80%のママが我が子の習い事で悩んでいる!発達障害・グレーゾーンの子のお悩み1位は「習い事に行きたがらない!」

新学年では、習い事をどうしようか悩んでいませんか?今年2月に実施したデータリサーチでは、80%のママが子どもの習い事に悩みがあると判明しました。新学期を前に、ママの不安を解決するNicotto!ライブを開催します。
 
 

【目次】

 
・調査期間:2023年2月17日~2月19日(3日間)
・回答者:パステル総研読者/メルマガ読者、Nicotto!塾生、発達科学コミュニケーショントレーナー・リサーチャー 計190名
・調査方法:インターネット調査
 
 

1.子どもの習い事のお悩みの現状を徹底解説!80%のママにお悩みあり

 
 
まもなく迎える新学年に向け、習い事のチラシがポストに投函されてきたり、情報が目に入ってきている頃ですね。
 
 

発達障害・グレーゾーンのお子さんの習い事を変えるか、このまま続けるか迷われている方もいらっしゃるかもしれません。

 
 
 
 
 
今回パステル総研では、発達障害・グレーゾーンの子どもの保護者を対象とした、子どもの習い事についてのお悩みに関するデータリサーチを実施しました。
 
 

お子さんが現在習い事をしているか、過去にしていたか教えてください。

 
 

全体の94%の方が過去か現在習い事をしていることがわかりました。
 
 
ADHDタイプのお子さんの中では、現在、習い事をしているお子さんが86%と一番多い割合でいました。次に、ASDタイプ72%、混合タイプは65%でした。現在は習い事はしていないが、以前はしていたお子さんは、混合タイプでは28%の割合でいました。
 
 

◆習い事の頻度

 
 
全体では、週1回が一番多く、次に週2回。ADHDタイプでは、週2回習い事をしているお子さんの割合が39%と一番多く、ASDタイプでは週1回が47%混合タイプでは、週1回が31%、週2回が29%となっていました。
 
 

◆人気の習い事トップ5

 

◆現在の習い事を教えてください。

 
 
 
 
このように1位は水泳、2位は楽器、音楽教室。もう一つ2位の通信教育は、タブレット型などで、学習をサポートするものが多いようです。
 
 

◆特性別

 
 
ASDタイプはダントツで楽器・音楽教室が1位でした。ピアノ教室などはマンツーマンなので先生に特性を伝えておいて対応をしてもらいやすいこと、聴覚が優れているASDタイプの有名人も多いため、我が子の才能を伸ばそうと感じられるお母さんもいらっしゃるのかもしれません。
 
 
また、実際に音楽が好きになるASDタイプお子さんの割合も多いのかもしれません。
 
 

 
 

 
 
混合タイプは通信教育が一位でした。混合タイプのお子さんは、他の特性のお子さんよりも現在習い事をしている割合が65%と少なく、習い事へのハードルの高さを感じられていることが想像されます。
 
 
そのため、習い事をしている方でも、自宅でできる通信教育が取り組みやすいものと感じられていることが想像されます。
 
 

◆過去にやったことのある習い事を教えてください。

 

 
 

◆させて良かったと思う習い事を教えてください。

 
 

 
 
過去にやったことのある習い事もやってよかったと感じている習い事も全体としては水泳がダントツ1位です。
 
 
特性別では、楽器、音楽教室は、ASDタイプのお子さんに人気があるようで現在やっている習い事、過去にやって良かったもので1位ですが、ADHDタイプでも過去にやって良かったものでは2位となっていました。
 
 
プログラミング・パソコン教室・ロボットがさせて良かった習い事として、混合タイプで、3位に入っていました。
 
 
 
 

◆良かった理由を教えてください。

 
 

水泳

 
”日々の練習がないので続きやすいと思う。だんだん体力もついてきた”
 
 
”水に顔を付けるのが苦手だったがプールに通っていたら気にしなくなった”
 
 
”水泳を習って4泳法の泳ぎ方をマスターできたのは本人の自信になった。単調なスイミングの練習は嫌でやめたが、今も泳ぐのは好きで学校の体育は楽しんで参加しているし、プールに遊びに行くのもとても楽しんでいる”
 
 
”ゆっくりですが上達し、学校の水泳の時間が苦にならずにすんだ”
 

楽器、音楽教室

 
 
”得意を伸ばせそうなところが良く、最近は好きな曲を自分で音を拾って弾いている。練習につまずくことも多いが、何度もやることで自身に繋がることが学べていると感じている”
 
 
”楽器に慣れていたことで、保育園の音楽会に参加できた”
 
 
”ピアノは指先の力がついて、リズム感も良くなった”
 
 
”音楽や楽器が好きなので楽しんでいたし、発表会もいい思い出になった”
 
 

体操、リトミック

 
 
”身体の使い方が不器用でコツを覚えるのに少し時間がかかるが、できるようになると、どんどん上達するので、本人の自信に繋がっていると思う”
 
 
”学校での苦手意識がなくなった。また難易度の高いものをできるので、自信になっている”
 
 
”運動は得意な方だと思えるようになった”
 
 
”先生が息子の調子に合わせて無理なく指導してくれるので”

 
これまで、経験されてやって良かった習い事はとても参考になりますね。
 
 

◆現在、習い事に関してお悩みはありますか?

