毎日暴言ばかり吐く子どもに困り、この先が不安になっているお母さん。大丈夫！それ、解決できます！発達凸凹キッズは、自信をなくす経験が多く、やる気もなくなりがち。おうちでできる成功体験の作り方のコツをお伝えします。
【目次】
１．暴言ばかりでやる気がない子、この先が不安…
子どもが暴言を吐いて、何もやる気にならない
この先が不安で仕方ない
といったお悩みありませんか？
実はこれ、私のことなんです。現在小学１年生の次男は、小学校入学からどんどん荒れていきました。
入学式では、写真も撮らせてくれないくらいの嫌がりっぷり。教室の机では先生が話しているのも聞かず、机に突っ伏して、ただひたすら「嫌だ～！」を繰り返していました。
そこから、毎朝のように
「絶対学校行かない！」
「あっち行け！」
「〇ね！」
などの暴言が飛び交う生活に…
そのときの私は、このままいくと不登校になるんではないかとものすごく不安に感じていました。
今は、発達科学コミュニケーションで子育ての考え方の軸を手に入れました。
そこで培った対応と声かけを丁寧にしていくことで、今では毎日明るく元気に登校し、最近はサッカースクールにも自信満々で通い始めました！
お手伝いも率先してやってくれるようになりましたよ。
そんな息子に変化した例を参考に、どうやって暴言ばかりの子がやる気を出せるのか、お伝えしていきますね。
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２．やる気が起きなくなるワケ
発達でこぼこキッズは、その特性から、周囲から怒られたり理解されなかったり、他の子より少しできないことに気づいて悲しくなったりどんどん自信をなくしていくことがあります。
自信がなくなると、行動量も減っていきます。
脳は行動することで発達するので、行動を起こさないと、ますますやる気も起きなくなってしまいます。
３．どうしたらやる気がでるの？
実は、子どものやる気ってお母さんが作ってあげることができるんです！
その方法とは、子どもの「成功体験」を作ってあげること！です。
成功体験と聞くと、子どもが何か難しいことにチャレンジして、何か成し遂げることと難しくとらえていませんか？
それはもちろん立派な成功体験です。
ですが、発達でこぼこキッズがそれを自然に経験するにはかなりの時間がかかります。
そして、それ以上に自分ってできない！って思うことの方が増えてきます。
ですので、お母さんが日常のほんの些細なことを成功体験に変えてあげるのです！
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４．子どもに自信を！わが家の「成功体験」の作り方具体例
わが家の次男ですが、先日、自動販売機に一人で行って、ジュースを買いにいきました。
しかし、間違ったボタンを押して違うジュースを買ってしまい、お釣りも忘れてきてしまいました。
私は「そうなんだ～ママ飲むから～」と笑顔で対応します。
すると、自分から「もう一度行ってくる」と笑顔で行ったかと思うと、「10円足りなかった～」と帰ってきました。
「どうする？」と聞くと「10円ちょうだい！また行くから～」と明るく返事して、また買いに行きました。
無事買えて、帰ってきたときには「３往復もしてすごかったね～」とねぎらうと、
「俺ってすごい！」
と自信満々に買ってきたジュースを飲みほしていました。
もし、私が最初の時点で
「え？間違ったの！お釣も忘れたの!?」
と怒ったり、責めるような言い方をしていたりしたら、息子はもう買いに行くことはなかったはずです。そうすると、ただの「失敗体験」で終わってしまいます。
ですが、息子のチャレンジしたことに対して褒めたこと、もう一度チャンスを手渡したことで、美味しいジュースを買って飲む「成功体験」に変えたのです！
お母さんのほんのささいな一言や対応で、日常生活でも成功体験はぐっと増やせ、その積み重ねが自信となって子どもを成長させます。
だから大丈夫！人よりできることが少なくても、うんと遅くても、その子の成功体験は必ず増やせます。
私の経験が少しでも参考になるとうれしいです！
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執筆者：堀井則子
（発達科学コミュニケーショントレーナー）
（発達科学コミュニケーショントレーナー）
