友達トラブルが多い攻撃的なアスペルガー傾向の子の特徴と自信を保つ親の対応

 

言葉がきつく、表情が硬い女の子は、自閉症アスペルガーの傾向があるかもしれません。攻撃的に見えてしまうことで良くない印象をもたれ、お友達トラブルへと発展したり、自信を失なってしまうことも。そうなってしまう前に、親ができる関わりをお伝えします。
 

【目次】

 
 

1.言葉がきつい、怖い顔、友達から距離を置かれる子

 
 
うちの子、すぐに攻撃的になるから、常に威嚇している警戒心の強い猫みたい。
 
 
そんな風に我が子のことを思ってしまうお母さん、いませんか。
 
 
✔︎言葉が達者で、相手を言い負かしてしまう、揚げ足取りが多い
 
✔︎ストレートな表現で、お友達を傷つけてしまう
 
✔︎表情の変化が少なくて、いつも真顔な分、人と打ち解けるのに時間がかかる
 
✔︎場面によっては子どもらしい素直さや笑顔がなくて、理解を得づらい
 
 
そういったタイプのお子さんは、自閉症スペクトラム(ASD)・アスペルガーの傾向があるかもしれません。
 
 
 
 
大きなトラブルにこそならなかったとしても、お友達やきょうだいとの遊びが長続きしなかったり、遊びに誘ってもやんわりとお断りされてしまったり。
 
 
特に女の子友達関係でつまずきがちになっているのではないかと思います。
 
 
元々、性別的に男の子は活発だったり、戦いごっこが好きだったりする子も多いですので、少しぐらい攻撃的な言葉遣いや振る舞いでも、「男の子ってこんなもの」「元気でいいわね」などと捉えられることが多いです。
 
 
ところが、女の子は、「協調性があって優しい」というイメージの方が先行してしまいやすいので、攻撃的な物言いをしていたら良くない注目を浴びてしまうところがあります。
 
 
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2.アスペルガー傾向の子どもはどうして攻撃的に見えるの?

 
 
攻撃的に見えてしまうのは、アスペルガー傾向のお子さんの脳の特性に考えられる原因がいくつかあります。
 
 

◆言葉の発達が進んでいて、正義感がある

 
 
ルールをしっかり守る特徴がありますので、少しでもルールから外れるようなことをしている友達がいたり、大人が間違えたりしたときには、指摘せずにはいられないんです。
 
 
 
 

◆運動発達にゆっくりな部分が見られる

 
 
顔の表情を作るには、顔の筋肉を感情に合わせて動かすことが必要になってきます。
 
 
ところが、アスペルガー傾向の子どもの一部には、運動が苦手(いわゆるスポーツではなく、日常的な動作にぎこちなさがあったりする)というお子さんがいます。
 
 
自らの感情を感じ取りながら、それを表情に表すために顔の筋肉を動かすことが得意ではないので、喜怒哀楽がわかりにくく、友達にとっては真顔の印象を与えてしまいます。
 
 
不機嫌そうに見えたりして、近寄り難くなってしまうことが起きてくるんですね。
 
 

◆空気を読む難しさがある

 
 
知的な発達に問題がなければ、全く空気を感じないということはありません。
 
 
しかし、読み違えたり、自己流の解釈を含んだりすることで、コミュニケーションに誤解を生じてしまうことがあります。
 
 
また、ちょっとした冗談がわからなかったり、話題が変わったことを捉えるのに苦手さを感じたりしてしまうことで、
 
 
友達の話に合わせて相槌を打ったり、表情豊かにリアクションすることができずに、疎外感や自信のなさを感じてしまうんですね。
 
 
 
 
つまり、明確に意志をもって攻撃しているわけではないのに、そのように捉えられてしまうことが多い、ということです。
 
 
誤解されやすい、良くないイメージがつきやすい…我が子がそうだったとしたら、とても悲しいことですね。
 
 
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3.友達トラブルで自信をなくす…を回避!親のかかわり方とは?

 
 
そんなアスペルガータイプの子どもには、おうちでお母さんが、徹底的にお子さんのことを認めて、受け入れていくというスタンスで関わっていくことが大切です。
 
 
そこで、 攻撃的な物言いは受け流して、本当の思いに目を向ける
 
 
それを徹底してみてください。
 
 
自分を否定しないお母さんの存在が、自己肯定感を保ってコミュニケーションを習得していく上で揺るぎない土台となります。
 
 
もし、お子さんの言動にイラっとしてしまうことがあったら、ひと呼吸おいて、「この子は何を感じているのか、何を思っているのか」という言動の背景にある思いを意識するようにするといいです。
 
 
その上で、その子なりの表現は決して否定しないでください。
 
 
本人を目の前に一呼吸置くことが難しかったら、別室へ行くなど、物理的に離れるのも効果的です。
 
 
 
 
ぜひ、お母さんが言葉の強さや表情の硬さに圧倒されて心を乱さないようにしながら、お子さんの思いや考えに寄り添っていってみてくださいね。
 
 
お母さんと一対一の関係で、心が満たされ脳が発達することで、お友達関係もうまくいくようになりますよ。
 
 
 
 
 
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執筆者:はらしおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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