 
 

 
このように全体の80%の回答者が子どもの習い事に関して悩みがあると回答。タイプ別では、ADHDタイプでは85%、ASDタイプでは79%、混合タイプでは73%があると回答しました。
 
 
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2.習い事に関するママのお悩みTOP5

 
 

◆習い事に関するママのお悩みTOP5

 
 
習い事に悩みがあると、お母さんは気が重いですよね。
 
 
具体的にどんなお悩みがあるのか、伺いました。
 
 
 
 
1位「習い事に行きたがらない」を選択した回答者は57%で習い事に行きたがらない様子に悩まれている保護者の方が一番多いことがわかりました。
 
 
2位「集中しない」」「家で練習しない」42%。
 
 
4位「長続きしない」25%でした。
 
 
 
 

◆特性別

 
 

 

 

特性別でもどのタイプも1位は「習い事に行きたがらない」でした。2位「集中しない」3位「家で練習しない」の順位はASDと混合タイプは、同じでした。

 
 

混合タイプはADHDの特性も持ち合わせていることになるため、「集中しない」や「家で練習しない」を選んだ人の割合がASDタイプより多かったのは納得がいく結果となりました。

 
 
ADHDは2位に「長続きしない」が入っていて、こちらもADHDの特性から新しいことに興味が移り、長続きしない様子にお母さんが悩まれていることが分かりました。
 
 

3.習い事のお悩み解決!

 

◆習い事をやめた理由を教えてください。

 
「子どもがやめたがったため」がダントツで1位で、先生との相性が悪いためが2位でした。
 
 
習い事は本人がやめたがったら、やめられることもあり、本人の意向を大事にされていることがわかりました。先生との相性も大事にされていることが伝わってきました。
 
 

◆これまでに習い事のお悩みをどのように解決してきたか教えてください。

 
 
主に、本人がやりたくなければやめるお母さんの対応先生と相談という3つの方法で解決されてきたことがわかりました。下が具体的な回答です。
 
 

①本人がやりたくなければ、やめる

 
”欲張らず、続けたいものだけに絞った”
 

”行くのを拒んだときは、無理に行かせない”

 
 

②お母さんの対応

 
”時間に間に合うように、早めに知らせる”
 
こまめにできているところを指摘したり、以前より良くなったところを伝えた”
 
”取り組んでいることをしっかり声かけして、『できている』ということを意識付けしていきました”
 
”習い事の後に「ご褒美」を示して行かせています”
 
”本人が希望してやり始めたが続かないなら、理由を聞く”
 
短期目標を相談してご褒美をあげる(水泳なら、まずゴールをクロール、手だけ足だけの進級スモールステップを短期目標にする、毎回言葉とおやつのご褒美)”
 
”本人のやりたいこと(ゲーム)の前に練習させる”
 
親が興味を示しながら、一緒に取り組むことで解決してきた”
 
 
 
 

③先生と相談

 
 
”先生にこういうやり方が効くと話す”
 
”どうしても集中できない理由を先生にお伝えし、先生にもできる範囲で声かけしていただくことにしています”
 
 ”あった先生のところで習う。特性への理解ないと無理です”
 
 ”体験時に先生に特性の話をしておく。時々、迎えの時などに様子を聞くなどして会話をする”
 
”学校生活で体力と気力を使い果たしてしんどい時期は、休会させてもらい、エネルギー充電したら、また復帰することで、長く続けられている”
 
子どもの特性をまず話し、受け入れてくれる所にしか通っていないので悩みは今はありません”
 
 
ママたちが試行錯誤しながら、色々と努力されて、勇気を出して相談されたり、思い切ってやめる決断をされてきているのが伝わってきますね。そんな中での成功体験はとても参考になりますね。
 
 

◆習い事の先生に特別にお子さんへの関わり方や特性について伝えていますか。

 
 

 
 

ASDタイプと混合タイプは伝えている方が62%以上で多く、ADHDタイプは伝えていない方が62%と多い結果となりました。

 
 

◆伝えていない理由

 
”様子を見ていて問題がなく、伝える必要がないと思ったので”
 
”いまのところトラブルなく行けてるため”
 
”伝えなくてもやっていけたから”
 
 

◆先生にどんなことを伝えていますか。

 
”集中力がなく他事を考えていたりして指示が通りにくい事があると伝えている”
 
”全体での声かけなどでは、分からないこともあること”
 
”耳からの情報は理解が難しいので、見せて伝えていただくこと。声をかけてから、本人が気がついてから指示をしていただくこと”
 
”切り替えが苦手なので、時間がかかることがあります”
 
”慣れない環境に入るのが極端に苦手で、目を合わせたり声を出すことができない”
など、先生に子どもの特性を伝えて、子どもへより良い関わりをしてもらえるように努力されている様子が伺えました。
 
 
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4.もう迷わない!子どもの習い事のお悩みはNicotto!ライブでまるっと解決

 
 
今回、お子さんの習い事についてお聞きしたところ、80%のママが子どもの習い事のお悩みを抱えていると考えていることが分かりました。
 
 
お悩みは、習い事に行きたがらないことや集中しないこと家で練習しないこと長続きしないことが、上位をしめていることが分かりました。
 
 
解決策としては、本人がやりたくなければやめる、お母さんの対応、先生に相談していることがわかりました。
 
 
ここで注意していただきたいのは、具体的な対応については、お子さんの特性や興味・関心、お子さんとお母さんとの関係によって変わってきます。お子さんには今どのような対応が必要なのか見極めることがポイントです。
 
 
 
 
その方法をNicotto!ライブでお伝えしています!今こそ、新学期までにお子さんの習い事の困りごとへの正しい対応を学んで、解決できるママになりませんか?ぜひパステルキッズの子育てがうまくいった体験談を聞いて、新しい視点を得てくださいね。
 
 
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執筆者:山田ちあき
(発達科学コミュニケーションリサーチャー、臨床心理士)
 
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