ものすごく距離が近いため迫力満点です。

象の鼻の息遣いを感じたり、普段は見られない細かいところまで観察できたりと、色々な刺激を受け取ることができます。

こうやって様々な刺激を受け取ることは発達障害の子どもの脳を発達させてくれるんですよ！

では、ここでは発達障害の子どもと東武動物公園に行くときに、気を付けてほしい対応についてお話しします。

東武動物公園では、様々な動物に餌をあげることができます。

発達障害の子どもの場合、子どものタイプを考慮して餌やりをする動物を選んであげる対応が必要になります。

まず、好奇心旺盛でやんちゃなタイプの発達障害の子どもには、直接自分の手から餌やりができる動物がオススメです。

ちょっとしたスリルを味わいつつ、餌をあげながら動物に触ることもできるので、盛り上がること間違いなしです。ワオキツネザル、ヤギ、シカなどがあります。

また、不安が強いタイプの発達障害の子どもには、少し距離を取って餌やりができる動物がオススメです。

動物に直接触ることはなくても、かなりの至近距離で動物を見ることができるのでワクワク感は十分感じることができます。フライパンを使うポニー、長い棒を使う象、餌を投げるだけの水鳥やガチョウなどがあります。

この他にも、餌やりを体験できる動物はたくさんあります。毎日体験できるもの、休日のみのものなど様々なので、お出かけの際には公式のホームページを必ずチェックしてくださいね！

あまりにも暑い日には、動物の体調を考慮してイベントが中止になることがあります。

私が出かけた日は８月の猛暑日だったのですが、オットセイのショーとポニーライドが中止になってしまいました。ですから、夏の暑い日は避けた方がいいかもしれません。

いかがでしたか？

お出かけを上手に活用して、適切な対応をすれば、発達障害の子どもの脳をぐんぐん発達させちゃうことができるんですよ。

お母さんも一緒に楽しみながらお出かけで子どもを伸ばしてあげてくださいね！

――施設詳細――

【名前】東武動物公園
【住所】埼玉県白岡市爪田ヶ谷425番地
【営業時間】営業時間は日によって異なるため、公式サイトで確認してください。
【休園日】６月の水曜日、１月の火・水曜日、２月火・水・木曜日
【公式サイト】http://www.tobuzoo.com

※記事に掲載されている情報は2019年８月現在のものです。

お出かけの際は東武動物公園の公式サイトで最新の情報をご確認ください。

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執筆者：森あや

（発達科学コミュニケーショントレーナー）