アスペルガータイプの女の子にオススメ!友達付き合いの練習方法はママとの「家事ごっこ」!

 

友達を振り回してばかりでわがままに見える、自閉症スペクトラム・アスペルガータイプの女の子。その特性の中に理由があります。幼児期だからこそ楽しみながらできるお母さんとの「家事ごっこ」で、友達付き合いを教えていきましょう。
 

【目次】

1.わがままなの?友達を振り回す、アスペルガー傾向の女の子

 
 
幼稚園や、放課後の友達との遊びの中で、やたらと命令口調な我が子の姿に、ハラハラしたことはありませんか?
 
 
どんどん言葉で指示して、遊びを進めていく女の子。
 
 
一見すると、リーダーシップのある女の子に見えるかもしれませんね。
 
 
リーダーシップの定義は様々なものがありますが、『自己の理念や価値観に基づいて、魅力的な目標を設定し、実現できる体制を整え、周囲の人の意欲を高め成長させながら、課題を解決する方法』と言えます。
 
 
幼稚園・保育園は義務教育ではない分、様々な保育方針の園がありますが、大前提は主体的に自分たちで生活を進めていく場です。
 
 
リーダーシップの発揮できる女の子の存在は、等身大の良いモデルにもなりますね。
 
 
 
 
ところが、発達障害・自閉症スペクトラム(ASD)アスペルガータイプの女の子の場合は、自分の考えに基づいて動くことには抵抗がないものの、周りの意欲を高めたり、興味の方向を確かめたりすることにも無頓着なところがあります。
 
 
周りの友達が「嫌だな…」という空気を醸し出しても、それに気がつくことが難しいのです。
 
 
その場合、本当のリーダーシップとはまた違った話になってきますよね。
 
 
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2.アスペルガーの子どもが自己中に見えてしまう理由

 
 
なぜ、これだけ豊かに物事を考えて深掘りしていくことができるのに、周りの反応や思いへの理解が後回しになるのでしょう。
 
 
それは、脳の特性に理由があります。
 
 

◆こだわり

 
 
そのうちの1つは、こだわりです。
 
 
遊びの世界観を、脳内ですでに細かく描いている可能性があるんです。
 
 
例えばごっこ遊びの場合は、物の置き場所やシチュエーションの設定、友達の役割に至るまで、すでに自分の中では決まっている、ということが往々にしてあります。
 
 
アスペルガータイプの女の子はお話も上手なので、それに合わせて遊ぶ子ももちろん、いると思います。
 
 
ところが、周りも成長してくると、「あれ?」と違和感を感じることが多くなってきます。
 
 
そして、複数で遊んでいるのに特定の子だけがなんでも決められる現状に、「おかしいよ!」と声を上げる子も出てくるでしょう。
 
 
 
 

◆独特なものの見方・捉え方

 
 
もう1つは、独特なものの見方・捉え方です。
 
 
全体の様子を把握するのが苦手で、細部に注目しがちなアスペルガータイプの女の子は、夢中になると興味の方向へまっしぐら。
 
 
そのため、友達の表情などは見えていないことが多いです。
 
 
女の子の振る舞いに、嫌な気持ちをしている友達がいたとしても、その表情に気が付きにくいのです。
 
 
こうして起きた小さなトラブルは、積み重なると女の子のイメージそのものになってしまいがちです。
 
 
幼児は感情の出し方が単純なため、言動にその思いがはっきりと現れがちになり、遊びの中で仲間に入れてもらえなかったり、隣の席に座ると嫌な顔をされたりすることがあります。
 
 
それが、本人の傷つき体験となってしまうのです。
 
 
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3.幼児期は生活も遊びの一部に!ママと一緒に「家事ごっこ」

 
 
では、お家で毎日、「お友達の話をちゃんと聞いてね」「たまには役を譲ってあげるのよ」などと言われて、女の子が変わるのでしょうか?
 
 
答えは、NO!ですね。
 
 
幼児期の子どもは、発達障害の有無にかかわらず、具体的な直接体験からの経験から、多くを学ぶことができます。
 
 
ですので、子どもの友達付き合いの練習ポイントは、実際に体験することと、生活の中で遊ぶこと、なんです!
 
 
実際に女の子が園で繰り広げているようなやりとりを再現していくと、直接的な練習になります。
 
 
そこで、私の提案するかかわりは、ごっこ遊び×家事
 
 
 
 
ママも女優になって、演じながら、一緒に家事をしてみるんです。対等な関係が良いので、姉妹とか、友達という設定がおすすめ。
 
 
一緒に協力しながら料理をする、掃除をする。その際、肯定できるところは肯定して、褒めながら進める。
 
 
ちょっと気になる言動があったときは、1つに限り、ママが大袈裟に困ったアクションをとって、気づいてもらう。
 
 
気づいたときに気持ちを伝えて、自分の行動を相手がどう受け止めるかを知るきっかけにしてもらう。
 
 
そして、受け止めてくれたことをまた認める
 
 
こんこんと説明するよりも、女の子は新たな視点を得ることができると思いますよ。
 
 
料理、洗濯、掃除など、大人のやる家事には、まだ未体験のワクワクがつまっているんです!
 
 
「家事ごっこ」ぜひやってみてくださいね!
 
 
 
 
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執筆者:はらしおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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