入園後の4歳がひどい癇癪を起こすのは発達障害の特徴?原因と2つの対処法

 

入園してホッとしたのも束の間。幼稚園に入ってしばらくすると、癇癪やお友達トラブルが多発!疲れのせいと様子をみていたけれど…どんどん荒れていく。もしかして発達障害?4歳の子が荒れる原因と穏やかに幼稚園生活を送るための対処法をご紹介します。
 

【目次】

1.入園後に癇癪やトラブルが多発!荒れる4歳児に悩んでいませんか?

 
 
幼稚園に入園!ホッとしたのも束の間。
 
 
やっと幼稚園に慣れてきたころ、
 
 
グズリや癇癪がひどくなった…
 
 
暴言がひどくなった…
 
 
お友達とのトラブルも…
 
 
そして、いろんな行事の疲れもありその頻度が高くなった…というお母さんはいらっしゃいませんか?
 
 
 
 
疲れているからかな?様子を見られている方も少なくないのではないでしょうか。
 
 
それでもなかなかおさまらない。おさまるばかりかエスカレートしている。ということもあると思います。
 
 
これは、ただ幼稚園に通うようになって疲れているから…というだけではないのです。
 
 
実はそこには4歳児ならではの理由があります。
 
 
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2.4歳児が荒れてしまう理由は?

 
 

◆感情が大きく育ち始めるときだから

 
 
 子どもたちは4歳ごろから、周りにいる人を自分とは違う気持ちを持った別の人、ということに気付き始めます。
 
 
そして4歳半以降になると、周りの人の「感情」を大まかに捉えられるようになっていきます。
 
 
人の気持ちを、表情や目線、身振り、そして言葉から、しっかり理解し始める時期になるのです。
 
 
そうすると、自分のしていることに対してどんな感情を向けられているのか、「人の目」を意識することが増えていきます。
 
 
しかも、年中さんぐらいまでのお子さんは、基本的にはとっても真面目です。
 
 
ですので、クラスのルール、遊びのルールが新しく知識としてインプットされると、自分の想いを大事にしたい気持ちと、それに対して所属しているクラスや園のルールが立ち塞がっているということ。
 
 
本当はどうしなきゃいけないのか頭の片隅ではわかっているけれど
 
 
乗り越える手立てを知らない!
 
 
それをどう周りに伝えたらいいのかがわからない!
 
 
という葛藤が子どもの中には生まれています。
 
 
 
 

◆発達障害の特性や周囲の対応が原因のことも

 
 
また、中には社会性の発達がゆっくりだったり、コミュニケーションの苦手さがある子もいます。
 
 
これは発達障害の特性と言われますが、幼児期はまだ脳の機能が未熟なため障害あるなしにかかわらずみられます。
 
 
そんな子どもたちは、お友達を叩いてしまったり、暴言を吐いてしまったり、お友達とのトラブルにも発展してしまいます。
 
 
そして集団生活の中では、まず先生が叱り、そしてお母さんへ伝えられ、「なんでそんなことしたの?」「ダメでしょ!」と言ってしまう…そんなことが続きます。
 
 
この一連の流れを繰り返しているうちは、お友達とのトラブルも癇癪も減っていきません。
 
 
なぜかというと、否定されることで注目を与えることになってしまい、強化されてしまう(かえって増やしてしまう)ということが理論上起こっているから。
 
 
経験上でも、叱ったところで効果なし!というのは、お母さんたちもわかっているのではないかと思います。
 
 
ではどう対応していくのが良いのか。次の章でお伝えします。
 
 
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3.穏やかな幼稚園生活を送るための2つの対処法

 
 
お子さんが落ち着きを取り戻し、葛藤を乗り越え、楽しい幼稚園生活を送れるようになってほしいですよね。
 
 
そんなお母さんにぜひ試していただきたい2つの対処法を、ご紹介します。
 
 

◆①思い切りハードルを下げて肯定する

 
 
まず、1つ目の対処法は、思い切りハードルを下げて肯定すること!です。
 
 
日常を思い出してみましょう。できるようになった最初は褒めていたのに、それが当たり前になってからは、何も言わない…。むしろ調子が悪くてできないと叱る…。
 
 
そんなことはないですか?
 
 
特に荒れ具合がひどいな…と感じるときこそ、癇癪やぐずりが落ち着いたら思い切りハードルを下げて肯定してあげましょう。
 
 
「落ち着けたね!」
 
「自分で切り替えられたね。」
 
「おっ!〇〇するんだ!いいね!」
 
 
など、荒れていたことには触れず、今できていること、しようとしていることを肯定します。
 
 
また、お子さんの行動をよく観察していると、できて当たり前だと思っていたけど、できるようになったこともたくさんあるなと感じられると思います。 「朝自分で起きられた!」「おはようと言えた!」など、
 
 
ぜひ、小さなできた!を探して肯定してみましょう!
 
 
 
 

◆②何も言わず、叱らずに褒める

 
 
もう1つの対処法は、トラブルを起こしても何も言わず、叱らずに褒めるです!
 
 
トラブルを起こして先生からのお話があったとき、お母さんがすることは、何も言わないであげる!が正解です。
 
 
え!?となりますよね。悪いことしたのに!悪いこと言ったのに!なぜ!?と思われるかもしれません。
 
 
ですが、そういったお友達に対するよくない行動を減らしたいのであれば、それが一番大事なのです。
 
 
もし本人が幼稚園でのことを話してきてくれたら、正直に話してくれたところを認めて褒めてください。
 
 
やらかしたのに褒める!?とこれまた不思議に思われるかもしれませんが、褒めることで心が回復していきます。
 
 
おうちで回復し穏やかな時間を過ごすことで、不安や緊張感、感情の持ちようが全く違ってきます。
 
 
その結果、人との関わり方も変わってくるのです。 このような関わりを続けていければ、幼稚園にも楽しく通えるようになっていきます。
 
 
 
 
癇癪やトラブルが多発する4歳児を落ち着かせる2つの対処法はいかがでしたか?
 
 
この方法を使って、おうちで穏やかな時間を過ごし、お子さんを回復、落ち着かせて楽しく幼稚園に通えるようにサポートしてあげましょう!
 
 
 
 
 
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執筆者:はらしおり
(発達科学コミュニケーショントレーナー)
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